ドル/円   終値    95.50/56
       始値    95.46/50
   前営業日終値    95.50/56

ユーロ/ドル 終値   1.2691/97
       始値   1.2738/40
   前営業日終値   1.2875/81
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28日のニューヨーク外国為替市場は、薄商いの中をドルがユーロに対して上昇した。世界的な景気後退懸念の高まりや株式市場の不安定な動きを背景にドルへの逃避買いが膨らんだ。
 極度のリスク回避志向やリパトリエーション(資金の本国還流)がこのところドルを支えている。
 一方、ユーロは売り圧力が高まり、円やポンドに対しても下落した。ユーロ圏のインフレ鈍化を背景に、欧州中央銀行(ECB)が来週の理事会で大幅な利下げを行うとの観測が背景。
 感謝祭明けのこの日は取引が低調だった。テンパス・コンサルティングの為替トレーダー、グレッグ・サルバッジョ氏は「非常に薄商いだ。序盤の年末商戦が極めて不調との見方や世界株安がドルを支援している」と語った。その上で「ユーロ/ドルは当面1.26─1.30ドルの狭いレンジにとどまるだろう」との見通しを示した。
 午後序盤の時点でユーロ/ドル は1.5%安の1.2692ドル。一時1.2647ドルに下落した。
 主要6通貨に対するICEフューチャーズUSドル指数 は1%高の86.543。ただ、週間では約1.2%下落した。
 一部のアナリストやトレーダーは、ロンドンフィックス(1600GMT)で、大規模な月末のドル買い注文が入ったこともドルを支えたと指摘した。
 アクション・エコノミクスの為替アナリストは顧客向けリポートで「フィックス時点でユーロ/ドルは1.2693ドルだった。その後すぐに1.2673ドルへ上昇した」と述べた。
 ユーロ/円 は1.5%安の121.26円で取引された。この日の安値は120.50円だった。
 ドル/円 は0.1%高の95.49円。