テレビ朝日
「相棒season16」
第15話「事故物件」
2/7(水) 21:00~22:09 15分拡大スペシャル
□ スタッフ
脚本:太田愛
監督:権野元、助監督: 東伸児
□ 撮影協力
小笠原伯爵邸(新宿区河田町10-10)、花園万頭(新宿区新宿5-16-15)、未来エステート(中野区新井2-7-10)、地酒の窪田屋(練馬区東大泉2-18-3)、高島平不動産(板橋区高島平8-13-10)、JR中央・総武線水道橋駅前(千代田区三崎町2-21)、
日蓮宗長光山妙典寺(埼玉県和光市下新倉2233)、
他。
◇
□ キャスト/ ゲスト
勝矢(旧芸名・勝矢秀人)・・・ホームレス、大学奨学金を返済し切れないままリストラされた 東大寺雅夫
□□□□・・・先立たれた東大寺の妻(遺影)
勝部演之・・・大手家具メーカー「矢部家具」の創業者=前会長・社長、矢部記念財団会長 矢部泰造
峯村リエ・・・泰造の長女、資産が有ることが何より自慢の高慢ちき 矢部初子
櫻井章喜・・・初子の夫(婿養子)、「矢部家具」会長・社長、金にしか興味のない俗物 矢部要
小澤亮太・・・初子の息子、バイクツーリングのサークル、三流大学で二度も留年し頼りないが気持ちは優しい 矢部大輔
長田奈麻・・・泰造の次女、エキセントリックで底意地が悪い 矢部継子
石井テルユキ・・・継子の夫(婿養子)、「矢部家具」常務⇒部長に降格、ギャンブル・女など金にだらしのない優男 矢部寛
吉川愛 (子役時の芸名・吉川里琴)・・・継子の娘、気が強過ぎるが美人で頭もいい 矢部唯香
橋沢進一・・・矢部記念財団副理事 河合正弘
西慶子・・・矢部邸の家政婦 岡野広子
片岡明日香・・・矢部家具のOL 市原真里
ミズモトカナコ・・・矢部家具のOL 佐野亜紀
田中章・・・不動産屋
高橋新太郎・・・角打ちの客
三島ゆたか・・・角打ちの酔っ払い客
松浦祐也・・・アパートの隣人 宮坂光男
西村誠治・・・通報した弁当宅配業者
藤原智之・・・矢部泰造の遺体を発見した、赤羽北署の交番巡査
高橋里英・・・KBM女子アナ
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□ キャスト/ レギュラー
☆印は今回出演。
■■法務省
榎木孝明・・・法務事務次官 日下部彌彦(くさかべ・いやひこ)
■■警察庁
石坂浩二・・・警察庁採用⇒外務省(出向)⇒警察庁次長⇒長官官房付(降格)・警視監 甲斐峯秋(かい・みねあき)
※ 特命係の組織的な位置づけ・・・形式組織上は警視庁刑事部だが、運用組織上は警察庁長官官房。長官官房(室)長の小野田公顕の役割に近づいたと言える。
水谷豊 ・・・警察庁採用⇒ロンドン警視庁(研修)⇒警視庁刑事部捜査第二課(研修)⇒警備部緊急対策特命係⇒警察庁長官官房付⇒警視庁警察学校教官⇒刑事部特命係長⇒警察庁長官官房付特命係長・警部 杉下右京 ☆
反町隆史・・・法務省採用⇒刑事局総務課企画調査室室長⇒警視庁警務部付⇒警察学校(研修)⇒総務部広報課⇒警察庁長官官房付特命係員・巡査 冠城亘(かぶらぎ・わたる) ☆
■■警視庁
大杉漣 ・・・神奈川県警本部長⇒警察庁長官官房総括審議官(出向)⇒警視副総監・警視監 衣笠藤治(きぬがさ・とうじ)
■総務部
仲間由紀恵・・・警察庁採用⇒警視庁組織犯罪対策部組織犯罪対策第二課⇒警察庁長官官房国際課⇒内閣府内閣官房内閣情報調査室総務部門主幹⇒警視庁総務部広報課課長・警視正 社美彌子(やしろ・みやこ)
