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「地方紙を買う女 ~作家・杉本隆治の推理」
テレビ朝日 3/12(土)21:00~23:06
【スタッフ】
原作: 松本清張の短編「地方紙を買う女」
・・・小説新潮1957年4月号に掲載、角川小説新書・短編集「白い闇」1957年8月に所収、
新潮文庫・傑作短篇集「張込み」1965年12月/2001年8月改版に所収、
文春文庫・松本清張傑作短篇コレクション上2004年11月に所収。
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脚本: 竹山洋
監督: 藤田明二(テレ朝)
音楽: 江口貴勅
プロデューサー: 五十嵐文郎チーフ・内山聖子ゼネラル・中込卓也(以上テレ朝)、河添太(角川映画)、江平光男(新和事務所)
制作協力: 角川映画
制作著作: テレビ朝日
撮影:
石川県・・・能登ロイヤルホテル(羽咋郡志賀町矢蔵谷ラ1)、国定公園・関野鼻(羽咋郡志賀町笹波)、重文・金榮山妙成寺(みょうじょうじ、羽咋市滝谷町ヨ1)、JR西日本・羽咋駅、北陸鉄道バス、
ピクニックに出かけるクライマックスのシーンは、“泣き砂の浜”の琴ケ浜海岸(輪島市門前町剱地)、
M'ZAめいてつ・エムザ(金沢市武蔵町15-1)、漁師飯居酒屋GOEN(本町2-7-1越田ビル1F)、山錦楼(寺町5-1-38)、
北國新聞社、日経印刷、金子早苗建築空間設計室(常盤町34-1)、稲村事務所、大田リース産業、北村太郎の金時篇(飛鳥新社・刊)、
京都府・・・伏見稲荷大社(伏見区深草藪之内町68)、
東京都・・・隅田川・白鬚橋(台東区橋場~墨田区堤通)、東京メトロ桜田門駅、
など。
語り: 田中哲司
◇
【キャスト】
杉本隆治: 田村正和・・・小説家、金沢日々新聞で推理小説「遠い記憶」を連載、金沢市常盤台に滞在中
田坂ふじこ: 水川あさみ・・・杉本の助手、小説家志望
潮田(旧姓・秋山)芳子: 広末涼子・・・潮田の子を流産、地方紙の購読を希望する、西銀座のクラブ「エンゼル」⇒銀座7丁目の高級クラブ「ルビコン」ホステス、世田谷区豪徳寺在住
潮田早雄: 北村有起哉・・・芳子の夫、本間代議士の地元・羽咋の秘書
潮田久子: 佐々木すみ江・・・潮田の亡き母、芳子の介護に感謝、吾亦紅(われもこう)が好き
生島勇輝・・・潮田家の隣家の男性
石井苗子: 根本たか子・・・銀座の高級クラブ「ルビコン」ママ
持山翔子(音楽家)・・・「ルビコン」でのピアノ生演奏女性
加藤裕、若尾哲平
由紀子: 遊井亮子・・・西銀座のクラブ「エンゼル」ママ
森次晃嗣・・・西銀座のクラブ「エンゼル」マスター
服部三郎: 佐野史郎・・・金沢日日新聞の社会部長⇒文化部長
広田咲: 片瀬那奈・・・心中事件を追う金沢日日新聞社会部記者
山下重光: 寺島進・・・石川県警本部長
久保勇介: 相島一之・・・北羽咋警察署捜査一課課長
小島六郎: 木下ほうか・・・北羽咋警察署捜査一課刑事・警部補
高見悟: 寿大聡・・・北羽咋警察署捜査一課刑事・巡査長
本間精次郎: 大杉漣・・・厚生大臣
東山善吉: 橋爪功・・・小説家、文芸賞の選考委員、杉本の友人
雪乃(本名・吉田晴美): 渡辺麻友(AKB48)・・・金沢の芸者
庄田咲次: 駿河太郎・・・愛人と謎の心中を遂げた、東京日本橋5丁目のデパート「紅谷百貨店」警備員、杉並区天沼在住
庄田恵: 西田尚美・・・庄田の妻
庄田つとむ: 大山蓮斗(子役)・・・咲次と恵の息子
庄田純子: 横山芽生(子役)・・・咲次と恵の娘
福田梅子: 須藤理彩・・・庄田の愛人、「紅谷百貨店」販売部店員、世田谷区松原町在住
塩山誠司(輪島市出身のため方言指導も兼ねた)・・・妙成寺の僧侶
野埼暁美・・・郵便局員
