NHK-BSプレミアム

BS時代劇 「雲霧仁左衛門2」

第5回 「甘い罠」

3/6(金)20:00~20:43、再放送3/8(日)18:45~19:28





【原案】 池波正太郎 
「雲霧仁左衛門」、「にっぽん怪盗伝~熊五郎の顔」など


【スタッフ】


脚本: 宮川一郎(#1#2#3#4#6)、古田求(#5)、脚本協力: 岡本さとる

演出: 山下智彦(#1#2)、井上昌典(#3#4)、宇喜田尚(#5)、服部大二(#6)

音楽: 遠藤浩二

時代考証: 山本博文
殺陣指導: 中村健人、殺陣: 松竹俳優G・JAE



【主な撮影場所】


京都太秦・松竹撮影所、
上津屋橋(通称・流れ橋、京都府久御山町~八幡市、#1)、
八幡堀・白雲橋(滋賀県近江八幡市宮内町、#3)、兵庫県たつの市海岸(#3)、
天寧寺・五百羅漢(滋賀県彦根市里根町232、#3#4)
走田神社(京都府亀岡市余部町走田2、#5)
 


【語り】 志賀廣太郎





【キャスト】



雲霧仁左衛門: 中井貴一・・・大盗賊・雲霧一党の首領(おかしら)。本名・辻伊織、出自は伊勢・藤堂藩(津藩)士で実兄・辻蔵之助が公金横領の濡れ衣を着せられた際に出奔する。


七化(ななば)けのお千代: 内山理名 [幼少期 松本結菜(子役)]・・・雲霧一党の引き込み役。妙齢の女性で、大店奥方・御中臈(おちゅうろう)・公家若後家・色里女・尼僧に至るまで何にでも変装する。17年前の大火で孤児となっていた幼い時分(7歳)に、浅草・馬道のお座敷前で仁左衛門に拾われた。六之助などからは「ねえさん」と呼ばれている。


木鼠(きねずみ)の吉五郎: 伊武雅刀・・・雲霧一党の二番手。仁左衛門の右腕で配下からは小頭(こがしら)と呼ばれる。おもんと萬古道具・西尾屋を営む。


因果小僧六之助: 柄本佑・・・連絡(つなぎ)役などをこなす青年。いささか短絡的・激情的な面が目立ち、しばしば雲霧一味を窮地に陥れるが、7つの時に仁左衛門に拾われた。


州走(すばし)りの熊五郎: 手塚とおる・・・越後新発田藩江戸藩邸の足軽 ⇒ 古着屋や錠前屋を営みながら連絡役から潜入まで何でもこなす。腕も立ち幾度となく火盗改メの手から仁左衛門を救う。


利助: 松澤一之・・・雲霧一党の盗賊、鋳掛け屋。⇒死亡。


寝牛の治平: 山本亘・・・浅草・石浜神明裏の盗人宿「佐原屋」の管理から仁左衛門への連絡まで幅広く活動する。


黒塚のお松: 紅壱子・・・仁左衛門の盗人宿の舟宿・佐原屋(シーズン1)や飛脚問屋・美濃屋(シーズン2)で、家事賄(まかな)い。


おもん: 遠藤久美子・・・実父・治平とともに配下の引き込みなどで働く。


富の市: 渡辺哲・・・座頭に成り済まして連絡役や引き込みをする一匹狼。


おかね: 黒沢あすか(旧芸名・岡坂あすか)・・・青物行商、文蔵の手下⇒富の市を世話しながら雲霧一党に加わる。


安濃津(あのつ)の定七: モロ師岡・・・伊勢の雲霧一党。


おちか: 大塚千弘・・・雲霧一党の引き込み女。⇒死亡。

柿崎五郎兵衛こと、辻蔵之助: 田村亮・・・伊勢・安濃津(あのつ)から江戸を目指し、東海道を急ぐ。雲霧一党と縁(えにし)があるらしいがその正体は不明。仁左衛門が侍の身分を捨て、盗賊に転じた過去にまつわる秘密を共有しているらしい。


*


安部式部信旨(のぶむね): 國村隼・・・火付盗賊改方の長官(おかしら)。御先手(おさきて)組の一組頭。1千石の旗本で土手四番町(現在の千代田区富士見町辺り)に屋敷を構える。赤穂浪士の吉良邸討ち入りに対する検分を務めたことがある。


山田藤兵衛: 村田雄浩・・・火付盗賊改方の筆頭与力。前・長官の石川大膳の時から継続し、安倍にも重用されて彼の右腕とも言える。四谷・坂町の御先手組長屋住まい。


岡田甚之助: 甲本雅裕・・・火付盗賊改方の与力。腕は立つが変わり者。⇒死亡。


高瀬俵太郎: 松田悟志・・・火付盗賊改方の同心。安倍や山田からの信頼が厚い。関口道場の門人で剣の達人。


井口源助: 石川典佳・・・火付盗賊改方の同心。主に探索を行う。

大石昭弘・・・火付盗賊改方の同心。

村田又四郎: 山口翔悟・・・火付盗賊改方の同心。⇒死亡。


浅草の政蔵: 中西良太・・・岡っ引き。浅草・山之宿町(現在の台東区花川戸)に住み、茶店・むさしやも営む。安太郎を率いて張り込みや尾行を行う。

桶屋の安太郎: 中村大輝・・・政蔵の手下。


お京: 京野ことみ・・・火付盗賊改方の密偵、元・めんびき(女スリ)


