「無添加」と「オーガニック」の違いって知ってますか?
 

㋕ ~ ㋙

 

㋕・カテコール  ★★  酸化防止剤
カラーリング剤など頭髪用化粧品に使われる。
皮膚への腐蝕性があり、ただれを起こす。

㋗・クロルヘキシジン2HCI(塩酸クロルヘキシジン) ★★防腐殺菌剤
抗筋力が強く、持続性もある。主に液状の化粧品類に使用される。
毒性は比較的弱いが、強いアルカリ性のため皮膚、粘膜を刺激することも。

・グアイアズレン  ★★  消炎剤
消炎作用と抗菌作用がありパウダー、乳液、石けん、ハミガキなどに使用。
紫外線吸収作用もあるため日焼け止めにも用いられる。
アレルギー性皮膚炎を起こす人も。

・グアイアズレンスルホン酸Na(グアイアズレンスルホン酸ナトリウム) ★★消炎剤
炎症を抑える効果にすぐれ、基礎・メイクアップ・毛髪用化粧品など
さまざまな用途に用いられる。アレルギー性皮膚炎を起こす人も。

・グルコン酸クロルヘキシジン  ★★ 防腐殺菌剤
持続性、抗筋力ともに強い。主に液状、乳液状の化粧品に使用。
まれに発疹やめまい等の症状が出ることも。突然変異性あり。

・クレゾール  ★★ 防腐殺菌剤
各種化粧品に用いられるが、皮膚から吸収され、発疹や吹き出物などができることがある。

・クロラミンT  ★★  防腐殺菌剤
シャンプー、リンス、石けんなどに使用。
皮膚、粘膜を刺激してアレルギー症状を引き起こす。

・クロルキシレノール  ★★  防腐殺菌剤
皮膚、粘膜に強い刺激があり、はれ、吹き出物、じんましんなどを引き起こす。
また皮膚を腐蝕して毛細血管を損傷、中毒死することもある。発ガン性あり。

・クロルクレゾール  ★★  防腐殺菌剤
主にシャンプーや毛髪用化粧品に使用。吹き出物ができたりすることも。

・クロルフェネシン  ★★  防腐殺菌剤
主にクリーム類に使用。刺激が強く、アレルギー性皮膚炎を起こす人も。

・クロロブタノール  ★★  防腐殺菌剤
皮膚炎を起こすとの報告あり。ベビーオイルに使われることがあるので注意。

・5-クロロ-2-メチル-4-イソチアゾリン-3-オン
 メチルクロロイソチアゾリノリン  ★★  防腐殺菌剤
抗菌作用があり、あらゆる化粧品に用いられる。毒性は比較的弱い。

・クロロフェノール(パラクロルフェノール) ★★★防腐殺菌剤
はれ、吹き出物、じんましんなどを引き起こすほか、
皮膚や粘膜を腐蝕して毛細血管を損傷させるなど、強い障害を起こす。
皮膚から吸収されて中毒死することも。発ガン性あり。

・クロフルカルバン(ハロカルバン) ★ 防腐殺菌剤
さまざまな化粧品に使用。刺激は比較的弱い。

 

㋚ ~ ㋞

 

㋚・酢酸トコフェロール(酢酸dl-α-トコフェロール) ★ 酸化防止剤
合成のビタミンE。皮膚に対しては血行促進剤としても利用される。
まれにアレルギー性皮膚炎を起こす人も。

・酢酸ラネス(酢酸ポリオキシエチレンラノリンアルコール)★界面活性剤
界面活性剤・乳化剤としても利用される。アレルギー性がある。

・酢酸ラノリン ★★  エモリエント剤
鉱物油によく溶けるためベビーオイルなどに使用。
口紅、石けん、シャンプーなどにも添加される。皮膚炎を起こすことも。

・酢酸ラノリル(酢酸ラノリンアルコール) ★★エモリエント剤
エモリエント効果もあるためクリームなどに使用。皮膚炎を起こすことも。

・サリチル酸およびその塩類  ★★  防腐殺菌剤
角質溶解剤としても育毛用とニックなどに使用。
皮膚から吸収されやすく、発疹ができたりすることも。
染色体異常を誘発するとの報告あり。

