TBS金曜ドラマ「凪のお暇」(なぎのおいとま)
早速、初回を観てみた。原作は読んでいないが、期待が持てそうなので久し振りに番組紹介記事を書くことにした。
7/19(金)から放送開始毎週金曜22:00~22:54。
■ 原作
コナリミサトの同名漫画「凪のお暇」
月刊誌「Eleganceイブ」(秋田書店)連載中。
単行本は現在5巻まで刊行されており累計発行部数は250万部を突破している。
主人公のような現代を生きるアラサーの人たちは、様々な立場で生き辛さを抱えている。
彼ら彼女らにとって、「働く理由」や自分自身の人生を見つめ直し、立ち止まることや逃げることを肯定してくれる作品になるかもしれない。
この作品は会社員の立場から一度 "お暇(いとま)する" ことを選んだ主人公の物語。
かつ「悪者」「良い者」というような物語上の簡単なカテゴライズを拒む。どの人物にも "感情移入" できるような多層的なキャラクター描写も原作の魅力のひとつ。
■ スタッフ
演出:坪井敏雄、山本剛義、土井裕泰
脚本:大島里美
音楽:パスカルズ
主題歌: miwa「リブート」 (ソニー・ミュージックレーベルズ)
製作著作:TBS
■ 主な撮影場所
「国営昭和記念公園」(立川市緑町3173)
「くじらロード商店会」(昭島市玉川町1-8 JR東中神駅前)
「中延商店街(通称スキップロード)」(品川区東中延2-7)
「Cafe SIGN ALLDAY」(渋谷区代官山町19-4 東急東横線代官山駅前)
「品川シーズンテラス」(港区港南1-2-6)
「松風荘」(八王子市大塚1386-1)
■ キャスト
黒木華: 大島凪・・・引っ越し先・立川市のアパート「エレガンスハウス」#103に暮らし始めた28歳の主人公。サラサラのストレートヘアで家電メーカー「KONARY」(原作者と同名) で働いていたOL。恋人の或る一言が切っ掛けで心が折れ、人生をリセット(再生)する決心をした。

高橋一生: 我聞(がもん)慎二・・・凪と同じ会社で働く恋人。空気を読んで行動することに長け営業成績は常にトップ。
高橋一生はドラマの出演発表時に、「全体を通して恋愛の描写も多くあるのですが、それだけに重きを置いているわけではなく、人と人との関わりが根底にある物語だと思います。必ず共感してもらえるキャラクターがいると思いますので、それぞれに感情移入して見ていただくのもいいですし、『人間ってみんな大差なく滑稽なんだよな』と見ていただくのもいいかと思います」とコメントしている。ドラマでも原作にあった豊かな人物造形が期待できそうだ。
中村倫也: 安良城ゴン・・・人生を“リセット”した凪が引っ越し先アパートの隣室#104に住む、刺青姿の隣人。
三田佳子: 吉永緑・・・「エレガンスハウス」2F#203に暮らす老女。
吉田羊: 白石みすず・・・「エレガンスハウス」の1F隣室#102に暮らすシングルマザー
白鳥玉季: 白石うらら・・・みすずの一人娘。
武田真治: □□□・・・慎二が行きつけのスナック「バブル」のママ。
中田クルミ: 杏・・・「バブル」の店員。
市川実日子: 坂本龍子(りょうこ)・・・凪が「ハローワーク立川」で出会う。
ファーストサマーウイカ(BILLIE IDLEのメンバー)・・・1話毎に違う役で出演する。#1では「ヤオアニ」店員。
家電メーカー「KONARY」の社員たち
唐田えりか: 市川円(まどか)・・・大阪支店から異動して来る慎二の後輩。
瀧内公美: 足立心(こころ)・・・慎二に恋心を抱いている。
大塚千弘: 江口真央
藤本泉: 織部鈴
谷恭輔: 小倉康明
田本清嵐: 井原亮
ゴンの仲間
水谷果穂: エリィ
モクタール: タカ
松永拓野: ノリ
片平なぎさ: 大島夕・・・凪の母。
■ あらすじ
□ 第一話
7/19(金)22:00~23:09拡大枠
主人公の大島凪は、何事もなく平穏に過ごすため、常に場の空気を読んで周りに同調することで自分の平和を保って生きて来た(つもり)。
28歳の家電メーカー「KONARY」勤務。
だが、会社の同僚からは、いいように使われ神経をすり減らしていた。いつも人の顔色を窺(うかが)いながら行動する余り、同僚たちから良いように使われ、上から目線の指導をされ神経を擦(す)り減らして来た。
一方、社内に交際をひた隠しにして来た恋人の我聞慎二は、空気を読んで行動することに長(た)け、営業成績は常にトップで、会社では"完璧な男" である半面で凪に対しては恐ろしく不器用でモラハラ的な言動を繰り返していた。
或る日、社内で憧れの存在になっている彼氏・慎二が同僚たちを相手の雑談で、「今の彼女(実は凪)とは結婚する気はなく、身体目当て」だと話しているのを聞いた凪は、過呼吸でその場に気を失い、その一言で、以降は心が折れてしまう。
凪は、会社を辞め、住んでいた下目黒のマンションも解約。SNSも止めスマホも解約。育てていた豆苗(とうみょう)を置き去りに----。
恋人を含め、これまで関わっていた全ての人たちとの連絡を絶ち、自分を見つめ直し人生をリセット(再生)する決心をしたのだ!!
