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すっかり冬の風物詩となった「東京マラソン」。
「第9回東京マラソン2015」は、ニャンニャンニャンの「猫の日」の
2月22日(日)9時過ぎに西新宿・東京都庁前をスタートする。
国内外から多くのランナーが集う都市型市民マラソン大会。
3万6千人のランナーが超高層ビル群の中を疾走!! 首都・東京が一丸となって行う、この熱いイベントを、フジテレビ系が全国ネットで生中継する。
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警視庁は、爆弾テロを警戒し防止するため、昨2014年大会から警備の警察官を約4,500人に増員して配備。
更に今年は、警察官64人を「ランニングポリス」として一般ランナーに伴走させる。
頭に小型カメラを装着し、映像・画像をリアルタイムで警視庁本部に送信する。全コースを10km毎に4区間に分け、交代しながら走って不審者に目を光らせる。
伴走者は2人1組で8組が5分置きにスタート。各組は約10km毎に次のチームにバトンタッチする。不測の事態に備え、特殊警棒・警笛・催涙スプレーも携帯する。
メンバーは20~40代の男女の機動隊員が中心で、うち4人は学生時代に箱根駅伝や出雲駅伝に出場した経験がある。
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「第9回東京マラソン2015」
東京マラソン2015」公式ウェブサイト
2015年2月22日(日)朝
9時05分 車いす(25人)スタート
9時10分 マラソンスタート
(10kmマラソン: 16歳以上500人、フルマラソン:19歳以上35,500人)
10kmマラソン
制限時間:1時間40分=10:50まで
コース: 都庁~飯田橋~皇居前~日比谷公園。
(記録は公認されない・順位はネットタイムによる)
フル42.195kmマラソン
制限時間: 7時間=16:10まで
コース: 日本陸上競技連盟/ AIMS公認。
東京都庁舎前→(都庁通り)→都庁北交差点→(北通り・都道新宿副都心8号)→新都心歩道橋下交差点→(青梅街道・靖国通り・外堀通り)→飯田橋交差点→(目白通り)→飯田橋一丁目交差点
→(専大通り)→西神田交差点→(専大通り・雉子橋通り・内堀通り)→祝田橋交差点→(内堀通り)→日比谷交差点→(日比谷通り)→芝五丁目交差点→(第一京浜)→品川駅手前(折り返し)→(第一京浜)→芝五丁目交差点→(日比谷通り)→ 日比谷交差点
→(晴海通り)→銀座四丁目交差点→(中央通り)→日本橋交差点→(永代通り)→茅場町一丁目交差点→(新大橋通り)→浜町中ノ橋交差点→清洲橋通り→東日本橋交差点→清杉通り→浅草橋南交差点→(江戸通り)→駒形橋西詰
→浅草寺雷門前→吾妻橋西詰→駒形橋西詰→(同じルートを戻る)→銀座四丁目交差点→(晴海通り)→築地→(佃大橋・朝潮大橋・春海橋)→豊洲→東雲一丁目→(都橋通り)→東京ビッグサイト(江東区有明)ゴール。
(地図をクリックすれば拡大)
「東京マラソン2015」開催に伴う交通規制
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★ フルマラソン歴代優勝者(上段: 男性、下段: 女性)
①2007年2月18日
ダニエル・ジェンガ(ケニア・ヤクルト) 2時間09分45秒
新谷仁美(日本・豊田自動織機) 2時間31分01秒
②2008年2月17日
ビクトル・ロスリン(スイス) 2時間07分23秒
クラウディア・ドレハー(ドイツ) 2時間35分35秒
③2009年3月22日
サリム・キプサング(ケニア) 2時間10分27秒
那須川瑞穂(日本・アルゼ) 2時間25分38秒
④2010年2月28日
藤原正和(日本・Honda) 2時間12分19秒
アレフティナ・ビクティミロワ ロシア2時間34分39秒
⑤2011年2月27日
ハイル・メコネン(エチオピア) 2時間07分34秒
樋口紀子(日本・ワコール) 2時間28分49秒
⑥2012年2月26日
マイケル・キピエゴ(ケニア) 2時間07分37秒
アツェデ・ハブタム(エチオピア) 2時間25分28秒
⑦2013年2月24日
デニス・キメット(ケニア) 2時間06分50秒
アベル・ケベデ(エチオピア) 2時間25分34秒
⑧2014年2月23日
ディクソン・チュンバ(ケニア) 2時間05分42秒
ティルフィ・ツェガエ(エチオピア) 2時間22分23秒
2013年に「ワールドマラソンメジャーズ (現アボット・ワールドマラソンメジャーズ)」に加入し、名実ともに世界トップレベルの大会となった「東京マラソン」。
2014年には男女そろって大会新記録が誕生した。
今年はティーブン・キプロティチとティキ・ゲラナ、「ロンドンオリンピック」男女のマラソン金メダリスト出場はじめ、強豪選手が多数参戦する。
男子の海外招待選手では、2011年「ボストンマラソン」で非公式記録ながら2時間3分2秒をマークしたジョフリー・ムタイ、昨年の「東京マラソン2014」で優勝したディクソン・チュンバ、「東京マラソン2012」優勝のマイケル・キピエゴら強豪が名を連ね、フルマラソン持ちタイムが2時間4分台の選手が5名揃い、間違いなく大会史上最強メンバーと言える顔ぶれとなった。日本国内マラソン最速記録2時間5分18秒(2009年・福岡国際マラソン)の壁を破る瞬間を見られることになるかもしれない。