■警務部
神保悟志・・・警務部人事第一課首席監察官・警視正 大河内春樹
■ 刑事部
片桐竜次・・・刑事部長・警視長 内村完爾 ☆
小野了 ・・・参事官・警視正 中園照生 ☆
川原和久・・・捜査第一課殺人犯捜査第七係主任・巡査部長 伊丹憲一 ☆
山中崇史・・・捜査第一課殺人犯捜査第七係・巡査部長 芹沢慶二 ☆
原田龍二・・・捜査第一課第一係⇒特命係⇒捜査第一課第一係主任⇒ロンドン警視庁(研修)⇒捜査第二課・警部補 陣川公平
田中隆三・・・鑑識課員・巡査部長 益子桑栄(ましこ・そうえい) ☆
■ 生活安全部
浅利陽介・・・区役所職員⇒警視庁(縁故採用)⇒警察学校(研修)⇒日下部彌彦・衣笠藤治のスパイ、サイバーセキュリティー対策本部第五課 特別捜査官・巡査部長 青木年男 ☆
■ 組織犯罪対策部
山西惇 ・・・生活安全部薬物対策課課長⇒組織犯罪対策第五課長・警視 角田六郎 ☆
志水正義・・・組織犯罪対策第五課・巡査部長 大木長十郎 ☆
久保田龍吉・・・組織犯罪対策第五課・巡査部長 小松真琴 ☆
■ 民間
鈴木杏樹・・・小料理屋「花の里」女将 月本幸子 ☆
ギラルド沙羅・・・社美彌子と、亡くなったヤロポロク・アレンスキーとの娘 社マリア
◇
■ あらすじ
ホームレス探偵vs特命係
資産家死亡の陰に骨肉の遺産争い
北区のパチンコ店景品交換所で400万円が強奪された事件から1週間。
奪った犯人は逃走中に事故死していたが、奪われた現金の行方は未だ分からないままだった。
捜査陣は共犯者の存在を疑って聴き込みを掛けていた。
*

ひょんなことで犯人が捨てた大金をゴミ箱から手にし、ネコババしたホームレスの東大寺雅夫(勝矢)。
そこで、老人が病死したという北区赤羽本町の “事故物件”(賃貸アパート・マンションや建物などで前の居住者が何らかの経緯で死亡した物件)---を即金で賃借契約する。
引っ越すと直ぐ、大金を隠そうと開けた天井裏から不穏な手記を発見する。
『私の死の手記 この手記が発見される時、私はすでに殺されている。』から始まる、死者からの告発文!! 『これを手にしているのが殺人者でないことを祈る。みすみす殺人鬼の毒牙に懸るとは。なんたる無念。ああ、私は死んでも死にきれない。』
筆者は、大手家具メーカー会長で資産家の矢部泰造(勝部演之)。
『私を殺害した犯人を見つけ出した者には矢部財団から壱千万円の謝礼を支払うものとする 矢部泰造』と書いてあったことから、東大寺は密かに犯人探しを決意する。
『・・・ 初めに、私の身に起こった数々の出来事を記しておこう。私は犯人が仕掛けたワナを寸でのところですり抜けてきたのだ。始まりは十一月の半ばだった。』
*
一方、単独犯で逃走途中にどこかで現金を隠したという説を、独自に内偵していた杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)。
「最近、羽振りがいいホームレスがいる」という角打ち界隈の情報を得て、東大寺のアパートを訪ねる。
「転入者の巡回カードに記入を」---
警察官の突然の訪問に落ち着かない様子の東大寺は、「引っ越してから、霊に遭遇するようになって体調が優れない」と嘘の告白をする。
その言葉に興味津々の幽霊大好き人間・右京とは裏腹に、亘は異常な程に腰が引けてしまう。