実は毎朝1時間費やしアイロンを掛けていたストレートのロングヘアーを止め、これまでコンプレックスだった極端な天然パーマの癖毛(クセゲ)のままで、仕事も予定もない自由な生活へと突入する。

東京郊外・立川市のボロアパート「エレガンスハウス」に引っ越す。
そこには近所から“おつり漁りババア”と呼ばれている緑、刺青姿のゴンなど、一風変わった住人たちが暮らしていた。
飾らない有りのままの凪を受け入れてくれる、お隣さんたち。
新たな生活を始めたのも束(つか)の間、再び凪の前に慎二が現れる。
突然失踪した凪に未練があり、家に押し掛けゾッとするように付き纏(まと)い、"変わろう" とする彼女を否定する、サイコパス的な元カレ。
互いに感情と言動が伴わないため、2人の想いは擦れ違い続ける。
隣室の安良城ゴンという若者は、イベントオーガナイザーをやって暮らす自由人で、誰に対しても優しい天性の "人たらし" 。その居心地の良さ故 "メンヘラ製造機"の異名を持っている。
そのゴンに、いきなり凪は抱き締められる。
彼は女子を自然と虜(とりこ)にしてしまうような魅力を持っているが、それ故の危うさがあり、一見悩みなど無い様に見える彼自身の葛藤(かっとう)も垣間(かいま)見える。
*
□ 第二話
7/26(金) 22:00~22:54
全てを捨てて人生のリセットを決意したアラサー女子の 大島凪 (黒木華) は、東京郊外にある6畳一間のアパートで再出発を図ろうとしていた。
しかし、突然訪ねて来た元カレ・我聞慎二 (高橋一生) からの 「お前は絶対、変われない」 という言葉に、凪の心は激しく荒れていた。
そんな時、ふと目に入ったのは様々な支払い用紙。
生きているだけでお金が減って行く現実に、凪は危機感を覚え、失業保険の給付を受けるためにハローワークへ。
そこで、なにやら担当者と揉(も)めている坂本龍子 (りょうこ、市川実日子) と出会う。
落ち込んでいる様子の龍子に、凪は勇気を出して話掛けてみる…。
一方、慎二は行き付けのスナック「バブル」で、ママ (武田真治) や 杏 (中田クルミ) から “女心が分かっていない” と説教を受け、凪との復縁は無いと言われてしまう。
ヤケを起こした慎二は、凪のアパートへ行き執拗にチャイムを鳴らすも凪は留守。
そんな慎二に声を掛けたのは、上の階に住む吉永緑 (三田佳子) だった。
その頃、凪は隣人の安良城ゴン (中村倫也) と一緒に近所の公園でバーベキューをしていた。
ゴンが持つ、ゆるっと柔らかな空気に癒(いや)される凪だったが、ゴンと家に戻ったところで、慎二と出くわしてしまう。
凪は隣に住む白石うらら (白鳥玉季) と予定があると言い慎二を避けるも、なぜか凪の部屋で慎二とうらら、緑、ゴンとトランプをする羽目になり…。
