2/19(木)、NHK連続テレビ小説「マッサン」のスタジオ撮影が、大阪市中央区のNHK大阪放送局で終了した。
朝ドラ初の外国人ヒロインとして奮闘したシャーロット・ケイト・フォックス(29)さんが、玉山鉄二(34)さん演じる夫に最期を看取られるシーンなどを収録した。


シャーロットさんは、昨年5月から9カ月近く、連日深夜まで及んだ異国での挑戦だった。
その間にも、先日2/3(火)の節分では、2人で豆まきを体験した。

 
(大阪府寝屋川市「成田山大阪別院明王院」にて、20150203)


この日は、夫婦2人で最期の時を過ごし、マッサンがエリーを看取る臨終(りんじゅう)シーン。
何度も最後のシーンを撮り直し、3時間近く遅れて終了した。


最後のモニターチェックでは、玉山さんに寄りかかったシャーロットさんは、涙を零し嗚咽(おえつ)を漏らしながら、撮影された映像をモニターで確認し、終了の合図が上がると、2人は泣きながら抱擁した。


 
(日刊スポーツ・田崎高広氏撮影、20150219)


その後、クランクアップ・セレモニーも行われ、玖珠玉(くすだま)が割られ、花束が贈られた。
玉山さんとシャーロットさんが共演者やスタッフに感謝の言葉を述べた。


シャーロットさんは「感謝の気持ちで体中、溢れています。」と笑顔で話し、
更に、日本語で「ゴメンナサイ」と切り出すと、感極まって「涙で全部飛んでしまいました」と用意していた日本語スピーチを忘れたと告白した。
英語で「今日という日は、はるか遠くの日だと感じていました。(収録前の)恐怖が温かみに変わり、特にマッサン・玉山さんには心から感謝しています」と挨拶し、母国の米国に家族を残して10カ月に及んだ収録を振り返った。


 
(産経ニュース・安元雄太氏撮影、20150219)


玉山さんも「シャーロットが日本での女優初仕事でもあり、当初は日本語も全く話せなかった。
僕がいっぱい、いっぱい、耐えて引っ張っていかなきゃ、と。現場でどんなに苦しくても、辛くても、笑顔を絶やさないようにして来た。前半はずっと、自分にウソをついていた。愛が溢れた素晴らしい現場でした。」と声を出して男泣きした。【※】


撮影は、今後、北海道余市町などでのロケでクランクアップする。
最終回は3/28(土)に放送される。


シャーロットさんは、3月に一時帰国 (米国のワシントンD.C.の南西640kmに在るノースカロライナ州シャーロット市に在住) した後に、放送終了まで全国で感謝イベントなどに出席する予定。
今後は米国に戻っての活動となる模様だが、「日本でのお仕事があれば是非。私は旅人なのでタイやポーランドでもオーストラリアでも、どこでも行きたいです」と笑顔で語っていた。



【※】

玉山さんの男泣きは、先日2/16(月)にも日本テレビで再放映された、東野圭吾・原作の映画化「手紙」の一シーンを思い出させる。


 
(映画「手紙」の玉山鉄二さん)


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【続報】


2/23(月)、「マッサン」の撮影が、町内のニッカウヰスキー北海道工場でのロケで全て終了した。最後の収録は、エリーが日本を訪れる前、スコットランドでマッサンと結婚式を挙げるシーン。
終了後に記者会見が行われ、玉山鉄二さんは、「昨年6月に余市を訪れ、竹鶴夫妻の墓参りをした。それからずっと2人に見守られて撮影できたと感じている。道民や余市の皆さんに励まされたから頑張れた」と感謝の言葉を述べた。シャーロット・ケイト・フォックスさんは、目に涙を浮かべながら「このドラマのおかげで日本、北海道が私の第二のふるさとになった。感謝の気持ちでいっぱい」と話した。


2/24(火)、マッサンとエリーさんの養女役の優希美青(15)は、「マッサン」収録中の1月中旬から体調を崩していることが明かされ、しばらく芸能活動を休止し休養に入ることが報じられた。