■ 5月9日は「アイスクリームの日」


業界の「東京アイスクリーム協会」(現「日本アイスクリーム協会」、千代田区九段北1-14-19 乳業会館)では、アイスクリームの消費拡大を図って、東京オリンピック開催の1964年、シーズンインとなるGW明けの5月9日に記念事業を開催しアイスクリームをプレゼントした。そして翌1965年、毎年5月9日を「アイスクリームの日」と定めた。


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□ アイスクリームの起源と変遷


▽ 世界史


紀元前より、家畜の乳を長時間煮てから天然の氷や雪で冷やして食べる習慣があり、殷代 (別称・商代、紀元前17~10世紀(1046年)]、の中国や古代エジプト (うち紀元前20世紀頃~) にはシャーベット状の冷菓が存在した。
紀元前4世紀頃、大帝国マケドニアを樹立したアレキサンダー大王(アレクサンドロス3世) は、奴隷たちに山から運ばせた氷や雪/乳(ミルク)/果汁(ワイン)/糖蜜を加えた冷たい飲み物(氷菓)を、兵士たちに与え士気を高めた。



11世紀頃、シリア地方へ侵攻した十字軍が、シリアの「シャルバート」製法を持ち帰り、イタリア・シチリアで果物やナッツを使って「ソルベット」(シャーベットのイタリア語) が作られるようになった。13世紀、イタリアの旅行家マルコ・ポーロが中国を訪れた際、アイスミルクの製法をイタリアへ持ち帰った。



16世紀初頭、イタリアで2番目に古い大学(ガリレオ・ガリレイ/ダンテ/ペトラルカが教授を務めた)、パドヴァ大学教授のマルク・アントニウス・ジマラが常温の水に多量の硝石を溶かすと溶解熱により吸熱反応を示し、水の温度を下げることができることを発見した。
1533年、現在のシャーベットに近い氷菓子が、フランス王国ヴァロワ朝の第10代フランス王・オルレアン公(在位1547~59年)=アンリ2世の結婚を機として、新婦カトリーヌのイタリア・フィレンツェ共和国メディチ家の菓子職人によって伝えられた。
1686年、シチリア出身のフランチェスコ・プロコピオ・ディ・コルテッリ(仏名フランソワ・プロコープ)がパリでカフェ「ル・プロコープ」を開店し、1720年、シチリアの氷菓「グラニータ」をアレンジした「グラス・ア・ラ・シャンティー」や卵を使った「フロマージュ・グラス」を売り出した。これはホイップクリームを凍らせた氷菓であり、今日のアイスクリームの減刑とされフランスではデザートの主役となった。



18世紀、アイスクリームはアメリカにも伝わった。
1843年、米国ペンシルベニア州フィラデルフィア市の主婦ナンシー・ジョンソンが樽の中に氷と塩を入れて冷凍させる「ハンドル手回し式攪拌機(かくはんき) アイスクリームフリーザー」を発明した。これによって一般家庭でもアイスクリームが作れるようになった。
1851年、米国メリーランド州ボルチモア市の牛乳商ヤコブ・フッセルが夏季に余剰となる生クリームを活用してアイスクリームを製造することを思い立ち、ペンシルベニア州に世界初の工場を建設した。
1867年、ドイツで製氷機が発明され、この冷凍技術と酪農の発達に伴いアイスクリームの工場生産時代を迎えた。


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▽ 日本史


4世紀後半、仁徳天皇朝の奈良で自然の冷蔵庫「氷室(ひむろ)」が作られ、冷菓の歴史が始まった。



12世紀初め、平安朝の「枕草子」「源氏物語」に「削り氷(けずりひ)」という貴族の氷菓(デザート)が書かれている。氷を砕き蔦の蜜「甘葛煎(あまずらせん)」を掛けたもの



江戸期幕末の1860年(万延元年)、日本人で初めてアイスクリームを食べたのは咸臨丸で渡米した第一次遣米使節団 (福沢諭吉ら)。
1869年、日本初のアイスクリームは、遣米使節団メンバーだった町田房蔵が米国渡航歴のあった出島松蔵から製法を教わり、横浜・馬車道通りに開いた「氷水屋」で製造・販売したもの。「あいすくりん」という名称で一人前の値段は2分(現在の価値で約8000円)と大変高価だったため、なかなか浸透しなかった。
アイスクリームは文明開化のシンボルとなって1875~76年、東京・麹町の「村上開新堂」(村上一政) がアイスクリームを売り出し、東京銀座に「米津凮月堂」(米津松造) がアイスクリーム製造機械購入、「函館屋」(信大蔵) が五稜郭の濠で採れた函館氷を使って氷屋をオープン。1883年に建てられた鹿鳴館ではアイスクリームが晩餐会のデザートとして欠かせないものとなった。1902年に銀座の「資生堂薬局」(福原有信) 内に米国ドラッグストアを参考にしたソーダファウンテン(現在の「資生堂パーラー」)を併設しアイスクリームとアイスクリームソーダの販売を始めた。1920年、日本でアイスクリームの工業生産がスタートしたのは東京深川の「冨士食料品工業」(現在の「森永乳業グループ 冨士乳業」)のアイスクリーム工場で米国製アイスクリームフリーザーを導入した。

出典: 日本アイスクリーム協会ホームページ

村上開新堂


米津凮月堂


資生堂薬局



太平洋戦争で全てが焦土と化した中で逸早く復活したのがアイスキャンデーだった。店頭に1~2馬力程度の冷凍機を置きブリキの氷結管に水にサッカリンなどの甘味料などを混ぜ入れて割箸を差し凍らせただけのもの。1946~54年頃(私の幼少期)まではこのアイスキャンデーが全盛だった。
1955年頃に入り、夏のおやつの定番にとしてカップアイスやコーンアイスも登場した。また、フリーザー(冷凍器)付き家庭用冷蔵庫が普及し始め販売量も急増して行った。



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□ お題「あなたの定番アイスは?」

 

 

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私はカップでもコーンでも分け隔て無く好きでである。

近年から我が家の冷凍室にストックされて来ているのは---

「ドトール カフェ・オ・レ アイスバー」(オハヨー乳業製)

 

 


「ロッテ モナ王バニラ」(自社製)

 

 

 

 

「コープ(COOP) アイスモナカ」(フタバ食品製)
 

 

 

「ハーゲンダッツ ミニカップ バニラ/グリーンティー」(タカナシ乳業製)

 

 




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■ 5月9日は「謎解きの日」


5月9日を英語にして、「may」と「nine」を並べ替えて組み合わせると“謎”を意味する英単語「enigma」ができることから。

古代ギリシア語「αἴνιγμα」(ローマ字表記「ainigma」、謎めいた言葉/なぞなぞの意)⇒ ラテン語「aenigma」⇒ スペイン/イタリア語「enigma」へと転訛(てんか)。

“謎解き”とは知識ではなく閃(ひらめ)きが必要な問題と捉え、その“閃き体験”を生み出す切っ掛けの日とするのが目的に制定された。


To solve a mistery is to inspire.

Solving a riddle is inspiration.


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□ TBS早朝番組「ISUZU presents 檀れい 今日の1ページ」より引用。


謎(Q). 「たらこ」と「カバ」を交互に置くと、何になるでしょうか?

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解き(A).「たらこ」「かば」の平仮名を交互に並べると、「たからばこ」(宝箱)でした!