ブログネタ:10年前、今の自分想像できた? 参加中私はできた派!
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10年前と言えば、2005年頃のこと。
私は、2001年秋に丁度、勤続30年(54歳)を迎えた電機系会社を定年扱いで退職した。
これは1年前から、再就職を前提として出向した、(資本関係はないが取引関係はある)金融系会社でのトライアルが、順調と判断した結論だった。
勿論、相手の了解もあったから。
でも、そもそも定年扱いは、会社からの勧奨ではなく私の進路選択から決まった。
選択の理由は------
・ これ以上は昇格しない、つまり偉くなれないだろう。
・ 当時は退職金が減る(今の年金と似ている)傾向が見えていた。
・ このまま推移すれば、適当な時期にグループ会社への再就職になるだろう。サラリーマン人生を同一グループで終わるより、後10年のスパンで全く毛色の変わった会社で働きたい。
------という風な、いわゆる独り善がりの独断と偏見で、決心した。
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では、その後の第二のサラリーマン人生はどうだったか? 振り返ってみる。
ミレニアムの2001年から再スタートを切った。
会社からは、業績が良好であれば上位昇格の道があると、嘱託扱いではなく正社員として採用された。
しかし、この時点で既に私にはそんな気負いはなく、10年位(64~65歳)勤め上げてリタイアしたいなあという心境だった。
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私の人生観のようなものは------
・ 何事も早目の選択や決断が性に適っている。
・ 仕事も夜の交際も激しい性向にあるので、程々にリタイアしないと身体を壊すのではないか? という不安感がある。
・ 貰える物は早目に貰っておき、老後の余生を好きな書きもの(エッセイなど)に使ったり、そして夫婦生活を大切にしよう (これまでは余りにも家で過ごす時間が少な過ぎた)。
------以上に沿って、仕事もできる限り熱心にこなす一方、
休暇を取りながら、妻と庭園散策・美術館見学・旅行など、一人で都内の再映館通いの時間を見付けた。
その間に元々、文章を書くのが好きな自分なので、そうだ ! ブログを書こう !! と始めたのである。
ワープロ全盛の過去(今から約25年前の1987~1992年)にも、休日の深夜に、故郷・金沢での思い出・エピソード~方言、俳句、映画批評などをシコシコと書き貯めていた。
ブログは、それらを元ネタとしてスタート。
そのうちネタギレになると、これまでビジネス書や日経新聞ばかりに偏向していたのを改め、
興味を持っていたミステリー小説を読もう ! それの書評も書くことにしよう !! と思い付いた。
区立図書館で探したり、偶には新刊書を選んだり。
その結果、作家は、松本清張の他には東野圭吾・伊坂幸太郎・村上春樹などが面白いと分かった。
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かくして、約10年前の2006年秋から始めたブログが非常に性に合っていることを発見した。
そこで、後、数年程は再就職会社で一宿一飯のご奉公に努めてリタイアしようと、心の中で固められて行った。
そうして、前述の人生観に沿って早目に(2009年秋=62歳)、自分から退職を願い出た。
幸いなことに、前の会社も今度の会社も、自己都合(依願退職扱い)ではなく、何と ! 会社都合の退職金にして頂いた。
これは偏に、直属上司や人事担当幹部を始めとした社内の人間関係に大過が無かったからに違いない。
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以上、これまでの幸運に恵まれながら、今、10年前に描いたビジョン (俗っぽい言葉でワガママ。笑) に近い姿で老後生活を歩み始めて、5年余になる私である。
若い頃だったら10年後の自分なんて、なかなか読み難かっただろうなァ。
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