なんだか泣けてくる

X(旧Twitter)でたまたまみかけた「チリンの鈴」なる作品を見つける。「あんぱんまん」の作者やなせたかし先生の絵本作品「チリンのすず」を映画化したもので、気になってYouTube検索して観た。

この作品は一言で言うと、子羊のチリンの壮絶な復讐劇である。チリンのお母さんがオオカミのウォーに襲われてしまうシーンはただただ悲しかったし、チリンが泣きながらお母さんお母さんと叫んでるシーンも泣けて泣けて仕方がなかった。何しろチリンを庇って死んでしまったから、子を想う母の姿、理想がたくさん詰まっているように感じた。同時に、自分もチリンのお母さんのように、身を挺して子どもを守れるのかな?とも考えた。守れなかったらどうしようとも考えてしまって自己嫌悪に陥ってしまって、それでさらに泣けてきた。チリンはその後、母の仇をとるために、野生の世界に足を踏み入れて・・・。その後の結末はただただ、悲しく虚しさがつきまとう。子ども向けとは到底思えないほど深く、重い作品だった。

でも、観てよかったとも思えた。

 

 

 

 

 

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