ABAとは、
欧米では、自閉症スペクトラムと診断されると「はい、ABAしましょうね」というぐらい向こうではポピュラーなものです。
多くの州で自閉症児の療育として保険適応されているほど評価されています。
そこにはエビデンスがあるからです。
しかし、日本では専門的な知識を持った優秀なABAセラピストさんにセラピーをお願いしようと思うと保険適応ではないため高額になってしまう傾向があります。
 
日本で療育と言うとTEACCHが有名です。
TEACCH
無理に自閉症の人を世間の常識に合わせるのではなく、周囲の人々が自閉症の人の捉え方を理解し、許容し、その上で彼らの特性が社会に適応する事で、生活の質を高めていこうという理念です。
 
私のイメージでは、TEACCHは障害児のバリアフリーを目指すというイメージです。
ABAはできる事を増やし、世間に近づいていくリハビリの様なイメージです。
 
日本でも徐々にABAが認知されてきていますが、まだまだセラピストも少ないですし、ABAをやっていますと言っている施設でも1対1のABAを取り入れているところが少ないのが現状かと思います。