2月に入って、毎週、お湿りがある。

今日も一日雨模様で外出しなかった。

夕食時、先週、訪ねてくれた友人からの珍しい栗焼酎を開けた。

そう言えば、その日も冷たい雨で、二人で新仲見世の寿司屋「まぐろ人」(台東区浅草1-21-8)に案内した。


栗焼酎 「ダバダ火振り」

ネーミングの由来は-------
四万十川流域で行われている古来からの鮎漁法として、夏の闇夜に松明(たいまつ)の火を振り、鮎を定置網に追い込む「火振り漁」。流域の山里では、人が集まる場所のことを「駄場」(だば)」と呼んだ。

蔵元は、「無手無冠」(むてむか、高知県高岡郡四万十町大正452)。冠に溺(おぼ)れず飾らず、素朴な心を大切に只管(ひたすら)自然を生かした地酒造りの姿勢。


ストレートで嘗(な)め、お湯で栗の香りをより楽しみ、そしてロックで飲む。マイルドだ。





妻が、能登の揉(も)みイカと博多のメンタイを炙(あぶ)ってくれ、ナスとエノキを炒めてくれた。

「氷雨ふり 友きたりなば だば温し」 ちとちのなとち