ここいらで夫の話を。


先日、川越散策のブログを書きましたが、

神社で⛩お参りした際に

10歳の娘が

「パパの心が広くなりますように」

と、お願いしていた😅


そうなんです。

我が家の夫は、心が狭いのです!

そして、共感が苦手。


決して、悪い人ではありません。

人に親切にできる、いい人です。

ちゃんと仕事もするし、

家事も手伝ってくれます


だけど、、

子どもを育てるには、

私の様なたまに

副作用でグダグダになっちゃう人

と暮らすには、

もう少し寛大さ?寛容さが必要だなー

と思うことがしばしば。


おそらく、自分基準を変えるのが苦手

子ども目線ではどうかな?

妻目線ではどうかな?

って考えることが

苦手なんだろうと、

今では思います。


私の膵臓癌が

3年4ケ月前に見つかってから

そんな夫とどう向き合って暮らしてきたか

少しずつ記録していきたいと思います。


私と夫は

職場で知り合って結婚した

普通の夫婦でした


お互いに譲れないタチなので

よく喧嘩はありましたが

子ども達の幸せを願う

気持ちは共有していましたので

それなりに楽しく暮らしておりました。


そういう家庭も多いとは思いますが、

我が家も

家のこと、子どものこと、家計のこと、

ほとんどが母である私が中心となって

回っていました。


夫は、頑張って働いてくれればそれでOK

と思っていましたし

手も出さないし、口も出さないので

それなりに楽チンに暮らしておりました


そこへ、私の膵臓がん発覚です。


まさに青天の霹靂。

夫はちょいちょい

風邪など体調不良がありましたが

私は寝込むこともなく

それまで元気に暮らしていました。


というか、私は調子が悪くても

家事をこなしてしまうので、

夫は誰かの世話をしたり

体調を思い計ったり

する経験がなかったのです


まあ、正直言えば、

ツワリで辛いときもあった

夜寝られなくて辛い時もあった

ちょっとした心の病で、

辛い時も。。


色々乗り越えてはきましたが

夫の共感力は

全く伸びていませんでした😅


もちろん、夫は

突然の癌告知で

落ち込む私を励まします。

でもすぐに

「きっと治る」

の一点張りに。

私が不安になると、

そんな気持ちじゃダメだ!

みたいな。。


癌の治療やなんかも

始めは調べてくれたりもしましたが

すぐに飽きてしまうのか

「○○(私)がよく調べてるから、

俺には必要ないよ」みたいな。


抗がん剤の副作用で

気持ち悪い日が続いても

夫は目の前で晩酌を楽しみ。。


調子はどう?とか

痛みはどう?とか

大丈夫?とか


夫からは、全く出てこない言葉でした。


ついに、手術!という頃になって

膵臓癌になったと伝えていた友人達から

たくさんの励ましのメッセージが届きました。


皆、私の心が前向きになれるように、

色々考えて、言葉を選んで送ってくれました


それを読んで、

入院中の夫からのLINEが

業務連絡だけなことに気付きました。


アレはどこ?

子どものコレはどうするの?

がほとんど。


家事と子どもの世話に追われて、

私のことを考える暇もないのでしょう


それにしても、

これから命を賭けた大きな手術をして

どうなっていくか分からない体で

頑張らなきゃならない私に、

何か言うことはないのか!!


と、夫にキレたのを覚えています。


私は、たくさんの人に応援されている

でも、夫であるあなたからは

何の応援も励ましも感じられない!と。


このままではダメだと思いました。


夫は、、

共感力がなさすぎる。。


もし、もし、

私がいなくなってしまったら、

この共感力に乏しい夫が

娘二人と仲良く生きていってくれるだろうか。


そう思った私は、

真剣に、

夫と向き合うようになりました。


次回へ続く。