ニューヨークから帰って来た翌日も元気に観光です
行った場所はニューハンプシャー州のポーツマス
昨年秋行ったものの『ポーツマス歴史博物館/ジョン・ポール・ジョーンズ・ハウス』が閉まっており無念の出直しとなったのですが、両親も行きたい場所にポーツマスも挙げていたのでちょうど良い機会でした
(無念のポーツマス記事はこちら→http://ameblo.jp/abaaba-part4/day-20111106.html )
両親も私達もポーツマスに行きたい理由
ポーツマス条約締結時の全権大使が小村寿太郎だったのですが、この小村寿太郎、宮崎県出身なのです(私もです
)
ちなみに小村寿太郎は第一回文部省海外留学生に選ばれてハーバード大学へ留学し法学を学んでいたようです
そんなわけで、両親はやはり宮崎が生んだ偉人の功績を見たいと思い、ポーツマスは行ってみたい場所だったようです。私達も同じ。
この条約が当時無名だったポーツマスで開催された理由は、
ワシントンDCを選ぶと講和会議にアメリカが介入する印象を世界に与えかねないということで見送られ、ニューヨークやボストンなどの都会からもそれほど遠くなく、さらに潜水艦の建造や修理の為建設された海軍基地があり、両国代表の警備体制にも問題がないという理由からポーツマスが選ばれたとのことです。
多くの報道陣がおしかけ、ポーツマスは一躍有名になりました
↓『ポーツマス歴史博物館/ジョン・ポール・ジョーンズ・ハウス』外観
↓2005年に『ポーツマス条約締結100周年』を記念して特別展の案内版。
↓この条約を斡旋したアメリカ26代大統領セオドア・ルーズベルト。
(後にこの条約締結の功労からノーベル平和賞を受賞している)
日本語でも『平和への誓い』と書かれています。
↓こちら条約締結時に小村寿太郎が座った椅子。
簡単な説明は日本語でも書かれており(細かい説明は英語だけでしたが)、興味深い館内でした。
ポーツマスの市民のサポートと数々の外交努力の結果、こうして条約締結されたということが感じられました。
(ただし小村寿太郎にとってこの調印は苦渋の決断だったようですが・・・)
そしてお隣のお部屋にはジョン;ポール・ジョーンズのお部屋。
さらに一昔前の雰囲気になっています。
↓『ジョン・ポール・ジョーンズハウス』のお部屋。
↓寝室と女性物のドレスが飾ってあります。
↓階段付近
入館料は大人$5(シニア$4)ですが、開館が6月から10月末までなので、行かれる際はご注意ください
やっと来れたポーツマス歴史博物館、これで安心して日本に帰国できそうです
(まだ帰りません(笑))
『The History MUseum of Portsmouth/
John Paul Jones House』
43 Middle St,
Portsmouth, NH 03801
TEL:603-436-8420