隣人 | 負けるが勝ち犬

負けるが勝ち犬

40歳を前に突然会社を辞めてしまった女、独身。しかし、ここからが真骨頂の「リアルタイムサクセスストーリー!」…勤労意欲をなくすこと1年10カ月。のち、不惑にして東京デビューの荒技に出るも、2年後の春にリストラに!またまた崖っぷち~!

ご近所を歩いていたら歩く


「今まで住んでくださってありがとうございました」

と、前方を歩いてくる女性から声をかけらた。


一瞬、誰? と思った。が、マスクを外した彼女は大家さんだった。


「あ、こちらこそお世話になりました」

と、答えるオラ。


すると、すかさず


お隣さん (♂)、やっぱりうるさかったですか?」

と、聞かれた。


あれ、やっぱ大家さんも知ってたんだなぁと思いつつ


「あぁ、ちょっと変わった感じの方でしたよね」

と答える。


夜中に大声で歌ったり、音楽を聴いていたり

デカい声で独り言をつぶやいていたり…

たまに呪いの呪文のような罵詈雑言までシャウトしていたり(しかもそれが夜中にだったこともアリ)

じつに不思議な隣人だったん?

あまりにも突飛なセリフを(ひとりで)しゃべっていたりするんで

オラはいつの頃からか

「あぁ、この人は声優さん(のたまご)なんだな」

「そんで、セリフを練習しているんだな」

と、勝手に思い込むようになっていた。


もしかしたら、俳優のたまごかな?

いや、お笑い芸人なのかも?


などと、もはや そういう職業の人だと疑う余地もない思いで暮らしていた。


「本当にご迷惑をおかけしました」

と、大家さん。


「あ、いえいえ、私ずっとお隣さんは声優さんかなとか思って暮らしていたので。きっと練習しているんだとばかり思って、さほど気にしてなかったんですよ」

と、答えた。


今になって判明したんだが


「お隣の方はSE(システムエンジニア)です」と…。


え、えぇぇぇ泣

そーなのーーーうさ。汗


怖い~あせる

怖い~あせるあせる


夜中の呪文&罵詈雑言…

セリフの練習ではなく、リアルなつぶやきだったのねーー泣


知らぬが仏とは、まさにこのことか…がーん


過日引っ越してった彼女、どうやらこの彼のうるささ、奇声が原因だったようだ…ヒラリヒュル~


ただ


うるさいランキングでいくと

この彼の夜中の奇声より


お向かいのおたくの夜中にきまって吠え続ける犬の声のほうがヘビーだったかも…


ワンワンワンワ~ン

ならまだしも


かなりの割合で、キャンキャンキャンって悲鳴も混じるので、いったい何がいるのかと(見えているのかと)想像するとそら恐ろしいものが…


なんか、こうして文字化してみると、とても劣悪な環境下で暮らしていたように感じられてならない…


実際そんなことはないんだけどな。

むしろ、ステチな所だったと 去るに忍びない思いでさえいるんだが…



東日本大震災復興支援プロジェクト「ツナガルJAPANプロジェクト」