娘の小学校入学に合わせて、元旦那が家の購入を提案してきました。
元我が家の家計状況からじゃなくても、家を購入するという事は、人生でとても大きな買い物です。
モデルルームの見学や、広告を見て妄想する事が好きだっただけで、私は家の購入は本気で考えた事はありませんでした。
元我が家の家計状況では、長期ローンと維持をしていく事の方が大変だと思っていたからです。
ところが元旦那は、頑なに購入にこだわりました。
元旦那の同級生や友達、後輩達がほぼ次々と家を建てていた事があった事と、財産という財産のなかった元義父母が小さな土地ではあるけども家を建てた事も、誇りではあったのでしょう。
“自分もいつか…”
との夢はあったんだと思います。
「頭金なしでも家が建つ」
という謳い文句にまんまと引っかかったというか、周りの影響と、半分勢いもあったんだったと思う。
だから試しに聞いてみたのです。
「どの辺りで、いくらぐらいで探しているの?」
と。
そうしたら
「会社に近いところがいい」
「不便なところは嫌」
“まさかのそれで終わり…?”
と思って聞いていたら、元旦那が
「お前の友達の旦那、建築の仕事してるって言ってたよね?
聞いてみてよ」
と。
「旦那さんの勤務先教えてあげるから、自分で聞いてみたら?」
と答えたら、
「お前が友達に聞いたらそれで済むじゃん」
と返ってきました。
…やっぱり自分では動かないんだ…(;´д`)
「あのさ…我が家にとっては、周りよりも贅沢すぎる買い物になるんだから、購入しなくてもいいんじゃない?
この先娘がここにずっといるとは限らないし…」
とやんわり返した私に対して、
「頭金なしでも家は建つし、今は借金の塊でも娘に財産を残してあげられるし。
お前も同居は嫌でしょ?」
と元旦那。
“…ん?
まさかと思うけど、私が家を欲しがってるようにして親に話そうとしてる?”
と思いました。
案の定当たりで、その後私は元義母から散々嫌味を言われました。
元義父は相変わらず空気で、一応元旦那は援護射撃していたけど…弱い…弱すぎる…(´-ω-`;)
元旦那の言い分は
①娘の小学校入学に合わせて購入したい
②今から歳を重ねていくから、会社から通勤が楽なところで、少しでも体の負担を減らしたい
③同居は絶対しない
でした。
それに対して元義母は
①同居すれば、小学校は目の前
②実家からでも、元旦那の勤務先はそう遠くない
③二世帯住宅にすれば少しは安く建てられる
でした。
そこで空気だった元義父が初めて発言しました。
「俺が生きてる間に、俺の家を潰す事は誰であろうと許さない」
これが決定打になった事もあって、元旦那の言い分を元義母が渋々受け入れる形で購入が決定しました。
ただ私としては終始モヤモヤ。
“…本当に大丈夫なの…?”
私にはその気持ちしかありませんでした。