プロ野球パリーグの8/21(金)・22(土)・23(日)のオリックスvs日本ハムの3連戦は、
今季最初で最後の東京ドーム開催なので、アウエーで肩身が狭いのだろうけど、1度は応援に訪れたい。


一方、甲子園の三回戦(ベスト16)では、
石川代表で身内関連校の「遊学館」(金沢市本多町2丁目)が、8/15(土)に神奈川代表の「東海大相模」 ⇒ 呆気なく敗退
東東京代表=地域関連校の「関東第一」(江戸川区松島2丁目=総武線新小岩駅)が、8/16(日)に愛知代表の「中京大中京」 ⇒ 劇的に準々決勝進出 ⇒ 「興南」に競り勝ち準決勝進出
それぞれ対戦する。


でも甲子園の報道は、「清宮!!清宮!!」と加熱気味で、"耳にタコ"の中------





日本時間8/13(木)、英国科学雑誌「ネイチャー」最新号に----

日本・沖縄科学技術大学院大学(OIST、沖縄県国頭郡恩納村)と米国・シカゴ大学&カリフォルニア大学バークレー校との共同研究チームが3年掛けて、
無脊椎動物の中でも特に高い知能を持つとされる、タコの全ての遺伝情報(ゲノム)解読に成功した

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と発表された。



しかも、今回ゲノムが解読されたマダコの一種が表紙を飾っている。

このOctopus bimaculoidesは、
強力な吸盤が並んで物に巻き付くのにより適した腕や、巧妙な作りのカメラ眼など、頭足類としていくつかの新機軸が見られると言う。


尚、研究者は分子遺伝学ユニットのリーダーであるダニエル・ロクサー教授(カリフォルニア大学バークレー校出身)、論文共著のオレグ・シマコフ博士、エリック・エドシンガー博士。
==写真の右から==



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生命の設計図とも言われる、一組ずつ対になった塩基と呼ばれる遺伝情報は、このタコには27億対と、31億対あるヒトに迫る。

この成果を切っ掛けとして、世界の研究界で、謎多きタコの生態解明に繋がることが期待される。


[※]
ゲノム(英語: Genome)は遺伝子(gene)と染色体(chromosome)の合成語。
DNA(デオキシリボース・リン酸・塩基から構成される核酸) 上の全遺伝情報を言う。
スーパーコンによって解析される。


タコのゲノムの半数近くは可動遺伝因子(トランスポゾン)で占められ、
トランスポゾンの多くは神経系で活発に動き、複製しながら独立して動き回ることができる(遺伝子を制御・活性化し遺順序入れ替えを促進する)。

体のもとになる蛋白質を作る3万余の遺伝子のうち、1割がタコにしか見られないもので、皮膚や手足など神経が集まる部分から多く見つかった。


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タコは、アンモナイト・オウムガイ・イカと同じく分類学では軟体動物門/頭足綱・・・俗称は頭足類。

地質学では、古生代の中頃のデボン紀に出現。
シルル紀の後、石炭紀の前。約4億1600万年前~約3億5920万年前。
世界の海中で海の捕食動物として繁栄。地球上で最初の知的な生物だったとも言われる。
但し、アンモナイトは、中生代の末期=白亜紀末の「K-T境界」を最後に、地球上から恐竜とともに姿を消した。

(出典: http://mshi.no.coocan.jp/pukiwiki/ 地質年代区分)



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神経系の組織が発達しており、餌を見つけると瞬時に手足を伸ばして捕まえるだけでなく、問題を学習し解決する。

(例)
密閉されたビンの蓋を捩(ね)じって餌を捕る。

二枚貝の貝殻、人間が割って捨てたココナッツの殻を組み合わせて身を守る。
神経が関わる組織が発達している。

体の色を自在に変えられる。身を守るため、保護色に変色したり地形に合わせて体形を変えるといった、見事なカモフラージュ能力を可能にする皮膚の動きができるる。

形を認識する。
タコの皮膚を取り除き、そのタコの切断された腕を近づけると、その腕の吸盤はその皮膚を除去した部分に吸い付いた。
タコから皮膚を取り除いてそれを部分的に貼り付けた物体に、タコを近づけると、その吸盤は皮膚を貼り付けた部分にはくっつかず、皮膚のない部分にはくっつくことが確認できる。
皮膚に何らかの自己認識機構が存在するのではないかという研究成果がある。

タコの8本の触腕には数百個の吸盤があり、触れたもののほとんど全てに反射的に吸いつくが、触腕が自分の体に決して絡まってしまうことはない。
皮膚にある化学物質によって、自分の体に吸盤が吸いついて触腕が絡まるのを防いでいる。

以上、タコの生態や進化過程は謎が多い。