欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は21日、デフレの脅威はなく、一部の加盟国がユーロ圏を離脱する可能性があると言われていることについて「根拠はない」との認識を示した。 総裁は欧州議会の委員会で「現時点ではデフレの脅威はない。われわれは現在、とりわけ商品(コモディティ)価格の急落によるディスインフレの過程にある」と証言。インフレ低下が景気を押し上げるとし、「喜ばしい展開」と語った。 また、現在の金融混乱を受けて一部の国がユーロ圏からの離脱を検討する可能性があるとの見方を否定。「根拠のないうわさ」と述べた