■ 3月29日は「マリモの日」

マリモは、淡水性の緑藻の一種で、球状の集合体を形成するが、球状体一つがマリモの一個体単位ではなく、これを構成する細い繊維(糸状体)がマリモの個体としての単位。

 

1753年、カール・フォン・リンネがスウェーデンのダンネモーラ湖でマリモを採取し学名「Aegagropila linnaei」を付けた。
 

1897年、日本では札幌農学校(現・北海道大学) 在学中の川上瀧彌(たきや) が阿寒湖の尻駒別湾で発見し、その形から和名「マリモ(毬藻)」を付けた。

 

1952年3月29日、北海道・阿寒湖のマリモ(毬藻)が国の特別天然記念物に指定された。


サイエンス誌 20190329掲載



□ 分類

緑藻植物門 Chlorophyta / アオサ藻綱 Ulvophyceae / シオグサ目 Cladophorales / ミドリゲ目 Siphonocladales / アオミソウ科 Pithophoraceae / マリモ属 Aegagropila / マリモ種 Aegagropila linnaei

英語はじめ西欧各国語とも: Marimo

中国語: 马里莫


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□ お題 「マリモ、育てたことある?」

娘たちが小学生の時に友だちから貰って、玄関の下駄箱の上で育てて(水を替えて)いましたが、彼女らが成長するに従い(犬の散歩と似て)母親が代わってやっていました。浅草に引っ越すときにどこかへ・・・(申し訳ないことをしました)。
 

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<番外>

 

□ 日本人が名付けた「雪まりも」南極基地に出現 
==Hazard labハザードラボ20170606--12:00掲載==

 



厳寒の南極で可愛らしい「雪まりも」が出現したと、欧州宇宙機関が写真(撮影者 C.Dangoisse / ESA)を公開した。
「雪まりも」とは何とも愛らしい響きだが、1995年に南極観測調査に参加した北見工業大学の亀田貴雄教授が発見して命名した現象だ。小さな針状の結晶が風に吹かれて転がるうちに丸まった雪玉が風の吹き溜まりに集まったもので、2017年は5月30日に太平洋側に位置するコンコルディア研究基地で観測された。
南極はこれから長く暗い冬の季節に突入する。平均最低気温が氷点下70℃を下回る厳寒の地で、凍り付きそうな研究者たちの心を和ませるのがこの可愛らしい雪の結晶の存在だという。

 

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■ 外出自粛要請2日目の昨日3/29(日)、

東京では季節外れの雪が降った。

==フジテレビFNNニュース20200329--18:30報道==

本州の南海上を通った南岸低気圧の影響で関東甲信の広い範囲で雪が降った。

東京都心で1cmの積雪を観測。

3月下旬以降に都心で1cm以上の積雪があったのは32年振り。
正午前の上野公園では桜の上に1cmほどの雪が積もっているのが確認でき、桜が雪化粧し花冷えの雪となった。近所の人は、「雪と桜一緒に見たいなと思って来た。とても感動した」と。

29日は気温も上がらず都心の正午の気温は0.9度。暖かかった28日と比べると正午の気温は1日で21度も下がった。
浅草の仲見世通りも、28日より更に人が減っていた。
季節外れの雪は、都心では14時半頃に止んだ。

 

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        気温℃    

      最低  最高

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3/28(土)   7.4     24.6

3/29(日)   0.7      7.7

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関東の内陸部では、30日の朝、道路が凍結する可能性があり注意が必要となる。


==毎日新聞報道(大西岳彦氏撮影)  雪の「上野公園」20200329--09:31==


新型コロナウイルス感染拡大防止のため通行が規制された「上野公園」に降る雪。"外出自粛" のため人通りは疎(まば)らだった。




「満開に 待てど来ぬ人 上野山」 ちとちのなとち
 

 

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□ 我が家に近い寺院の屋根
==20200329--11:06~07撮影==

  

  


「春が来て 甍(いらか)に舞い落つ 花と雪と」 ちとちのなとち