「ある親子の挑戦」

みなさんこんにちは。
最近私の周りには、仕事にプライベートに一生懸命な人が多く、とても充実しています。
毎日がとても楽しいのですが、ふと「この頑張りがこの先どこに繋がっているんだろう?」と、人生の方向性がわからなくなるときがあります。
人生の方向性がわからなくなると、何をしても不安になりますよね?

そんなとき、私はいつも「ホイト親子」の話を思い出しています。
この話を思い出すと、私はいつも力が湧いてくるんです✨
今回はそんな「ホイト親子」についてご紹介したいと思います。

◆「ホイト親子」について
「ホイト親子」こと「父・ディック ホイトさん」(以下ディックさん)と「息子・リック ホイトさん」(以下リックさん)は、アメリカのボストン在住の親子です。
息子のリックさんは生まれつき全身マヒの障がい者です。
頭を少しだけ動かすことができたことから、頭で押すボタンがついた装置を通して文字を入力して人とコミュニケーションを取ることができます。
ですがそれ以外はまったく身体を動かすことができません。
ディックさんはそんなリックさんに文字を教えます。
リックさんはそこから勉強して、一般の中学校に入学するまでに至ります。

そんなリックさんが学校から1枚のチラシを持ち帰ってきたことから、ディックさんの挑戦が始まります。



◆「ホイト親子の挑戦」
学校からもらってきたチラシには、「チャリティーマラソン参加者募集」の文字が。
リックさんは「僕、チャリティーマラソンに出たい」と言います。
ですがリックさんは身体が動きません・・・・・

そこで父・ディックさんは、車いすにリックさんを乗せ、車いすを押す方法でチャリティーマラソンに参加します。
運動不足で身体は限界でしたが、見事完走!
そのときリック君がものすごい笑顔をみせたことにやりがいを感じたディックさんは、これ以降車いすにリックさんを乗せて押すスタイルで、何度もマラソン大会に参加していきます。

そしてマラソン大会に出始めてから5年後、ついにフルマラソンの大会である「ボストンマラソン」を3時間を切るタイムで完走するに至ります!

さらに3年以上のトレーニングを積み、トライアスロンの大会である「アイアンマン世界選手権」も完走してしまうのです!
トライアスロンでは、リックさんをボートに乗せて引っ張りながら3.8kmの海を2時間弱で泳ぎきり、そのあとリックさんを乗せた2人乗り自転車で180km(東京~静岡間と同じ距離)を走り切り、さらにこれまたリックさんを乗せた車いすを押してフルマラソン(42.195km)を走り切ります。
合計タイムは14時間26分。途中の休みはありません。

ここまでの話を知ったとき、人間の純粋に「ディックさんの力の源はなんだろう?」と考えました。
あきらかにディックさん自身の限界を超えており、しかしながらそのチャレンジで何か見返りがあるわけでもありません。    
この話を聞いて、私は「人生何のために頑張るのか?」ということを真剣に考えるようになりました。


◆「人生何のために頑張るのか」
「人生何のためにがんばるのか」というテーマは、答えは人によって違いますし、正解はないと思います。

大切なことは、「目標や目的のためなら、何年も地道な努力を続けられるかどうか?」ということだと私は考えています。

ディックさんは息子のリックさんの笑顔のために頑張ったと言っていました。
そしてディックさんは、きっとリックさんの成長のために頑張ったのだとも私は思います。

ディックさんはそのために、トライアスロンを完走するまでに10年近い年月を努力し続けました。
最初は10kmを満足に走れませんでした。
トライアスロンに挑戦すると決めてからは、最初は5Mしか泳げないところから、また自転車にも満足に乗れないだけでなく、自転車をリックさんを乗せるために改造するところから。

小さな努力を目的に向かって愚直にコツコツとできるかどうかは、「何のために頑張るのか?」「誰のために頑張るのか?」というところが明確かどうかにかかっているのだと、私は思います。

明確だったからこそ、その愚直な努力がフルマラソンとトライアスロンの完走という成果になったと感じています。

私自身も社会人になってからは、自分のため以上に、職場の仲間のために頑張ったときが一番成果が出ました✨
そういう時の感情は一言では言い表せないくらい良いものなんですよね♪

ちなみに息子のリックさんはその後、全身マヒでありながらボストン大学に入学・卒業という快挙を達成します。
卒業後は障害者向け器具の研究者になったとのことです。
想いは伝わりますね♪

◆締め
「何のために頑張るのか」「誰のために頑張るのか」明確にして、大きな成果のために、小さな努力をコツコツと積み重ねる。
そうすれば自分の人生はより良いものとなっていくと思います。

私は「何のために頑張るのか」「誰のために頑張るのか」明確にしてから、やることがシンプルになりました。

それこそ仕事のための勉強や、人に会うこと、筋トレ、美容に気を遣うことなど♪
目標が明確になると、小さな努力も楽しくなります!

皆さんもぜひ、「何のために頑張るのか」「誰のために頑張るのか」という目標・目的を明確にしてみてください。

それではまた。