川口圭子・・・志賀町笹波の食堂女将
平井寅、ほか
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【あらすじ】
原作では、自らが関わった事件の捜査状況を知るため「連載小説が面白いから」と理由をつけ、東京から地方紙の購読を依頼する女性の目論見が、小説の原作者によって破綻するまでが描かれている。
今作ではその流れを現代の金沢を中心とした石川県を舞台に、小説家の視点で描写。小説家の女性助手など独自のキャラクターも登場させ、小説家という立場で女を追い詰めていく男、心ならずも犯罪に関わってしまった女、それぞれの心理を味わい深く描いて行く。
作家生命を賭けた推理小説「遠い記憶」を、地方紙の金沢日日新聞に連載している杉本。
或る日、新聞社に「『遠い記憶』が面白いので読んでみたい」と購読を希望する手紙が、東京の芳子という女性から舞い込む。
東京の女性がどこで地方紙の小説を読んだのか、しかも連載1回目からではなく途中から…。
杉本の胸にささやかな疑惑が湧き上がる。助手のふじこは、身分を偽り東京で芳子と対面。
購読希望は全くの出鱈目ではなさそうに思えたが、やがて芳子の購読打ち切りを告げる手紙とともに、杉本の疑念は或る恐ろしい推理へと繋がって行く。
ピクニックに出かけ、芳子のウソを暴き、その真意を暴こうとする杉本、ジワジワと追い詰められる芳子、そして2人の“攻防”をハラハラと見守るふじこ。それぞれの心理をぶつけ合う迫力あるクライマックスのシーン。
*
小説家の杉本は、地方紙・金沢日日新聞の連載が決まり、東京から金沢へ移住。自らの作家生命を賭け、連載小説「遠い記憶」の執筆に専念している。
作品の評判は上々、同紙文化部長の服部から連載の延長を依頼される。
そんな折り、東京に住む芳子という女性から「『遠い記憶』を読みたいので購読したい」という手紙が新聞社に舞い込んだことを聞かされる。
芳子はどこで自分の小説を読んだのか、そしてなぜ途中から読みたいというのか?杉本はささやかな疑問を抱く。
が、助手のふじこは手紙は服部の捏造(ねつぞう)ではないかという。
杉本が候補になっている文芸賞の落選が決まり、執筆意欲を失わせないように、と。
居ても立ってもいられなくなったふじこは一人上京。芳子の存在を確認すると一旦は安心する。
しかし、身分を偽り接近した芳子から何がしかの思惑を感じ取り、疑惑を払拭することはできなかった。
数日後、芳子から「遠い記憶」がつまらなくなったから、と購読を断る手紙が送られて来た。
小説は最近になって面白くなってきたはず。
杉本には自信があったし、小説家仲間の東山もそれを認め「失礼な」と鼻白む。
杉本は芳子の一連の行動に一つの決断を下した。「この読者は、私の小説が読みたくて、新聞を購読したのではない」と。
ならば、何が目的で金沢日日新聞を購読したのか。
杉本とふじこは、芳子が購読を希望した日付の新聞から詳細に読み返し、東京と北陸を結ぶ或る心中事件の記事を見つける。
それは東京のデパート警備員・庄田と愛人でデパート店員の梅子の遺体が、口能登の関野鼻で発見された、というものだった。
芳子が読みたかった記事は、この心中事件に違いない。
確信した杉本は、銀座の高級クラブで働く芳子を訪ねる。
杉本が「遠い記憶」の著者と分かり、素直に詫びる芳子。
夫の潮田は代議士の秘書のため、羽咋に単身赴任。自分は東京で、今は亡き姑の介護に追われていたという。
その夫も秘書を辞め、15年ぶりに東京で一緒に暮らせるようになる。
幸せになれますね、という杉本の言葉に、なぜか芳子は複雑な表情を見せる。
初対面の男女の何気ないやりとりだったが、杉本は帰り際そっと1枚の写真を置いて店を出る。
確認した芳子を震撼させたその写真、そこに写っていたものとは?
