以前、言語療法(ST)の時間に
500マイルという曲を唄い始めたと書きましたが、

http://ameblo.jp/abalonetopia/entry-12187369521.html

その課題を作業療法(OT)の時間でも
共有してもらえることになりました。

例の実験的な電子カルテの成果か、
別事業所同士でも、とても上手く連携してもらえてます。





●8月30日

この日はまず、首と肩を中心にほぐしてもらいました。
かなり緊張が高かったようです。




それからiPad操作に関して、
作業療法的なアプローチをしてもらいました。

●お湯で柔らかくする樹脂を使って「握るモノ」を作りました。
握り込み過ぎを防いで手の操作性を上げるためです。






(大人のオモチャではありません・笑)


●iPadに、ダンボールでカバーを作って必要のない画面を塞ぎ、
操作しやすくしました。


(暫定なので見た目は良くないです)


作業療法・500マイル (2016-0829)
https://www.youtube.com/watch?v=zNLvk8mUfmc&feature=youtu.be


●タッチペンには、もう少し何か工夫が必要だということが分かりました。
これは次回の課題となりました。







●9月12日

この、タブレット端末と音楽ソフトを使っての挑戦を、私達は
500マイルプロジェクトと名付けました。

もちろん本物の楽器には敵わないですが、
OTさん、STさんの協力で、
何とか「弾き語り」を実現させよう!となったのです。


※使用ソフトはこちらです↓↓
【DEMO】APPLE GarageBand for iPad
https://www.youtube.com/watch?v=WN_b8PtCeag


●前回からの課題だった「iPad本体のカバー」は、
封筒にダンボールで作った板を貼り付ける事で解決しました。




●またタッチペンに関しては、
手袋の指先生地に電気を通す糸が編み込まれた指サックをかぶせ、
持ち手グリップとの組み合わせで、
とても操作性の良いスティックが出来ました!


こういう道具は個々人に合わせたモノが必要です。
なので、身近な材料で簡単な加工で出来るのが
好ましいと思います。
●導電糸使用の指サック
http://item.rakuten.co.jp/connect/yubisaki/





ちょっと前までは
もしかしたら弾き語りも可能かも?くらいの
漠然とした「夢」でしたが、
今の手応えからすると、それはもう

「夢」ではなく「目標」になった気がします。

健常者だった頃と同じように、
大好きなギターをまた自由に弾きたいんだろうけど、
今はまず目の前の課題をクリアしたいです。


Rome was not built in a day.
We will rock the hard!