大観音さまのふもとに広がる住宅街にある歯科医院で、なにやら面白い「健康教室」が開かれるということで
この強風のさなか
泉ビレッジ行きのバスに乗り込み、はるばる中山まで行ってきましたーー!
体のゆがみとか、食生活の話もそこそこ面白かったのですが
何よりおどろいたのが
人間関係のストレスについての話でした。
実験台で、とても丈夫そうなある一人の青年がみんなの前に立たされたのですが…
実は、彼には内緒で、先生(歯科医)が左手でオッケーの合図を出したらこちら側に座っている我々生徒が皆で一斉に「大好き」と、心の中で呟き、先生が人差し指を立てたら「大嫌い」と、心の中で呟くという打ち合わせをしていたのです。
この打ち合わせの間、丈夫な青年には(わざと)外で新鮮な空気を吸ってきて下さいという指示をしていました。
で、いざ実験!
丈夫な青年には、ゲンコツを作った状態で力を込め左腕を前に突き出してもらいました。
先生が彼の腕の上に手を乗せて思いきり下に押し下げようとするのですが、なにしろ彼は丈夫なので、なかなか押し下げることができません。
そこですかさず先生から人差し指サインが出まして、「大嫌い」って、思うことにしました…。
するとすると
なんと、一気にガックンと彼の腕が下がってしまったのですよ!
打ち合わせの内容をまるで知らない彼は「アレッ」と、非常にナイスなりアクションをして驚いていました。
すると今度はオッケーサインが出されたので「大好き♡」と思うことにしました…。
今度はびくともしません。 頑丈!パワーもりもり。
彼も一安心したようです。
このように、人の思いというのはあなどれないというか、すごい力があるのだということらしいです。
どうしても嫌な人間がいたり、反対に自分が嫌われていたり…
そういう人間関係のストレスをなくするためにはどうするか?
という問題に、これは応用できるのだそうです。
と、いうのは
次に
みんなが一斉に「大嫌い」の思いを彼に送り続ける中にあって、今度は彼が「大好き!」と、そんな我々に対して思ったところ、ガックンと下がるであろう腕が、ぷるぷるして徐々に下がりつつも、それほど脱力はしなかったのです。
また、引き続き「大嫌い」と思い続けている我々に対し、「ありがとう」と(彼が)思ったところ、さっきの「大好き」よりさらにもちこたえて力を出していたのです。
いじめられたり嫌われたりするとどうしても精神的に弱くなり、体にも不調があらわれてきますが、「大好き」「ありがとう」と思う方法でこうした人間関係のストレスを少なくできるということらしいです。
という感じで、とても不思議・面白い「健康教室」でした。。