金沢へ帰った杉本は、ふじことともに心中事件、潮田の周辺などを調べ始める。
庄田と梅子は本当に心中だったのか?他殺だとすれば、芳子がどう関わったのか?全ては真実が知りたいため…。
小説家の業に突き動かされた杉本の前で明らかになる真実とは!?
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「黒の樹海」
テレビ朝日 3/13(日)21:00~23:06
【スタッフ】
原作: 松本清張の長編「黒い樹海」
・・・婦人倶楽部1958年10月号~60年6月号に連載、
講談社・単行本1960年、講談社文庫1973年6月。
脚本: 寺田敏雄
演出: 常廣丈太(テレ朝)
音楽: 井筒昭雄
プロデューサー: 五十嵐文郎チーフ・内山聖子ゼネラル・中川慎子(以上テレ朝)、中沢晋(オフィスクレッシェンド)
制作協力: オフィスクレッシェンド
制作著作: テレビ朝日
撮影:
東京都・・・日野映像支援隊、平山季重神社(日野市平山6-53)、国立市役所、所沢市役所、グランブルー青山(港区南青山3-3-3)、品川シーズンテラス(港区港南1-2-70)、東京国立博物館(台東区上野公園13-9)、
神奈川県・・・藤が丘ハイツ(横浜市青葉区藤が丘2-2-1)、さがみはらFC、無形の家(相模原市緑区名倉3743) 、藤野倶楽部(相模原市緑区牧野4611-1)、
長野県・・・大町市観光課、信濃大町(大町市大町仁科町)、くろよんロイヤルホテル(大町市平2020)、大町エネルギー博物館(大町市平2112-38)、立山プリンスホテル(大町市平大町温泉郷2884-10)、ホテル夢の湯(大町市平大町温泉郷2889-4)、心笑館(ここえかん、大町市平高瀬入2112-316)、塩の道(大町市など)・塩の道ちょうじゃ(大町市大町八日町2572)、タカラ食堂(大町市大町八日町3284)、
藤が丘(上伊那郡箕輪町)、
大町ダム管理所、高瀬川総合制御所、JR東日本企画、アルピコ交通、相模組、大町石産、ツカサ工業、伊藤自動車硝子、高橋商店、小林土建、北安中部漁業協同組合、
山形県・・・鶴岡公園(鶴岡市馬場町4-7)、
など。
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【キャスト】
笠原祥子(さちこ): 北川景子・・・東都新聞契約社員
[高野友愛(子役)幼少期、吉岡千波(子役)少女期]
笠原信子: 小池栄子・・・祥子の姉、東都新聞文化部記者
[真家有里奈(子役)幼少期、和田紗也加(子役)少女期]
小川カズ: 室井滋・・・信子・祥子姉妹の住む目黒区マンション管理人、繋ぎ役
吉井亮一: 向井理・・・東都新聞社会部⇒文化部記者
町田知枝: 酒井若菜・・・東都新聞文化部記者
大島卯介: 桜井聖・・・東都新聞文化部部長
植木祥平・・・他紙社会部記者
妹尾郁夫: 鈴木浩介・・・経済評論家
三ツ川沙織: 堀田茜・・・妹尾の婚約者、財閥令嬢
倉野むら子: 山本未來・・・服飾デザイナー
鶴巻完造: 六平直政・・・画家
佐敷泊雲: 古田新太・・・華道望月流家元
町井祥真
西脇満太郎: 沢村一樹・・・カリスマ小児科医・西脇家の婿養子、渋谷区松濤
西脇亜佐美: 麻生祐未・・・西脇の妻
斎藤常子: 江口のりこ・・・信子のバッグを届けた女、蕎麦屋「丸藤」の元店員⇒山梨県見延町の実家
