バレンタインものがあったため、
先週末に本焼きスイッチが入り、
週明けのバレンタインデーのギリギリに窯出しがありました。
ワタシは別にバレンタインものはありません。
今回は全部が赤い土です。
赤土は釉薬がいろいろな表情を見せてくれるので、
けっこう悩むし、結果も面白いです。
こちらは前回釉薬が割れてしまった周回遅れのラテボウル。
シノ(志野焼をイメージしたシノらしいです)の一度がけで、
削りを入れたところからは少し釉薬も削って赤みを出してます。
内側はしっかりかけて、黄味のあるベージュに。
薄くついたところが赤く焼き上がる特徴のある釉薬です。
ハンドルが上にあるタイプが揃いました
こちらは母のリクエストのお香立て。
コッパーアッシュという釉薬で、
マダラなのはかき混ぜてからもすぐ成分が沈澱するため、
上の方は薄くなってしまったから。
まぁ、これに関してはマダラ狙いだったのでナイスな仕上がりです。
土をのばした時のひび割れもそのまま活かして、葉っぱ風。
PCでの色がかなり青みがかった緑色だけど、
実際はもっと黒みのある緑色です。葉脈の削りには土の色も見えるし。
楕円の大皿No.2。
土違い、色違いでの2枚目。
この形はけっこう使うので作り足しました。
内側は先ほどのシノ。
縁のフロストブラックが内側に流れたところは、シャイニーになってる。
やっぱりグリーンだなぁ。
取り皿のちょっと大きめシリーズ3枚。
こちらは釉薬をかける順番を実験してみましたー
プラム→スパイス
なじんで混ざって全体的に優しい色。
スパイス→プラム
プラムがもったりするところと、馴染むところがまちまち。
これが好きだという人もいますが、ワタシ好みではないな。
裏はプラムが流れて、もたもたしています。
こちらは白化粧土塗って、削りで模様を。
模様が半端やねん!
もっとちゃんとしーや!
と、自分にツッコミ入れたくなります。
この大きさはハンディーなので、
反省を踏まえて、あと2枚作ろうっと。
なんか、↑ 漢字に見えない?
「夭一」みたいな?