今年も24時間テレビが放送された。
毎年この番組の名前を見聞きする度に憂うつな気分になる。
他所でも書いたけど、この番組は大っ嫌いだ!
「可哀想な障害者にお恵みを!」という主旨、
傷痍(しょうい)軍人が路上で物乞いをしていた時代と何も変わらない。
障害がある人は健常者から手を差し伸べられなければ
何も出来ない存在でしかないの?
そんな事は絶対にない!!!
だから私は「愛に溢れた健常者さま」が 、
ご活躍をされる様子を見せられても何も感動しないんだ。
吐き気がするだけ。
一生懸命な姿が素晴らしいのは、
その人が「障害者だから」じゃないし、
ダンスに打ち込む姿を応援したくなるのは、
その子が「ダウン症だから」じゃない。
愛で地球を救うというなら、
原発の再稼働を止めて欲しい。
貧困にあえぐ者に仕事をまわして欲しい。
でもそんな、社会的に「ややこしい」課題には手を出さないよね。
もちろん、障害や難病と闘ってる人達に、
世間の注目が集まるのは悪いことだけじゃないとも理解してる。
番組で取り上げられて認知度が上がって、
少しでも何かの問題解決に繫がるなら、それはそれで有意義だし、
出演されてる当事者さん達の真摯な姿には心を打たれるよ。
でも、だったら、
本気のチャリティーにしろよ!と思う。
少なくとも「アイスバケツ・チャレンジ」は、
全て参加者の持ち出しで、
賛否両論あったけどALSという名前の認知度は格段に上がった。
それに比べて24時間テレビは、
チャリティーと言う名目のTVショーに障害や難病を使っての人集め、
右や左の旦那さま~!って感じに見えて仕方がない。
私のブログ友達に障害者施設の職員さんがおられて、
その人の施設では重い障害のある子供達が24時間テレビを
毎年とても楽しみにしてるそうだ。
普段テレビでは見かけない「自分と似た境遇の人達」が
「ジャニーズ」(←カッコイ芸能人)と一緒に番組で頑張ってるという事実だけで、純粋に応援したくなるんだと思う。
そういう「応援したい!」という人達も存在するんだから余計に
「もっと真剣に番組づくりをして欲しい」と思うんだ。
カツが障害を負って以来、私の、
この番組に対する感情は変わった。
この番組に対して嫌な感情を持ってる障害者やその家族が居るってことを、
テレビ局をはじめ世間の健常の皆さまにもっと広く知って欲しいと思う。
そして、もっと良い番組にして欲しいと願ってやまない。