斉藤□□: 田口主将(かずまさ)・・・常子の父
浜田道彦・・・蕎麦屋「丸藤」の店主
安原國政: 尾美としのり・・・長野県警刑事
森田甘路・・・大町中央警察署刑事
村田頼子: 宮路雅子・・・事故バスの乗客、配膳・宝泉の従業員
太田恭輔、鳥木元博・・・事故現場近くの住民
寺本愛美、松村千絵、北ほのか、田中美帆、中澤梨乃・・・西脇のパーティーに出席した女性陣
Steven S.・・・ラファエルのドアボーイ
光平崇弘、星川祐樹、森永竜矢・・・高校生グループ
大熊英司(テレ朝アナ)、えもりえりこ
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【あらすじ】
たった一人の身内である姉を不慮の事故で亡くした妹・笠原祥子。
その死に疑惑を抱いた祥子が真相を探り始めたところ、事件の鍵を握る人物が次々と不審な死を遂げて行く。
すべてが闇に包まれ、まるで出口のない“黒い樹海”の中で彷徨っているかのような感覚に襲われる、祥子。
誰が敵で誰が味方か分からない恐怖の中、孤独な調査を進めた彼女が辿り着く、余りにも衝撃的な結末とは…!?
*
両親を早くに亡くした笠原祥子は、たった一人の姉・信子と都内のマンションで2人暮らし。
仕事を探しながら、東都新聞社に勤務する信子を信頼し、寄り添うように生きて来た。
その日も東北の十和田湖旅行に出発する信子と別れ、祥子は何社目かの面接に出かけた。
それはいつもと変わらぬ、仲のよい姉妹の光景のはずだった。
ところがその夜、ダンプカーが信濃大町の乗り合いバスに追突した事故で、信子が亡くなったという知らせが入る。
しかも、どういう訳か、祥子に告げていた旅先とは異なる場所・大町温泉郷で、命を落としてしまったのだ! 更に身元確認が遅れ、事故現場から離れた所にバッグが落ちていたとは!?
悲しみに暮れる祥子の前に現れたのは、東都新聞社(千代田区四ツ橋)の信子の同僚記者・吉井亮一。
何を考えているのか、信子の死の謎について祥子と共に調査に乗り出す吉井。
その一方で、祥子は姉の後釜として文化部で働き出し、生前、姉が担当していた文化人たちに会いに行く。
カリスマ小児科医・西脇満太郎の出版記念パーティーに集まった、彼らは皆、華やかな表の顔からは想像もつかないほどクセのある人物ばかり。
西脇満太郎、華道望月流家元・佐敷泊雲、経済評論家・妹尾郁夫、服飾デザイナー・倉野むら子。
ところが同夜、姉の同僚だった町田知枝が大田区大森の公園で首吊り自殺!
パーティーに合流するはずだった知枝は、信子の死について「責任をとるべき人がいる」「有名人ならなおさらよ」と謎めいた言葉を祥子に残していた。更に倉野むら子によれば、「バス事故の件で誰かを告発したい」と漏らしていた。
姉の死に、信子が生前つき合っていた著名人の誰かが関わっていることを直感した祥子。
祥子は、着飾って彼らに探りを入れ調査を進める。
中でも西脇満太郎はセレブ界切っての遊び人らしく、何度も祥子に誘いをかけて来る始末だった。
だが、真相を知ろうとすればするほど、渦中の人物が次々と殺害されて行く事態が発生!
姉のバッグを届けた斎藤常子が多摩川河川敷で絞殺、管理人の小川カズが転落死。
祥子は図らずも “黒い樹海”のような深い闇に吸い込まれて行く…!
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