人だから、物事に対して感情が前面に出てしまうこともあるけれども、「感情」が起因となった行動はあまり実を結ばないことが多いのです。
些細なことで感情を上下してしてしまうと
本当に大事なことだったり
その出来事から学ぶこと、
実は得ていた恩恵を見逃してしまうのです。
嫌な思い、悲しい思いのし損ともいえるかもしれません。
大切なのは誰に何をされたのかじゃないのです。
誰に何を言われたのか
誰に何をされたのか
その誰によって対応や反応を変えてしまっては勿体ないのです。
どうしても
「あなたには言われたくない」
「あなたがそんなんだから、こんなひどい結果を招いたんじゃないか」
そう心が動いてしまうけれども、
大事なのはそこではないのです。
相手の人柄とか
日々の物事への向き合い方とかについつい引っ張られてしまうけれども
一番大切なことは、相手を見て終わらせることじゃなくて
その起きた事象は自分に何を伝えたいのかにまで
思考を馳せることができるかどうか。
どうせ嫌な思いを一瞬でもしたのなら
嫌な経験をさせられたで終わってしまうのか
そこから自分が学び成長できる財産にするかは本当に自分次第なのです。
いつも言っている「感情と事象を切り分ける」。
感情は味わう物であって、
振り回されるものではないのです。
あくまでも「私」が主体であり
「感情」に全てを振り回されていてはよろしくないのです。
誰にされたかによって受け取り方を変えちゃだめだし
瞬間的にキレ散らかすのは本当にもったいない。
私自身もつい数年前までは
近しい相手の無計画な行動に腹を立てっぱなしでした。
マッチポンプのように怠惰な生活をして
自分でトラブルを起こし、それを通常の何倍ものエネルギーを使って解決し、
トラブルに強い自分をアピールして、自分すごいに酔いしれている。
それに振り回される私は自分がすごく被害者だと思っていたし
常に腹が立ち、トラブル回避能力を誇るよりも
トラブルを起こさない人間になれよ！と怒ってばかりおりました。
でも、近しい人間の起こす行動って
全ては私の欠点なり、私が成長するために必要なポイントを教えてくれているに過ぎないのです。
私に気付いて欲しいことを
近しい人の体を借りて起こしているだけともいえるかもしれません。
愛ある宇宙の行動に気付けなかった私は
目の前で起きていることに「だらしがないあなたが悪い」と決めつけて怒り続けている限り、私は成長のチャンスを逃し続け、気づかせるためにトラブルは延々と続くという日々を送っておりました。
腹が立つこと。
悲しいこと。
心が波立つことって、
自分に対して気づいて欲しいメッセージを
宇宙が送ってきている場合が殆どなのです。
つまり、それは自分にとって大切な気付きを与えてくれているから
感情は味わうもので振り回されるものではないことを
本当の意味で肚落としをして欲しいのです。
周りに求めるのではなく
誰に言われたかでもなく
起きたことから自分が得られたことへ意識を向けてみてください。
自分が手離すべきことへ注力をしてみてください。
それは本当にちょっとした視点の切り替えだけで
直ぐに取り掛かることが出来ることなのです。
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Deusa Wasara 最上 あかり