そもそも、肌に良い化粧品ってどんな化粧品?
化粧品そのものの「価値」とその化粧品を使ったことにより
得られる「効果」との二つに分けられると思います。
以下の内容が揃っていれば納得ですよね。
価格が安い : 毎日使うものだから安いほうが良い。
安全であること : 肌によくないものが入っていては何にもならない。
手に入れやすいこと: 誰でもどこでも手に入るものが良い。
科学的裏づけの有 : 配合成分が肌に有効であることが科学的に
証明されている方が安心。
良い化粧品を使った時の効果って何?
水分保持力が良い
→肌の潤いは水分の量で決まる。
皮膚呼吸や排泄作用を妨げないもの
→鉱物油で出来た製品は、皮膚呼吸を妨げ、汚れも排泄できない。
弱酸性のもの
→健康な肌は弱酸性。
肌に良い成分を多く含むもの
→有効成分が多く含まれているもの。
紫外線の害を妨げるもの
→UVケアに有効であるもの。
活性酸素について
→抗酸化対策が出来るもの。
まずは自分の肌のタイプを知ってみましょう。
自分の肌タイプに合わせたケアを行うことで
老化を遅らせ、健康な肌をキープすることが出来ます。
ご自分の肌の質を知ることがとても大切です。
肌質のタイプは:
ノーマルスキン(普通肌)
「赤ちゃん肌」の条件に合った理想的な肌。
ドライスキン(乾燥肌)
皮脂の出かたが少ないため、肌の表面の皮脂膜が
うまく作られず、水分も不足しているような肌。
オイリースキン(脂性肌)
普通肌の人に比べて皮脂の出かたが2~3倍多く
肌が脂でテカテカしているような肌。
センシティブスキン(敏感肌)
皮脂の出かたが極端に少なかったり
肌の抵抗力が非常に弱い人の肌。
その他
Tゾーンは脂性肌だが、それ以外の「ほほ」などの
部分は乾燥肌であるなどの「混合型」の肌。
などに分けられますが、最も望ましいのはノーマルスキン(普通肌)です。
自分の肌のタイプの知り方。
石けんで顔を洗ったまま寝て、翌朝の肌の様子を見る。
しっとりしている ⇒ 普通肌(ノーマルスキン)
脂っぽい ⇒ 脂性肌(オイリースキン)
カサカサしている ⇒ 乾燥肌(ドライスキン)と分けていいでしょう。
肌質の違いは角質の水分量を保つ働きのある
「皮脂」と「セラミド」という大変重要な成分にあります。
「 皮脂 」とは?
角質層の表面をコーティングして、角質層の乾燥を防ぐ働きをする。
外部からの異物の侵入を阻止する。
ワックスのような役割も持っていて、ぶつけたり、擦ったりといった
物との接触の時、滑らせて損傷を「 緩和する 」働きもあります。
「 セラミド 」とは?
角質細胞の間を埋める細胞間脂質を構成している物質のひとつで
角質層に水分維持の働きを持っている。
水と油が交互に層状に並んだ構造をしていて乾燥した環境でも一定量の水分を脂質間に「 つなぎ止める 」働き。
この二つの成分が無いとどーなるの?
皮脂とセラミドのバランスがとても重要です!
量が多すぎると「脂性肌」になり、少なすぎると「乾燥肌」になります。
皮脂・セラミドの量に富んでいるのがオイリースキン
皮脂・セラミドの能力が小さいのがドライスキンという事になります。
従って、化粧品は肌のタイプに合わせて選ぶ必要があります。
女性の場合、皮脂・セラミドの量は年齢によって変化します。
個人差はありますが、25歳ぐらいから少しずつ皮脂・セラミドの働きが低下していきます。
まさしく25歳はお肌の曲がり角であるわけですが…
皮脂の分泌、セラミドの量は30歳から40歳になるとさらに減少し、
更年期を境に急激に減っていきます。
お肌のお手入れの基本
肌のためのケアはいろいろありますが
基本となるのは「洗う」「整える」「補う」という
3つがポイントです。