4月は甲辰(きのえたつ)月、木の気と土の気が強い時期です。
2月、3月から引き続き、木の気の勢いがまだあります。
木の気は面倒見の良い、優しい気なのですが、守りの気持ちが強くなるのが特徴です。
大切なもの(人)を守らなくては、という気持ちが強くなるので、危険に対して過敏に反応します。
心配という感情が出やすい時期です。
神経が過敏になり、些細な事にも反応してしまうこともあります。
自律神経、ホルモンバランス、肝臓の弱い方は気をつけてください。
土の気は、2月、3月にはありませんでしたが、新たにこの時期出てきます。
土は争い事を好みませんので、白黒ハッキリしようという流れを止めます。
問題や物事があいまいになります。
ハッキリさせると争いになるから、あいまいにしておいて、穏やかにやりましょう、というような流れになります。
ハッキリ答えを出さず、がんばるとか、がまんをして、問題を解決しようとします。
しかし、土は欲を現し、いろいろな欲が出て、頑張れる時期でもあります。
考えが現実的になり、具体的に頑張れる時期です。
頑張ろうという気持ちから、身体に力が入り、力みやすくなります。
腰痛、肩凝りになりやすい方、胃腸の弱い方は注意してください。
土の気が強くなると、緊張感が長く続く場合があるので、身体をゆるめて、リラックスする時間を持ちましょう。
4月17日から土用に入ると土の気が一気に強くなります。
2月、3月の精神的な気に比べると、だいぶ地に足がついて、現実的になります。
節入り前後3日くらいから気の影響が出てきます。