あしべがお空に行って、間もなく2ヶ月になります。
あしべが居なくなって初めて、こすもってこんな子だったんだって気が付くことが、
たくさんあります。
あしべは、立派な番犬でした。
ちょっとでも、外を何かが通過しようものなら、吠えて知らせてくれてました。
それが、家族の者であろうが、お客さんであろうが、猫であろうが。
インターホンでもなろうものなら、それはそれは、すごい剣幕で吠えてました。
これは、しつけに失敗したということでもありますが・・・。
なので、新聞屋さんや牛乳屋さんは、あしべに吠えられることに、
慣れてしまっていました。
それで、歳をとって、耳が遠くなったあしべが、インターホンに反応しなくなった時、
「最近ワンちゃんが吠えませんけど、亡くなったんですか?」と、
聞かれたそうです。
それだけ、元気に吠えまくっていたということです。
その時こすもは・・・というと、一緒になって、吠えてました。
ただ、あしべのようにしつこく吠えるようなことはなく、
本当に、教える程度でしたが。
さて、あしべがお空に行ってしまって、こすも一人になりました。
今まであしべの陰に隠れていたこすも。
ちょっとづつ本性が見えてきました。
わたし達が実家に行って、車の音がしたり、車が見えたりしても、吠えないこすも。
前にも書きましたが、意外に大人しい子なんだって思ってました。
ところが、大人しいを通り越していたことがわかりました。
先日、実家で母と話をしていたら、庭を誰かが通りました。
姿は見えたし、砂利の音も聞こえました。
しかも、犬も一緒でした。
でも、こすもは、知らん顔。
結局、母の知り合いの方でした。
流石に、インターホンが鳴ったら吠えるかな?と思って、見ていましたが、
それも無し。
知らん顔で、寝ていました。
その前の日に、TVを買い換えて、
電気屋さんがセッティングに来て下さった時も、知らん顔。
起きることも、顔を上げることも無く、シラーっと寝ていたそうです。
姉が突然来た時も、こすもは寝続けていました。
気が付いたのは、姉が帰ろうとした時でした。
庭を猫が通ろうと、人が通ろうと、家の中に誰かが入ってこようと、全く関心なし。
「おーい、そんなんでいいんかい?」と声をかけたら、
一生懸命、外を見てました。
何か、警戒でもしてるのかと思いきや、わたしの腕をトントン。
ただただ、トイレに行きたくて外を見ていただけだったようです。
これじゃあ、番犬になりゃしない。
まっ、番犬として家に居る訳じゃないから、いいか。
でも、ちょっとは、知らせてくれた方が、良いんですけどね。

