公立プリスクールの特別支援学級でやっていること(1) | akkoのブログ

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自閉症の息子(3歳3ヶ月で診断、現在5歳)のこと、アメリカ生活のこと、私のこと、私が好きなことについて綴っています

(2年前のことを思い出しながら書いています)

 

息子くんは、3歳3ヶ月で自閉症と診断され、3歳5ヶ月で参加を認められました。

 

最初に、先生からリクエストされたのは、

家族写真やペット、

子供が好きなことがわかるようなものを貼り付けたコラージュを作ること。

コミュニケーションの助けになるように、

先生も生徒たちも、お互いにシェアするそう。

"Don't work too hard!" 

頑張りすぎないでね!とのことでした(笑)

嬉しいお言葉照れ

 

息子くんが喋りそうなことは、

そんなにたくさんはなかったので、

作るのは簡単でした。

 

 

ストライダーが大好きで、

お姉ちゃんがいて、

近所のワンちゃんと遊ぶのが好きで、

レゴで、

好きなサメと、恐竜と、スーパーヒーローを作るのが好き。

 

2年経った今も、

あんまり変わってないけど、

サメと恐竜は下火になりつつ、

スーパーヒーローに白熱してる毎日(笑)

 

 

それから、

プリスクールでは、

毎月テーマを決めて、

それに沿って活動します。

 

8、9月:色と形

9、10月:りんご、葉っぱ、パンプキン

10月:ハローウイン

11、12月:家族、食べ物、サンクスギビング

1月:冬、北極に住む生き物、雪と氷

2月:コミュニティーで働く人々、歯

3月:恐竜、天気

4月:春、農場

5月:Transportation

6、7月:海

 

 

実際に、りんごを見たり触ったり、数えたり、

そのテーマの歌を歌ったり、本を読んだり、

実験したり、

クラフトしたり、

時にはお料理したりして、

言葉、読み書き、算数のコンセプトなんかを

教えていくそう。

 

りんごの時は、

アップルソースをみんなで作ったそう。

そのレシピをくれて、

家でも作ってみてね、と言われました。

 

ハローウインの時は、

どんな大きさのかぼちゃでも、

いくつでもいいから、

ドネーションしてくださいと言われました。

(教材やパーティーで使うものを、寄付でまかなうのは、カリフォルニアではよくあります)

(アメリカのかぼちゃは、手のひらサイズのものから、

一人で持てないほど大きなものまでサイズは色々あります。)

 

ジャックオランタンを作ったり、

 

パンプキンパッチと言って、

ハローウイン前の時期だけ、

かぼちゃ農場が解放されて、

かぼちゃを買ったり、

バルーンハウスが用意されて遊び場みたいになるのですが、

それを真似してかぼちゃを並べてみたり、

 

パンプキンボルケーノと言って、

くり抜いたかぼちゃに、

お酢と重曹を加えて、

ついでに食紅で様々に色つけして、

かぼちゃから

お酢が吹き出すのを楽しんだり、

 

 

重いとか軽いと言葉を教えるのも、

小さいとか大きいと教えるのも、

かぼちゃやりんごを持たせて教えると、

実感が伴って、

一発で覚えるんでしょうね。