昨日の日経新聞を読んでいると、中共で今おきていることの一部を垣間見ることができます。


中国共産党の内部で、保守派と融和派の権力闘争が激化しています。

この背景には、経済発展による貧富の拡大、経済力をつけたことによる中華思想の膨張、民主化の拡大による共産党一党独裁の矛盾の拡大・・・・これらによる国民の意思の多様化があることは言うまでもありません。

対応策について、保守派と穏健派で政争が起きているのは間違いありません。

私たちが勘違いしてはいけないことは、保守派であろうが穏健派であろうが、方法論の違いこそあれ、中国共産党一党独裁体制の堅持、民主化否定 は同じであり、同じ穴の狢であることです。


確かに、経済力がついて来ているのは事実であり、日本を含めた外国からの技術力を巧みに身に付けてきた中国人の賢明さは認めますが、人としては全く成長していないことが最近顕著に現れ、世界の中で、中国は異質な国、傲慢な国であることが既定事実化されている点が重要です。


世界から異質な国、傲慢な国と見られ、世界から孤立化することは中共にとっては得策ではありませんが、ベトナムでの管首相と温家宝首相の”懇談”はどう見ても世界から冷笑されても仕方がない程の慌て振りです。


米国の力の前では膝つく醜態を世界に見せたことは、中国共産党の中が相当混乱し、以前のような強かさを失いつつある中共を世界の前でお披露目したのと同じなのです。


尖閣諸島の一件は、日本外交の失敗であることは間違いない事実ですが、その後中共が自ら墓穴を掘って、結果日本にアドバンテージがあるように見えるのは、敵失の結果です。

この一件では結果、漁夫の利を米国が得たことは周知の事実なのです。

それだけ、中国共産党の内部と混迷していると見た方が賢明でしょう。


隣国中国。世界を敵にまわすことを回避するため、さまざまな手を打ってきます。

特に、日米欧、日米韓、日豪、日アセアン・・・等々の絆が強まることが中共にとっては得策ではなく、是が非でも

楔を打ち込んでくることは間違いありません。

人民元切り上げ政策、ドル建て米国債の買増しなどで牛歩戦術を取り、米国に追随する姿勢を見せながら、アジアではベトナム、比国、マレーシアには強行に出てくることは自明です。

日本と韓国については、のらりくらり様子を見ながら、中共内部の世論との睨み合いにより政策を変えてくるでしょう。


子供がそのまま大きくなった国、中共。世界の龍となる経済力はあるものの、資質的には致命的な欠陥を持つ問題児でもあります。


この国は、国が分裂するリスクを抱えていて、常に国民世論操作が最優先となっています。それだけ矛盾を抱え、対処しようがない程の危険な状況にあることを日本は知ることです。

今の中共は世界のアドバイスを受け入れると、国が崩壊する危険性をはらんでいて、膨張する矛盾を自浄努力で解消させることが出来ない状況まで来ています。


日本は、焦ることなく、中国共産党一党独裁体制の衰弱を見つめながら、冷静に、時間をかけて国益を守ることに注力することが賢明であると思います。

果報は寝てまて・・・無策な民主党政権。。結果的には敵失に助けられる可能性が高いかもしてない。。

動くことも戦略、動かないことも戦略。但し、互いに意思があっての事。

今の民主党政権には意思が無さ過ぎて目を覆いたくなります。。。。