△△神社へ挙式披露宴が出来ないか聞いてみたら、
「挙式は△△神社で、披露宴会場は□□で」
の方達もいるけど、披露宴もちゃんと出来るとの事だったので、△△神社での挙式披露宴に決めました。
「披露宴会場は違う場所で」
と言えば、元義母がまたうるさかっただろうからね…(-_-;)
△△神社は、元義母に言われた場所よりも断然良かったです。
神社仏閣が好きな私には合っていたと思います。
レンタル衣裳店側に選んでいただいた白無垢、色打ち掛け、ウエディングドレスは、シンプルだけど華やかでとても素敵でした。
成人式の時に振り袖をレンタルさせてもらったお店と、その神社がたまたま提携していたので、それは少し救いだったなぁ…。
今では結婚退職される方の方が少ないかもしれないけど、「結婚したら、女は仕事は辞めて家庭に入るもの」
だった母。
まぁ…母の時代も、仕事を続けていく人の方が少なかったかもしれないなぁ…。
私も両立は大変だと思っていたけど、元旦那の給料の額も分かっていたから、仕事は続けていく予定をしていたけど、
「お父さんの体調の事もあるから、満足に準備をしてあげられない」
「何より体が心配」
との事で、結婚退職する事に。
田舎だからか、結婚する話しが一気に広まり、それを耳にした母の従姉妹が
「退職した翌日からバイトに来ない?」
と声をかけられ、面接のセッティングをされて、本当に結婚退職した翌日から、スーパーの惣菜屋さんでバイトする事に…(^_^;)
家から20分程の距離にあったスーパーだった事と、母の従姉妹がいる事に安心した母からのまさかのOKに、
“貯金を増やすか!”
と半年程バイトに力を入れる事となりました(^_^;)
バイトの合間に打ち合わせに出掛けていたんだけど、
“神社だし、キャンドルサービスやケーキカットはちょっとなぁ…”
だった私に、
「どちらかはしていただかないと困ります!(ToT)
盛り上がりませんし、時間も短くなりすぎますし!(ToT)」
との事だったので、
「…じゃあ…ケーキカットで…」
と、渋々ケーキカットは行う事に。
あっという間に結婚式前日。
いつも通りに過ごした夜、両親が遅くまで何か話ししてるのは知っていました。
私も中々寝付けず、不安しかなかった。
当日の朝は、気持ちとは裏腹にいい天気でした。
私があれだけ拒否した高砂からは、満足気な元義母と、やっぱり空気な元義父が見えました。
対して静かすぎる程だった両親。
私の同級生や友達、親族に声をかけたりしてくれていた母と、同じように声をかけてくれている合間に淡々とお酒を飲んでいた父。
あの時父が何を思っていたのかを、私はずっとずっと後で知る事になるのです。
そして
“元旦那も、結婚したら少しは変わってくれるのでは…”
と、少しは期待もしつつ、腹を括った結婚生活が始まるのです。