【誘惑】2
*【誘惑】1の続き。(若干の暴力表現アリ。R15くらい)
「―――――ザクスッ!――!?」
レイムが飛び込んだ部屋には誰も居なかった。
部屋が荒れた様子も、無い。
(・・・これは)
二人して外へ出たのか?
だが自分はずっと扉の前に居たのだ。
そこまで考えてはたと止まる。
彼らが自分に知られずに外へ出る事など容易な事なのだ。
もしくはコレもバルマ公の幻影なのだろうか―――?
―――――――――正しい考察は後者である。
いや、詳しく言えば、二人は幻影の外にいた。
「――――ほう、そうしていれば少しは可愛げがあるの」
答えは無い。
返ってくるのはうめき声。
ルーファスが冷めた視線で見下ろすのは自身の下に敷いたブレイクだ。
口には彼の襟から抜き取ったスカーフが縛り付けてある。
両手は片手で掴み上げ、彼の頭上で束ねている。故に
瞳にありったけの憎悪を込めて、眼だけでの抵抗を続けている。
彼はそれが相手を煽るものと知っているだろうか?
「―――ッ・・・・ンッ――――!」
「助けが欲しいか?其処にレイムが来ておるぞ・・・もっとも、あ奴に
我らは見えておらんがな」
自分の従者が主人である自分と対峙しようというのに彼に動揺は無い。
むしろ楽しんでいる様でもある。
「あ奴は汝の友人であったな・・・だが、あ奴にとって汝はただの友人
では無い事を知っておるか?」
ブレイクの瞳が疑念に濁る。
ソレに口元を緩ませながら、ルーファスは続けた。
「アレはの、それは汝を大切に思っておる・・・だがそれは
友人の次元では無いのだ。そう、まるで想い人のようであるの」
ブレイクの動きが止まった。
だがそれに構うことなく彼は言う。
「難儀な事よ・・・汝はあ奴にその身をくれてやるか?
それとも汝があ奴を喰うのか・・・実に愉快な話しじゃの」
「――ッ!」
カッとなったブレイクが再び目に怒りを宿す。
「友人を汚されたとでも思うたか?汝にあ奴を受け入れられるか
見ものであるな!」
勢いよく振られた上体をかわし、空いた手でブレイクの首を掴んだ。
「!・・・ッン・・フッ」
今度こそ息が苦しくなる。
「本気で締めてはおらん、死ぬ事はなかろう」
十分な酸素を取り込めず、ブレイクの抵抗が弱まっていく。
大人しくなったところでルーファスは首の手を離した。
気道が確保され、布越しに大きく息を吸い込む。
「元より短い寿命を自ら縮める事はあるまい、大人しくしておれ」
ブレイクに落ちる影が濃くなる。
ルーファスの長い髪が頬をくすぐり、耳に吐息がかかった。
ぶるりと身を強張らせるブレイクに微笑を零しながら耳元で囁く。
「・・・我は汝に興味があるのだ・・・得られる情報に満足するまでは
手離すわけにはいかんの・・・」
指先で襟のボタンを外していく。それと同時に耳を舐め、相手を見る。
彼は耐える様に眉を寄せており、憎悪の瞳と視線が交わる。
「いい顔だ・・・しかし、やはり声を出さんのはつまらんな」
口元のスカーフが外され、床に落ちた。
「・・・・どういうつもりだ、バルマ公・・・っ」
「我は『言葉』を聞くために外したのでは無いのでな・・・
答えはその身で受けるといい」
白い首筋に歯を立てた。
「痛ッ―――!」
肌が裂け、鮮血が球を作り、流れていく。
「喜べ帽子屋。一度堕ちたその身も、人を保っておる様じゃ」
「――――そん、な・・事っ」
何度も血を吐いて知っている。その言葉は音になる事は無かった。
「ンッ・・・ぅ」
ルーファスの僅かに血に濡れた唇が己のものに重なり、
口内に血の味が広がる。
歯列をなぞり、舌を絡ませてくる。
執拗に舌が蠢き、呼吸がままならない。
その間に手の拘束が解かれている事にも気付かなかった。
ルーファスの手は開いたシャツの間から侵入し、肌をなぞる。
意識が朦朧としかけた時、ようやく唇が解放された。
「ッン・・・ッは、ぁ」
口の端から、赤の混じる唾液が伝った。
上がった息を整えようとする間にも、肌を弄る手は止まらない。
「せいぜい鳴いて、我を満足させてみよ、ケビン=レグナードよ」
――――明けない夜は、罪の様に身体を蝕んでいく――――
≫しまったレイムさん放置プレイッ( ̄Д ̄;;
どうしよ。続き書くと確実R18になりそうなんだけど;
・・・・。まいっか一応登録してるし←おい;
「いいぞもっとやれ」の反応があれば、また検討します;;
「―――――ザクスッ!――!?」
レイムが飛び込んだ部屋には誰も居なかった。
部屋が荒れた様子も、無い。
(・・・これは)
二人して外へ出たのか?
