11月に初雪が、まつげに乗ってふっと気付きました。
台詞がしゃりしゃりと高音でまわりだします。
「実然の詩的な出来事だけで、感傷的になれるあたしがいるよ。」
夜泳ぐ君がね 泣きじゃくり 願ってた
あの眸な ぜわからな かったのか
冬火照る君はね ふるふると 祈ってた
今なら手 にとるよに わかるのに
冷たい手で、かん詰をあけた。
オレンジの果肉が、少しこぼれた。
両目の蛇口は、また緩んだ。
潰れた、実を見たらね。
台詞がしゃりしゃりと高音でまわりだします。
「実然の詩的な出来事だけで、感傷的になれるあたしがいるよ。」
夜泳ぐ君がね 泣きじゃくり 願ってた
あの眸な ぜわからな かったのか
冬火照る君はね ふるふると 祈ってた
今なら手 にとるよに わかるのに
冷たい手で、かん詰をあけた。
オレンジの果肉が、少しこぼれた。
両目の蛇口は、また緩んだ。
潰れた、実を見たらね。