不器用あーやんの日常 -30ページ目

不器用あーやんの日常

気ままに更新していきます
主な内容は、小説や日常について書いていきます








「理佐っ」

「んー?」

「隣、いいかな?」

「どうぞ」

「ありがとう」

「ん。」

菅井ちゃんが私のそばに来るのは珍しいな
いつもはあかねんやはぶちゃんとかと一緒なのに

「もう一つお願いしていい?」

「いいけど、どうかした?菅井ちゃん」

「ちょっとね、手握ってて?」

「ん
体温高くない?具合悪いの?」

「ち、違うよ!眠くてかな」

今さ
明らかに動揺したよね
絶対に熱ありそうなんだけど

「そっか」

でも私は深く触れない
きっと菅井ちゃんもそうしてくれるから
私のそばに来たんだと思うし

「菅井ちゃん、寝てもいいからね?」

「ありがと、理佐」

 菅井ちゃんが寝たら医務室に運ぼう
そう決めてしばらくじっとする
何十分も経たないうちに
隣から規則正しい寝息が聞こえてきて 
相当無理してたんだなって伝わってきた

「愛佳」

「なーにー!理佐」

「ちょっと静かにして起きちゃうから」

「ん?友香じゃん」

「医務室に連れてくからみんなに言っといて」

「え?友香体調悪いの?」

「多分、熱ある」

「多分って、あー確かに高いかも」

「とにかくみんなに言っといてね」

「りょーかい」

「よっと
愛佳、ドア開けて」

「はいはい」

菅井ちゃんをいわゆるお姫様抱っこして部屋を出る
医務室までに何回か苦しそうな声が聞こえてきて
できる限り早足できた
ベッドに横させて布団を掛ける

「んん、りさぁ?」

「なに?」

「あれここ」

「あー医務室だよ」

「え、なんで」

「勝手に連れてきた
菅井ちゃんさ熱あるでしょ」

「…バレてたか」

「やっぱり
無理しないでよ」 

「ごめん」

「ごめんじゃなくて?」

「ありがと、気をつける」

「よく出来ました、大人しく寝てなよ」

「うん」

「心配なんだよ」

私は菅井ちゃんが好きだから