・サリチル酸フェニル  ★★  紫外線吸収剤
皮膚から吸収されやすく、また皮膚、粘膜への刺激も強く発疹を起こすことがある。

㋛・ジステアリルジモニウムクロリド
(塩化ジステアリルジメチルアンモニウム) ★★ 界面活性剤
柔軟効果、帯電防止効果があるため、主に毛髪用に使用。刺激性、毒性は弱い。

・シノキサート ★★紫外線吸収剤
UVBを吸収する。日焼け止め化粧品に使用されるが、皮膚に対し刺激がある。
アレルギー性発疹を起こすことも。

・ジフェンヒドラミンHCI(塩酸ジフェンヒドラミン) ★★かゆみ止め
代表的な抗ヒスタミン剤で、シャンプー、リンスなどに使用。
皮膚に過敏反応を引き起こすことがある。

・シメン-5-オール(イソプロピルメチルフェノール) ★★防腐殺菌剤
酸化防止剤、収斂剤、紫外線吸収剤としても利用さるが
少量でも皮膚から吸収され細胞機能を破壊する。
中毒死することも。発ガン性あり。

・臭化ドミフェン★ 防腐殺菌剤
あらゆる種類の化粧品に利用される。界面活性剤としても用いられる。毒性は比較的弱い。

・ショウキョウエキス(ショウキョウチンキ)  ★  毛根刺激剤
ショウキョウは生姜のこと。生姜の根茎から得られる。
毛根、頭皮を刺激し、またかゆみを止める効果もあり
頭髪用品や石けん、化粧水、パックなどに使用。皮膚への刺激あり。

㋜・ステアラルコニウムクロリド
(塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム)★★ 界面活性剤
毛髪によく吸着するので主にリンスに使用。
強い殺菌力があり消毒用洗浄剤としても用いられる。
通常配合されている濃度では毒性は弱い。

・ステアルトリモニウムクロリド
(塩化ステアリルトリチルアンモニウム) ★★界面活性剤
毛髪に吸着して柔軟作用、帯電防止作用があるので主にリンスなどに使用。
クリーム、乳液などにも用いられる。通常配合されている濃度では毒性は弱い。

・ステアリルアルコール  ★ 界面活性剤
皮膚を保護し、なめらかにする。
また光沢を与えクリームを白っぽく見せる効果があるのでクリームに使用。
毒性は比較的弱い。

 

㋝・セタノール  ★★  界面活性剤
マッコウ鯨油、あるいはヤシ油か牛脂から作られる。
クリームや乳液を安定させる。
エモリエント効果があり、クリームに入れると光沢を増し白色にする。
アレルギーを引き起こすことも。

・セチル硫酸Na(セチル硫酸ナトリウム)  ★★★  界面活性剤
洗浄力が高く、よく泡立つので主にシャンプーにしよう。
皮膚、粘膜を刺激する。ネズミの実験では受精卵が死亡するとの報告あり。

・セチルポリジニウムクロリド(塩化セチルピリジニウム) ★★ 防腐殺菌剤
陽イオン性界面活性剤でもある。
皮膚や粘膜、目を刺激し、粘膜を壊死させてします。

・セテアリルアルコール(セトステアリルアルコール)  ★  界面活性剤
ステアリルアルコールとセタノールを混合したもの。
性質も同じで、クリームや口紅などに使用。毒性は比較的弱い。

・セトリモニウムクロリド
(塩化セチルトリメチルアンモニウ)  ★★  界面活性剤
殺菌・洗浄・乳化・帯電防止・髪の柔軟性を上げるなどの効果があり、
主に毛髪用製品に使われる。皮膚や粘膜、目を刺激し、粘膜を壊死させる。

・セトリモニウムブロミド
(臭化セチルトリメチルアンモニウム)★界面活性剤
いろいろな製品に使用。制菌力は強いが殺菌力は弱い。
皮膚、粘膜、目、鼻、ノドに刺激がある。変異原性、染色体異常の報告あり。

・セラック  ★  皮膜型成剤
カイカラムシの一種が樹液を吸って分泌する樹脂を精製したもの。
主に頭髪用のスプレー、カラーリング剤またブロウライナーなどに使用。
毒性は比較的弱い。

 

つづきは次回・・・

 

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