そういうえば昨日は
ダイエー仙台店にて、バッタリ元同僚と会ったのだった
「あら!おひさしぶり~」
という声とともに、懐かしい彼女の笑顔があった。。
彼女は娘(小学五年)さんと二人でお買い物のようだった。
「こんな庶民的ところで会っちゃうなんてね、あはあは」
と、彼女は笑い、オラも笑い、共に再会の喜びを庶民的なデパートの一角でかみしめあった。
「どう、仕事は?」
と、ふいに質問される
実は、まだ元同僚たちには誰にも、オラが新しい会社に就職するのを辞退したことを言ってないのだ…
(だからみんなオラのことを新しい会社でバリバリ正社員で働いているものだとばかり思っているのだ)
非常に困りつつ
「あ、う、うん、まぁ、ボチボチ…色々と大変だよ、あはあは…」
と、曖昧に答えてみる
「へぇ!なんか弱気ね、なんてどうしたの!!」
と、激をとばされつつ
「あ、なんかまた誰だっけ、結婚して寿退社するって話し聞いた?」
と、何気なく話しをそらしてみる
「え!そうなの、すごいねぇ」
「なんかさぁ、私と清ちゃん(オラと同い年)があいついで辞めたらそのあの職場、その後すごい寿ラッシュでさぁ、なんだろうね、まるでオラたち辞めて気の流れが一気に良くなったって感じだよね(笑)」
というと
「ほんとだねぇ~!」
と、彼女はニコニコあいづちを打っていた。
が、同時に二人で
「あ゛!!」
と、言ったまま一瞬沈黙…
いいんだよ、いいだよ、本当のことだから
全然気にしてないから
恐縮する彼女をなだめるの図に、小学校5年生の娘さんがひそかに焦っていたのをオラは見逃さなかった…