先日の大幅値上げにもめげず、リハビリ病院の喫煙スペースには、
患者を始め、看護士、介護士、お掃除のスタッフさん、そして医師までと、
病院内の雑多な人種が集まって、いつも会話に花が咲く。

私はもちろん、喫煙を勧める訳ではないのだけれど、
その場所でなければ聞けない様な、貴重な話も飛び出したりするので、
結構、楽しみにしていたりもする。

そう言えば、先日、こんな話を聞いた。


ヘルパーさんに、
「サンマを二匹、買って来て。」と頼んだら、
「二匹目は誰が食べるのですか?」と尋ねられたと言う。

現在の介護保険の枠組みの中では、ヘルパーさんは、
介護を必要とする「ご本人」に対する援助は出来るけれど、
それ以外の事は「してはいけない。」という規則があるらしい。
つまり、買ってくるサンマを食べるのが、
介護保険でヘルパーを派遣してもらっている「本人」なら良いのだけれど、
「家族」が食べるサンマを買ってくるのは規則違反になる、と言うのだ。

この話をして下さった方は、奥様と二人暮らしの車椅子のご老人で、
最近は奥様も体調が思わしくなかったので、買い物をお願いした、との事だった。

結局その方は、
「俺が二匹、喰うんだよ!」と言って、買ってきてもらったらしいのだけれど、
実際の生活に即していない、その「規則」って、何なの?と疑問に思う。



そう言った話を事前に知っていたので、
私達は自分達の暮らしにヘルパーさんをお願いする事を、かなり躊躇していた時期がある。
けれど、ケアマネージャーさんの提案で、
(私の体調が悪く、家事負担の軽減を提案して下さった。)
障害者手帳の自立支援で、ヘルパーさんに来て頂く事になった。

介護保険と、全く同様の手続きで、面談をし「レベル」の判定がある。
結果、カツは「区分6」となり、現在は週に一度、2時間の「家事援助」を受けている。
殆どは、家の掃除で終わってしまう、この2時間なのだけれど、
まれに買い物もお願い出来るので、とても助かっているし、本当に有り難い。
こんな事なら、もっと早くお願いしていれば良かったなあ、と思っている位だ。

どのヘルパーさんも非常に仕事熱心で、おまけに言葉の不自由なカツにも、
積極的に声をかけて下さって、とても感謝している。



そんな仲だからかな?
昨日のヘルパーさんに、例え話として、こんな事を聞いてみた。

「例えば、お洗濯をお願いしたいとして、でもウチの場合は二人暮らしなので、
主人の下着だけって訳じゃなくって、私の下着も一緒になってると思うんだけど、
そういう場合はやっぱり、洗濯物をイチイチ分けないといけないのかしら?」

私の、この質問を聞いていたカツは、
先日のサンマの話を思い出したらしく、大声でこう言い放った。

「そのパンティー、俺が履いてるって言うのサ!!」
相変わらずの大バカ発言だった。













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