海外の強豪ランナーを迎え撃つ日本人選手の走りも見逃せない。
昨年の「東京マラソン」で日本人最高の8位入賞を果たした松村康平(三菱重工長崎)を筆頭に、「箱根駅伝」の「元祖・山の神」今井正人(トヨタ九州)、日本トラック界現役最強ランナー佐藤悠基(日清食品)らの出場が決定。
「東京マラソン2012」で準優勝を果たし「ロンドンオリンピック」に出場するも、オリンピック以降ケガの影響もあり苦しい戦いが続く藤原新(ミキハウス)が再び世界を目指して、かつて輝きを放った舞台で復活に賭ける。30kmの日本学生記録を持ち、今年の「箱根駅伝」でも区間賞を獲得、2020年「東京オリンピック」期待の星である服部勇馬がフルマラソン初挑戦。そのイケメンぶりも話題の未来のエースランナーが満を持して「東京マラソン」の舞台に登場する。
「2015年 陸上世界選手権 北京大会」の男子マラソン日本代表選考レースでもある今大会は、来年の「リオデジャネイロオリンピック」、2020年「東京オリンピック」にもつながってゆく重要な戦いとなる。
「東京マラソン」は、2時間台で走破するエリートランナーだけのものではない。「ニューヨークシティマラソン」や「ボストンマラソン」と並ぶ最高峰の舞台で走ることは、多くの市民ランナーにとっても生涯最高の晴れ舞台。30万を超える応募から選ばれた市民ランナーひとりひとりが主役となるこの中継では、様々な思いを胸に東京の街を駆け抜けるランナーたちの輝きを映し出す。
そんな彼らを応援するサポーターには、石原良純、柴田理恵、鈴木奈々、武井壮、長州力、つるの剛士、はるな愛、和田正人らが決定。MCの宮根誠司と共に番組を盛り上げ、東京マラソンの魅力を様々な角度から伝えて行く。
【エリートマラソンの部】 (フジテレビ系 全国ネット)
9:00~11:50
解説: 瀬古利彦、増田明美、金哲彦、高橋尚子
実況: 森昭一郎、竹下陽平、福永一茂、鈴木芳彦(フジアナ)
【市民マラソンの部】 (関東ローカル)
12:00~15:00、16:00~16:25 ※JRA競馬(今年初のGⅠレース「フェブラリーステークス」)中継のため15:00~16:00中断あり。
MC: 宮根誠司
進行: 山崎夕貴、宮澤智(フジアナ)
実況&情報: 倉田大誠(フジアナ)
応援サポーター: 石原良純、柴田理恵、鈴木奈々、武井壮、長州力、つるの剛士、はるな愛、和田正人、他
関門リポート: 浅草・アニマル浜口
コーナー企画:
(1)市民ランナーそれぞれのストーリー フルマラソンに挑戦する市民ランナーたちの様々な走る理由に注目。ワールドマラソンメジャーズ完全制覇、生徒に見せたい中学校教師、など各走者の多種多様な物語を取材VTRで紹介し、その姿をライブ中継で映し出す。スタジオからは応援サポーターが心からのエールを送る。
(2)ギネス世界記録に挑戦 等身大の市民ランナーが、「40ポンドの重りを背負ってのマラソン」や「3世代合計年齢最高齢によるフルマラソン完走」などのギネス世界記録へ挑戦!果たして今大会では、いくつの記録が生まれるか!?
(3)伝説のあの人はイマラソン 伝説のスーパーアスリート岡崎朋美(元スピードスケート)、内藤大助(元プロボクシング)、かつて一大ブームを築いた長州小力(お笑い芸人)がフルマラソンに挑戦。フィニッシュを目指して必死に走る姿で新たな輝きを放つ!
(4)TOKYO GIRLS RUN 史上最大級のファッションフェスタ「東京ガールズコレクション」出演モデルで構成される「東京ガールズラン」から4名のランナーが「東京マラソン」に参加。フルマラソン初挑戦となる水沢アリーを中心にその奮闘を描く。
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【LIVEシーン】
9:10スタート(フジテレビ)
10:20~40 浅草・雷門通り
雷門前(27.8km地点)
上位ランナーと靄(もや)に煙る東京スカイツリー ゼッケン106 白石賢一選手(宮崎・旭化成)と判明しました。
25km 1:17:54・・・10:27am,
41.195km 2:15:31・・・11.25am、23位でした。
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【結果速報】
★ ネゲセが優勝!! 今井は2時間7分39秒の7位
順位 選手名 所属/国 記録
1位エンデショー・ネゲセ エチオピア 2:06:00
2位スティーブン・キプロティチ ウガンダ 2:06:33
3位ディクソン・チュンバ ケニア 2:06:34
4位シュミ・デチャサ バーレーン 2:07:20
5位ピーター・ソメ ケニア 2:07:22
6位マルコス・ゲネティ エチオピア 2:07:25
7位今井正人 トヨタ自動車九州 2:07:39
8位ケベデ エチオピア 2:07:58
9位佐野広明 Honda 2:09:12
10位ベンジャミン モンテローザ 2:09:41
11位五ケ谷宏司 JR東日本 2:09:21
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