そして、その部屋で亡くなった矢部泰造の名前に過剰なまでの反応を示す、東大寺。
そこで右京と亘は東大寺が何か隠していることを察し、泰造の死など周辺の情報を収集することにする。
すると、独居老人の孤独死とされた泰造の死体検案書 [---青木年男(浅利陽介) が持ち込む] に不可解な点が浮上する。
死因が急性心筋梗塞なのに仰向けになって死んでいる、心臓の持病があるのに目黒の邸宅から出て離れた赤羽に独居していること、緊急連絡先が最寄りの交番になっていることなどの諸点。
鑑識課の益子桑栄(田中隆三)によれば、気になる点は部屋が清潔なのに、背中に綿埃(ワタボコリ) が付着していたこと。
後日、右京らは実は泰造が大変な目黒の資産家だったと分かるとともに、一族が遺産相続を巡って揉(も)めていたことが判明する。
そこで二人は、長女夫妻、次女夫妻、そして二人の孫の親族一同が暮らす、生前の本宅を訪ねる。
その豪邸の門前には、偶然にも線香を上げに来たという挙動不審の東大寺の姿があったのだ。右京「線香を上げに来た?」、東大寺「そ、そう」。
泰造が亡くなった当日は、一族で亡き大奥様・孝子の命日で墓参し、アパートで出前の握り寿司を取って食べ、夕方少し前には別れた。
アパートの鍵は全員が持っているが、表立っての普段の出入りは、孫の二人が家電製品の操作などで呼ばれた時くらい。
*
東大寺によれば、泰造の霊が夢枕に立ったと言う。
身の回りに不審な出来事ばかりが立て続けに起きていた。
湯船に熱湯が張られていた。
冷蔵庫のタッパーに漂白剤が入っていた。
墓に近い新宿の店ではなく態々、疑わしい娘夫婦たちを案内して、狭いアパートに出前を取った。
等々。
これらは亘が言うように認知症の症状が生まれたのか !?
家政婦によれば、愛する大奥様に亡くなられたことが暫く受け入れられず、その兆候が少し見られたと言う。長女・初子の声はそっくりなので、泰造はよく聞き違える。
だが、手記から判断するに回復しているように見える。
*
財団事業の恵まれない子たちに教育・福祉の支援活動を進めることは、娘夫婦たちにとって得べかりき遺産が目減りするだけ。泰造に長生きしてもらいたくない動機があった。
手記の最後のページ
『唯香と大輔があいつらの企みを知らせてくれた。孝子の命日を狙うとはあいつららしい。今度こそ証拠を掴んで突きつけてやる。』
不穏な手記を残した資産家は病死か、他殺か?
遺産を狙う“華麗なる一族”には裏の顔が!
ホームレス探偵と右京、推理合戦の行方は…!?
*
<ネタバレご注意>
あの日、東大寺の部屋の鍵が開いていた。誰かが侵入したらしい。
隣人から東大寺が聴き出した情報では、亡くなった晩は女の声で「おとうさん・・・」と呼んで途切れた声が聞えたと言う。命日の夜に孝子の霊の声か?
否、その声を利用した者が居たからだ。
継子が用意した新しいスマホに孝子の声を録音して泰造の部屋にそっと置き、霊の声で動転させてショック死を与えよう・・・。
ところが、
親たちの企みの証拠を隠そうとして動いた者もいた・・・。バカラにうつつを抜かした親でも庇う心。
一方、スマホの操作を教えようと夜遅く到着し、心筋梗塞で苦しんでいた泰造が手を伸ばしていた黒電話を、咄嗟(とっさ)に奪ってしまった者もいた・・・。黒電話のコードに付着していた綿埃・・・。
留学費用を出してもらえなかったことが、瞬間の動機。










