稀勢の里関の横綱昇進は、久々(何と ! 19年振り)の日本人力士ということで大いに盛り上がった。
そして伝達式における口上に「四(文)字熟語」が使われるか?に、マスコミの関心が集まったが、使われなかった。
このテーマはずーっと以前から大相撲ファンにとっては関心が強かった。
そして、今日の「デイリー新潮」では、エッセイスト・漫画家の能町みね子氏が、
新潮社の季刊誌「考える人」2017年冬(2月)号にエッセイ「四字熟語で相撲道」を寄稿している。
「考える人」2017年冬号「四字熟語で相撲道」*
そこであれこれネットサーフィンして、
大関・横綱昇進時の口上リストを集大成(笑)してみた。
貴乃花、若乃花、貴ノ浪、琴光喜、琴奨菊といった所謂(いわゆる)二所ノ関一門が、口上の四字熟語ブームを生んだようである。
稀勢の里も師匠の隆ノ里(現・鳴門親方)も二所一門ではあるが。
尚、意味の出典は「新明解四字熟語辞典」など。
輪島: 1973年7月場所後の横綱昇進時、「一生懸命」・・・命を賭けて物事(相撲道)に当たる。
千代の富士: 1981年1月場所後の大関昇進時、「一生懸命」
千代の富士: 1981年7月場所後の横綱昇進時、「一生懸命」
北勝海: 1987年7月場所後の横綱昇進時、「一生懸命」
大乃国: 1987年9月場所後の横綱昇進時、「一生懸命」
貴花田(後の貴乃花): 1993年1月場所後の大関昇進時、「不撓不屈」(ふとうふくつ)・・・強い意志をもってどんな苦労や困難にも挫(くじ)けない。
若ノ花(後の三代目若乃花): 1993年7月場所後の大関昇進時、「一意専心」・・・他に心を動かされず只管(ひたすら)一つのことに心を集中する。
貴ノ浪: 1994年1月場所後の大関昇進時、「勇往邁進」(ゆうおうまいしん)・・・恐れることなく自分の目的・目標に向かって只管(ひたすら)前進する。
貴乃花: 1994年11月場所後の横綱昇進時、「不惜身命」(ふしゃくしんみょう)・・・仏道(相撲道)のために身も命も惜しまない。
三代目若乃花: 1998年5月場所後の横綱昇進時、「堅忍不抜」(けんにんふばつ)・・・どんなことがあっても心を動かさずじっと我慢して堪え忍ぶ。
武双山: 2000年3月場所後の大関昇進時、「正々堂々」・・・公正で偽りなく真正面から事を行なう。
朝青龍: 2002年7月場所後の大関昇進時、「一生懸命」
朝青龍: 2003年1月場所後の横綱昇進時、「一生懸命」
白鵬: 2006年3月場所後の大関昇進時、「全身全霊」・・・備わっている体力と精神力の全てを捧げる。
白鵬: 2007年5月場所後の横綱昇進時、「精神一到」・・・精神を集中して事に当たる。(そうすればどんな難しいことでも成し遂げられないことはない)。
琴光喜: 2007年7月場所後の大関昇進時、「力戦奮闘」・・・力を尽くして自分の能力を奮(ふる)う。 ⇒2010年5月場所後、野球賭博関与で解雇処分
日馬富士: 2008年11月場所後の大関昇進時、「全身全霊」
琴奨菊: 2011年9月場所後の大関昇進時、「万理一空」(ばんりいっくう)・・・どこまでも同じ一つの目標を見据え弛(たゆ)まず努力を続ける。 ⇒2017年1月場所後、関脇陥落
日馬富士: 2012年9月場所後の横綱昇進時、「全身全霊」
鶴竜: 2014年3月場所後の横綱昇進時、「一生懸命」
白鵬: 2007年5月場所後の横綱昇進時、「精神一到」・・・精神を集中して事に当たる。(そうすればどんな難しいことでも成し遂げられないことはない)。
琴光喜: 2007年7月場所後の大関昇進時、「力戦奮闘」・・・力を尽くして自分の能力を奮(ふる)う。 ⇒2010年5月場所後、野球賭博関与で解雇処分
日馬富士: 2008年11月場所後の大関昇進時、「全身全霊」
琴奨菊: 2011年9月場所後の大関昇進時、「万理一空」(ばんりいっくう)・・・どこまでも同じ一つの目標を見据え弛(たゆ)まず努力を続ける。 ⇒2017年1月場所後、関脇陥落
日馬富士: 2012年9月場所後の横綱昇進時、「全身全霊」
鶴竜: 2014年3月場所後の横綱昇進時、「一生懸命」
