毎日そろばん教室をしています。
少人数制なので100%個別指導を目指しているわけです。
小学生でも高学年と中学年、小学年では指導方法に大きなさがあります。
今回は9歳の男の子。
彼は、本当に口達者。
言い訳が多い。
すぐトイレに行く。
でもそろばんは好き。
自分のできる問題しか取り組もうとしない。
クラスが始まって20分経ったところでやっと始める準備にとりかかる。
思い起こせば、1年半、ず~~~っとこの姿勢、態度は変わってない・・・。
調子のいい時はいいのですが、少し壁を感じると乗り越えようとするのに時間がかかる。
人類は皆、生まれ持った気質や行動は違うので、一人一人の性質や性格は全て受け入れることは、コーチングの基本の基本であります。
大人の都合のいいように子供は勉強してくれません。
だから’先生’や’コーチ’と呼ばれる人がいるのです。
先週この彼は、都合のいい理由をべらべらと述べ、結局しなければいけない問題に取り掛かることができませんでした。
そして、「トイレに行っていい?」とか、「お水飲んできていい?」とか「この問題していい?」とか何でも聞いてくる。
そのような傾向のある子供たちは、家庭で「○○しなさい!」といつも指示されている場合が多いのが特徴です。
コーチとして、私はこのような対応をしました。
彼:「先生、この問題していい?」(簡単な問題)
私:「○○くん、この問題をして、あなたの目標の;6級に合格する’に少しでも近づくと思う?」
彼:「だって、そろばんをするんだよ?」
私:「そろばんの練習は必要だよね。6級の問題はどんなのか知ってる?」
彼:「うん。」
私:「君の言ったこの問題をすると目標達成にどのように役に立つ?」
彼:「だって、ボクこの問題やりたいんだもん!」
私:「じゃあ、いつ6級の問題の練習始められるの?」
彼:「来週!」
私:「分かった、約束ね。」
彼は、今週のレッスンで、なんとかなんとか、6級の問題の練習に取り掛かることができました。
ポイントは、いつ6級の練習をするのか、自分で約束させることです。こちらから、じゃあ、来週はやりなさいと言ったところで、またいつもの繰り返しでしょう。それは大人からの’指示’だからです。
しかし、今回は自分で’いつ’を言わせ約束させることに成功しました。
その日のレッスンは6級の練習ができなかったわけですが、来週のプランをたてることができました。
あせらず、根気よく、じっくり取り組めば結果がついてきます。
保護者の方には、頻繁にコミュニケーションをとっておくことが無難でしょう。
「最近、このような態度、姿勢なので、このような対応を取らせていただいています。この対応は○○のような結果、効果が期待されるからです。何か、気になることがありましたら、お気軽に尋ねてください。」など、指導のスタイルを理解していただくことにも徹しておきましょう。
今日のポイント:子供自身にいつこの問題に取り掛かることができるのか問う。
