今日は昼食会。1年間を総括する集い。参加者で有名大学を卒業して教諭になった人がいる。最近に入会して人で、昼食会でいろいろな話が出た時に「同僚からのいじめ」の話となった。
有名国立大学で教諭になると給料も昇進も違うらしい。食べ残しをゴミ箱に捨てたらゴミ箱をひっくり返し、問い詰められたと言う。同じ仕事をしているのに給料が高いと聞いたので給料
明細を見せてと言われたなどなど:本人は周囲の目を気にしながら教員生活をしているらしい。
「どうしたら良いでしょう」と聞かれて困った。周りも興味津々で聞き耳を立てた。「いじめ」
は良い悪いの問題ではない。悪いに決まっているが、その状況を生み出す環境が両者にある。、余計なことを言っても本人がやる気を出、改善が期待できる助言でなければならない。
アメリカ人仲間は聞かれたことに知らないとは言わない。否定をしたいが、まずは肯定的な
話から始める。ゴミ箱の話には「ありがとうございます」と感謝を言って、フードロスは大切ですね、今後注意しますと答えたら・・第一の助言。
第二助言は、「ムカッと思ったら」180度言うことを反転させて対応すると「相手の対応が変わるので、試したら」いじめの本質が理解できると。
若いころ「24時間勤務で運転員」を経験した。直の運転員は同じ勤務を10年以上勤務。
大学出は2年程度に本店に異動する。彼らか見ると「羨望と妬みがある」。後から
入社して昇給も承認も早く、現在は同じ仕事をして「腰掛のような仕事」にはどこか劣等感があったと思う。これが昭和人である。直属の課長代理はたたき上げ30年。現場一筋。
この人からいじめが始まった。シフトワークは夜勤がある。運転員が休暇を取るとその穴埋めに残業として夜勤が命じられる。
夜勤は夜の10時から朝の8時まで。そのあとは「明け休み」と帰宅後朝食を食べて就寝。ところが太陽がまぶしい。寝れない日々が続く。課長代理はこの夜勤(代直)を指名。
睡眠不足で体調を崩した。直の飲み会では「お前は良いな、直ぐ転勤だな」「腰掛」だからと同じチームからは分断。さてどうしたものかと180度視点を変えてみた。
彼らが出来ないことをやってみようと思いっ立った。ここは運転要領がメーカーから提出されたももの。自分たちの運転経験が生かされていない。
メーカーの押し付けマニュアルでなく「自分たちのマニュアル」を造ろう。そう思い立ち、直の仲間に、この目的を伝えで「質問形式で問いかけ」その「運転操作と事由」を聞きまくった。
約三か月で運転員に教えを頂いた。この自分たちのマニュアルを作成して、仲間に配布した。どうもこれから「見る目や対応」が変わった。
10年も同じ仕事をしているとこの発想がなかった。新入りの教育資料としてメーカーのマニュアルより分かりやすい。機械には「くせ」があるので、運転経験で生み出されたノウハウが
ある。この作業はシフトワークの仲間の支持を得た。質問に正確に答えられない人が多くいた。仲間も勉強し直したようだ。
いじめで「うじうじ」するのでなく,180度視点を変えてみると「何かの変化が」必ずある。
相手も「気づき」がある。自然と「いじめ環境」が変わる。30年も勤務して昇進が出来ない
課長代理は変わらず「夜勤勤務」を指示。「独り言」を言っていたら2年3か月で東京に戻った。送別会は和気あいあいで私の激励会になったことを覚えている。
有名大学の教諭も180度視点を変えて「環境整備」が出来るか。その結果の報告を知りたい。
de 非宇宙人