人は
余りに耐え難い
現実を
目の当たりにすると
悪夢のようだ
夢なら覚めてくれと
頰をつねったりする
人は、
素敵な出来事に
遭遇した時に
夢なら覚めないで
欲しいと、
願ったりする
寝ている間の夢なんて
他愛ないもの
覚めたら、
いつしか忘れる夢なんて
私も初めは、今
自分の周りに起きた
この現実を
悪夢のようだと
思った
どうやら、逃れられない
現実だと理解した時
今まで、何もなく
平穏な時を
過ごしていた頃が
夢だったのだ
と思うようになった
楽し頃は、後に来る
恐ろしい現実など
予測出来ないのが
人の性(さが)
楽しい日々は、
人を傲慢にし
命に対して、
無防備にさせる
自分に限って
そのような病気には
ならないとか
認知症には、
ならない
と、根拠のない理由が
その傲慢さから
出て来る
現実と言う悪夢
悪夢のような現実
まるで、
これを体験せずには
人間として
死ねないかのように
そして、周りの者を
試すかのように
寝ても覚めても
離れることもなく
その背中を重くして
うつ向かせる