だが自分はずっと扉の前に居たのだ。
そこまで考えてはたと止まる。
彼らが自分に知られずに外へ出る事など容易な事なのだ。
もしくはコレもバルマ公の幻影なのだろうか―――?
―――――――――正しい考察は後者である。
いや、詳しく言えば、二人は幻影の外にいた。
「――――ほう、そうしていれば少しは可愛げがあるの」
答えは無い。
返ってくるのはうめき声。
ルーファスが冷めた視線で見下ろすのは自身の下に敷いたブレイクだ。
口には彼の襟から抜き取ったスカーフが縛り付けてある。
両手は片手で掴み上げ、彼の頭上で束ねている。故に
瞳にありったけの憎悪を込めて、眼だけでの抵抗を続けている。
彼はそれが相手を煽るものと知っているだろうか?
「―――ッ・・・・ンッ――――!」
「助けが欲しいか?其処にレイムが来ておるぞ・・・もっとも、あ奴に
我らは見えておらんがな」
自分の従者が主人である自分と対峙しようというのに彼に動揺は無い。
むしろ楽しんでいる様でもある。
「あ奴は汝の友人であったな・・・だが、あ奴にとって汝はただの友人
では無い事を知っておるか?」
ブレイクの瞳が疑念に濁る。
ソレに口元を緩ませながら、ルーファスは続けた。
「アレはの、それは汝を大切に思っておる・・・だがそれは
友人の次元では無いのだ。そう、まるで想い人のようであるの」
ブレイクの動きが止まった。
だがそれに構うことなく彼は言う。
「難儀な事よ・・・汝はあ奴にその身をくれてやるか?
それとも汝があ奴を喰うのか・・・実に愉快な話しじゃの」
「――ッ!」
カッとなったブレイクが再び目に怒りを宿す。
「友人を汚されたとでも思うたか?汝にあ奴を受け入れられるか
見ものであるな!」
勢いよく振られた上体をかわし、空いた手でブレイクの首を掴んだ。
「!・・・ッン・・フッ」
今度こそ息が苦しくなる。
「本気で締めてはおらん、死ぬ事はなかろう」
十分な酸素を取り込めず、ブレイクの抵抗が弱まっていく。
大人しくなったところでルーファスは首の手を離した。
気道が確保され、布越しに大きく息を吸い込む。
「元より短い寿命を自ら縮める事はあるまい、大人しくしておれ」
ブレイクに落ちる影が濃くなる。
ルーファスの長い髪が頬をくすぐり、耳に吐息がかかった。
ぶるりと身を強張らせるブレイクに微笑を零しながら耳元で囁く。
「・・・我は汝に興味があるのだ・・・得られる情報に満足するまでは
手離すわけにはいかんの・・・」
指先で襟のボタンを外していく。それと同時に耳を舐め、相手を見る。
彼は耐える様に眉を寄せており、憎悪の瞳と視線が交わる。
「いい顔だ・・・しかし、やはり声を出さんのはつまらんな」
口元のスカーフが外され、床に落ちた。
「・・・・どういうつもりだ、バルマ公・・・っ」
「我は『言葉』を聞くために外したのでは無いのでな・・・
答えはその身で受けるといい」
白い首筋に歯を立てた。
「痛ッ―――!」
肌が裂け、鮮血が球を作り、流れていく。
「喜べ帽子屋。一度堕ちたその身も、人を保っておる様じゃ」
「――――そん、な・・事っ」
何度も血を吐いて知っている。その言葉は音になる事は無かった。
「ンッ・・・ぅ」
ルーファスの僅かに血に濡れた唇が己のものに重なり、
口内に血の味が広がる。
歯列をなぞり、舌を絡ませてくる。
執拗に舌が蠢き、呼吸がままならない。
その間に手の拘束が解かれている事にも気付かなかった。
ルーファスの手は開いたシャツの間から侵入し、肌をなぞる。
意識が朦朧としかけた時、ようやく唇が解放された。
「ッン・・・ッは、ぁ」
口の端から、赤の混じる唾液が伝った。
上がった息を整えようとする間にも、肌を弄る手は止まらない。
「せいぜい鳴いて、我を満足させてみよ、ケビン=レグナードよ」
――――明けない夜は、罪の様に身体を蝕んでいく――――
≫しまったレイムさん放置プレイッ( ̄Д ̄;;
どうしよ。続き書くと確実R18になりそうなんだけど;
・・・・。まいっか一応登録してるし←おい;
「いいぞもっとやれ」の反応があれば、また検討します;;