ニュースキャスターは言い訳が上手な世界を褒めたてる
それはとても狭い部屋でのお話

手を離してしまった
僕達が言葉を持ったのは
あまりに醜いが故に
その姿を隠すための気休めなんだと思う


ゆりかごが揺らすこの星の輝きがキレイなのは
決してきらびやかなネオンの灯りでも、争いの炎でもなくて
それは終わりある命が
儚く輝き続けるから
鳥は空にうたい、魚は海にうたい、僕は・・

失くしてはいけないものは果てしなく当たり前なもので
それは与えるものでも与えられるものでもなくて

いつも、背中越しに世界が変わる音がして
間隔を速めながらノックしてたんだ

でも僕は銃声のようなマフラーで明日を濁らせ
でも僕は核シェルターのようなヘッドホンで世界を捨てたんだ

見ていない素振りをするのも、
独りよがりな偽善な演説も、
身体を汚し順位を競うのも、
「自分さえ良ければいい」

ねぇ、いつかの偉い人は言ってたよね
僅かな僕達の息つく時間のために
周り続けた風車は軋み動きを止めようとしている

このうたに答えはないんだ
この言葉で傷みをおぼえた君になら
その、ハートの輪郭を君の指で辿れ

そう、僕達はまだ生きている