粂三: やべきょうすけ・・・絵草紙居酒屋の主人・嘗め役、実は密偵。

弁治: 須藤公一・・・知恵遅れの粂三の弟。



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【ゲスト #5】


伊助: 石井正則・・・和田屋の手代。

お時: 三倉茉奈・・・仏具・奈良屋の女中、銀蔵の連絡(つなぎ)役。

 


血桜の銀蔵: 入江毅・・・急ぎ盗(ばたら)き一味。

奥深山新・増田広司・・・銀蔵の手下。
弥市: 上瀧昇一郎・・・大工。
西村亜矢子・・・奈良屋の女中。
金子栄章


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【あらすじ #5】  物足しない回だった。


 


雲霧一党が狙っていた神田和泉町の乾物廻船問屋(回屋)・和田屋喜兵衛が何者かに襲われ、二千七百両が奪われた。

2年も前から雲霧の引き込みをやっていた、おちかも犠牲となった。

深手を負った手代の伊助は、お千代と州走りの熊五郎に助けられたが、盗賊・血桜の銀蔵一味と疑われ火盗改方から人相書きが出回ってしまう。

伊助は襲われた夜に逢い引きしていた、お時を探し回る。

一方、熊五郎は、和田屋の見取り図を流した大工・弥市が銀蔵にも通じていたのではないかと探る。

その大工は、お時に惚れた弱みで図面を渡していたのだったが、火盗改方に捕えられ、お時とその一味の存在をしゃべってしまう。

伊助に再会したお時は、匿うことを口実に荒れ寺へと誘い込み、銀蔵に始末してもらおうとする。






第6回 「越後屋潜入」
 
3/13(金)20:00~20:43、再放送3/15(日)18:45~19:28


*


【ゲスト #6】


越後屋善右衛門: 寺田農・・・東本願寺御用達の菓子司(浅草・新堀川の菊屋橋西詰)の主人。

由之助: 金子貴俊・・・善右衛門の息子。
間辺ナヲ・・・由之助の妻。
晃大洋(こうだい・はるか)・・・越後屋の女中。
奥深山新・北川裕介


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【あらすじ #6】


 


雲霧一党の最後の狙いは老舗の菓子司・越後屋。
商売敵を潰すことにかけては手段を選ばず、その強引さが恐れられていた。

仁左衛門から、越後屋が雲霧一党最後の盗(つと)めとのお達しが出る。

火盗改方に面が割れているからと外された因果小僧六之助は、自らの顔を焼き鏝(ごて)で焼く。


あんまの富の市が主人の善右衛門に取り入り、絵図面を嘗(な)めながら引き込み役となる。

越後屋の蔵に辿り着くまでには、塀の仕掛けと無数の鳴子の仕掛けがあった。


一方、雲霧一党の盗人宿と見られる美濃屋を、蕎麦屋の二階から見張る同心・高瀬俵太郎らは、密偵の粂三とともに州走りの熊五郎の動きを追っていた。

高瀬と岡っ引き・政蔵らに追い詰められた熊五郎は、間一 髪のところで、浪人・辻蔵之助に助けられる。
だが、粂三はそれを見逃さなかった。


由之助に身代(しんだい)を譲る気にならず、跡取りにしたい隠し子・善太郎が成長する10年後まで長生きしたいと言う善右衛門は、
富の市に「検校(けんぎょう)の位を八百両で買って上げるから、ずっと傍(そば)にいて治療をしてほしい」と頼む。

それを由之助が立ち聞きしていた。

塀の仕掛けを外しておかなければならない富の市の心は、検校という名誉に迷い、塀の仕掛けを外す役目を躊躇(ためら)う。


火傷の痕で自ら変貌させる程、最後まで仁左衛門の仕事を手伝いたい六之助に、
虎の蒔絵(まきえ)を彫り込んだ煙管(きせる)を与え、辻蔵之助が泊る美濃屋へと用達を命じる。

同じ煙管を愛用していた蔵之助は、六之助の後ろに確かな仁左衛門の影を見る。


仁左衛門が六之助を使わせたのは、もう一つの狙いがあった。火盗改の反応を窺(うかが)うものだった。

案の定、女密偵のお京に見抜かれ煙管まで掏(す)られる。が、仁左衛門はそれを未だ知らない。

六之助らしき者が持つには不似合いな煙管だと言う安部式部。


<ネタバレご注意>


熊五郎が付け狙われ、富の市が何やらモタ付いている。

仁左衛門は越後屋の盗きを早めるとともに、兄・蔵之助と会って、これが最後の総仕上げだと報告する。

終了後は、雲霧一党を解き放ち、20年前に戻って共に、国家老・八木重右衛門に対する敵討ちの大願を成就する。

公金横領の罪を着せられ、妻子まで奪われた蔵之助。その兄を助太刀するため資金作りに捧げて来た仁左衛門。


 
 
 

お京は、煙管の虎は、後藤祐乗(ゆうじょう)・作の蒔絵、藤堂藩の勘定頭・辻蔵之助に納めた対の物だと突き止める。




【これまでの私のブログ】

「雲霧仁左衛門シーズン2」概要、#1「新たなる戦い」キャスト・ゲスト・あらすじ

「雲霧仁左衛門2」#2「堕ちる」#3「盗人の純情」#4「生き別れた娘」ゲスト・あらすじ