特別支援学校高等部のA君とBさんの話です。

二人とも思春期真っ盛りです。


A君・・・・どちらかというと昨今流行の一見草食系男子です。自分から積極的に好きな女の子にアプローチはしませんが、来るものは拒まずの傾向があり、意中の相手でなくても積極的にアプローチされると、誰にでも優しくしてしまい、相手に気を持たせてしまいがちです。


Bさん・・・一度好きになってしまうと、周囲が見えなくなり一途にお手紙攻撃を繰り返したり、係の仕事そっちのけで、好きな人のクラスの周囲をうろついたり、たとえ振り向いてもらえなくても、やさしくされるのを待つわというタイプです。


A君の、女の子への関心は周期的に変化し、好きな子が1ヶ月単位くらいで変わり、4人くらいの女の子に周期的に恋します。この4人の女の子の中に、もちろんBさんも含まれます。

中学部時代にも同様な状況があり、このときは2人の女の子に周期的に恋していて、もちろんBさんも含まれていました。でも、当初はBさんだけに恋していた時期が半年くらいありました。


BさんがA君に恋されて、やさしくされる期間の変遷を見てみると


半年間連続→1月おき→4ヶ月おき


まさしく、行動分析における行動の定着のための強化スケジュールそのものです。

半年間の連続強化から1月おきの間欠強化へ、さらに4ヶ月おきの間欠強化へと数年間かけて変遷してきたわけです。


浮気者のA君に、あいそをつかして「もうあきらめる」と言っていたこともあるBさんですが、一途な性格でこのスケジュールでやさしくされて強化されると、少し待てばまたやさしくしてもらえるというモチベーションが維持され、冷たくされる期間を乗り越えているのでしょうね。Bさん、なんとも健気です。


もちろん、A君は意図的にこんな行動をとっているわけではないのですが、罪な性格ですかね?私の思春期には、知り得なかった行動パターンです(^_^;)


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