■ 今日2月27日は「新撰組の日」

 

1863年2月27日、近藤勇・芹沢鴨・土方歳三ら24名は、京都で「浪士組」を組織したことが、江戸幕府京都守護職にあった譜代大名の陸奥会津藩主・松平容保に認められ、

3月に「壬生(みぶ)浪士組」と改称。

更に8月には「新撰組」と改称して、その配下となる栄誉を受けたのだった。
 

 

□ お題 「新選組のドラマ、見たことある?」

 

何種類もありまーす。

最初に連続ドラマとして真剣に観たのは、TBS系列のMRO(北陸放送)『新撰組始末記』(1961年10月~62年12月)でした。
スタッフ
原作:子母澤寛、演出:山本和夫他、語り:芥川隆行、主題歌「新選組の歌」(作詞:牧房雄、作曲・編曲:船越隆司、歌:三橋美智也、キング)
キャスト
近藤勇:中村竹弥、土方歳三:戸浦六宏、沖田総司:明智十三郎、芹沢鴨:金子信雄
八欧電機(⇒ゼネラル⇒富士通ゼネラル)の一社提供。
 

 

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■ 明日2月28日は「エッセイ記念日」


"エッセイストの元祖"と言われているフランスの哲学者&思想家(モラリスト)ミッシェル・ド・モンテーニュの誕生日1553年2月28日に因み、
木村治美(1932年東京生まれ、都立豊島高校⇒国立東京教育大学)とエッセイストグループ(KEG)が制定した。

ミシェル・ド・モンテーニュ [Michel Eyquem de Montaigne, 1533年2月28日~1592年9月13日、モンテーニュ城(城主の家庭)で生まれ死んだ、59歳]

1570年(37歳の時)、法官(裁判官)を辞任して帰郷し、「エセー(随想録)」(仏語 Les Essais ) の執筆を始め、107の随筆文を集大成して1580年に刊行。
同書は、現実の人間を洞察し人間の生き方を探求した。体系的な哲学書ではなく自分自身の経験や古典の引用をもとにした考察。
その後のフランスのみならず各国に影響を与えた。


□ 改めて、エッセイ(随筆)の定義
 
文学における一形式。或る事柄について、筆者の体験や読書などから得た知識をもとに感想・思索・思想などを書いた、型や韻律を持たない散文のこと。
 
 
□ 私から見た 「日本の代表的エッセイ(随筆)」

カッコ内数字はその作品の完成(成立)時期。


※印は「古典日本三大随筆」と呼ぶ。

清少納言「枕草子」(1001) ※

鴨長明「方丈記」(1212) ※

吉田兼好(兼好法師)「徒然草」(1330~31頃の説 or 1349頃の説) ※

一条兼良「小夜のねざめ」(1479)、「樵談治要(しょうだんちよう)」(1480)



新井白石「折たく柴の記」(1716頃)

天野信景(さだかげ)「塩尻」(1697~1733)

松平定信「花月双紙」(1796~1803)

本居宣長「玉勝間(たまがつま)」(1795~1812)

契沖(けいちゅう)「河社(かわやしろ)」(1692~1695)、「円珠庵雑記(えんじゅあんざっき)」(1699)

荻生徂徠(おぎゅうそらい)「南留別志(なるべし)」(1736)

山東京伝「骨董集」(1813)

大田南畝[なんぽ、蜀山人(しょくさんじん)]「南畝莠言(ゆうげん)」(1817)

松浦静山「甲子夜話(かっしやわ)」(1821)

柳亭種彦「用捨箱」(1841)



徳冨蘆花「自然と人生」(1900)

正岡子規「墨汁一滴」(1901)、「病牀(びょうしょう)六尺」(1902)、「仰臥漫録」(1905)

夏目漱石「永日小品」(1909)、「修善寺日記」(1910)、「硝子戸の中(うち)」(1915)



芥川龍之介「侏儒(しゅじゅ)の言葉」(1923)、「西方の人」(1927)、「文芸的な、余りに文芸的な」(1927)

谷崎潤一郎「饒舌録」(1927)、「陰翳礼讃(いんえいらいさん)」(1933)

寺田寅彦「科学者と芸術家」(1916)、「藪柑子集(やぶこうじしゅう)」(1949)

内田百閒(ひゃっけん)「百鬼園随筆」(1933) 

中谷宇吉郎「冬の華」(1938)、「立春の卵」(1947)



小林秀雄「無常といふ事」(1946)、「私の人生観」(1949)、「考えるヒント」(1964) 

北杜夫「どくとるマンボウ航海記」(1960) 

遠藤周作「ぐうたら人間学  狐狸庵閑話」(1965)

白洲正子「能面」(1964)、「かくれ里」(1973)

南方熊楠(みなかた・くまぐす)「十二支考」(1972~73)

五木寛之「風に吹かれて」(1968)、「生きるヒント」(1993~97)、「日本人のこころ」(2001~02)

村上春樹「走ることについて語るときに僕の語ること」(2007)