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「新印象派 ~光と色のドラマ~」(Neo-Impressionism, from Light to Color)
(ジョルジュ・スーラ 《セーヌ川、クールブヴォワにて》1885年 個人像)
☆ 1/28(水)に観賞。空いていた。
点描画法を満喫した。
上野公園を散歩していると、冬なのに中学校の修学旅行生グループ5人組を多く見掛けた。
この日のウォーキング5,400歩。
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会期: 1月24日(土) ~ 3月29日(日)
会場: 東京都美術館(東京都台東区上野公園8-36)
※ 本展は、「あべのハルカス美術館」(大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43)にて2014年10月10日(金)~2015年1月12日(月・祝)開催された後、巡回された。
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【概要】
新印象派の誕生から20世紀の新たな展開へと続く約20年間の歴史にフォーカスした
「新印象派 ~光と色のドラマ~」展。
印象派は、揺れる水面や陽光の移ろいなど、自らの目に映る世界を描き出そうとし、それに相応しい様式を作り出した。
新印象派の登場は、1886年、最後となる第8回印象派展。20世紀へ繋がる絵画の革新を推し進めた流派。
印象派における色彩の役割を継承しながらも、最新の光学や色彩理論に基づいて絵具を混ぜずにカンヴァス上に並べて置き、画面に明るさと輝きをもたらす表現を生んだ。
そして、目に見える世界をそのまま再現することよりも、色彩そのもののもつ表現力へと関心を移して行き、20世紀初頭のフォーヴィスム誕生への源泉になった。
本展では、新印象派の誕生(1880年代前半)から約20年間の流れを、時間軸に沿って紹介する。
印象派のモネの作品から始まり、スーラ、シニャックによる新印象派初期の作品、その後フランスやベルギーで次々と生み出された多様な新印象派の作品、さらにマティス、ドランの色彩溢れる作品。
スーラの描いた静かで小さな点による色彩の調和。マティスのダイナミックで強い色彩の表現。
オルセー美術館やメトロポリタン美術館をはじめとした世界12カ国、約60の美術館や個人のコレクションから集まった作品109点が出品された。
会場では、新印象派の誕生前夜からフォービスムまで、その全貌をパノラマのように見渡すことができる。
この絵画運動がどのように誕生し、広まったのか。画家たちの交流や制作の裏側を辿りながら、新印象派の時代を追体験できる。
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【★印: 特に印象に残った作品】 時系列にリストアップ。
展示番号
1. クロード・モネ 《税関吏の小屋・荒れた海》1882年 日本テレビ放送網 ★
11. ベルト・モリゾ《ブージヴァルの庭》1884年 マルモッタン・モネ美術館、パリ
17. ジョルジュ・スーラ 《〈グランド・ジャット島の日曜日の午後〉 の習作》1884年 オルセー美術館、パリ
※ 今回はスーラの《グランド・ジャット島の日曜日の午後》の習作が4点展示されていたが、
画像が見当たらないので、本作を掲示したい。
ジョルジュ・スーラ 《グランド・ジャット島の日曜日の午後》 1884~869年 シカゴ美術館
12. ポール・シニアック 《ピエール・アレの風車、サン=ブリアック》 1885年 個人蔵 ★
14. ジョルジュ・スーラ 《セーヌ川、クールブヴォワにて》1885年 個人像
別掲
2. クロード・モネ 《アヴァルの門》 1886年 島根県立美術館 ★
19. カミーユ・ピサロ 《庭の母と子》 1886年 個人蔵 ★
21. ポール・シニャック 《クリシーのガスタンク》1886年 ヴィクトリア国立美術館、メルボルン(1948年フェルトン遺贈)
40. ルイ・アイエ 《穀物市場》 1887年 個人蔵 ★
3. クロード・モネ 《アンティーブ岬》1888年 愛媛県美術館 ★
30. ルイ・アイエ 《視覚混合のための色彩図解 見開き図6点》 1888年 個人蔵
52. アルフレッド・ウィリアム・フィンチ 《霧雨のウィリントン競馬場(オステンド)》1888年 アテネウム美術館、ヘルシンキ(アールストレム・コレクション) ★
57. ジョルジュ・スーラ 《ポール=アン=ベッサンの外港、満潮》1888年 オルセー美術館、パリ
42. ルイ・アイエ 《夜の仮設遊園地》 1888~89年 カミーユ・ピサロ美術館、ポントワーズ ★
59. ヤン・トーロップ 《マロニエのある風景》1889年 ドルドレヒト美術館
37. リュシアン・ピサロ 《4月、バザンクール》 1890年 個人蔵 ★
64. アントワーヌ・ド・ラ・ロシュフーコー 《第一の試作》 1890年頃 個人蔵 ★
54. マクシミリアン・リュス 《ルーヴルとカルーゼル橋、夜の効果》1890年 個人蔵 ★
63. テオ・ファン・レイセルベルヘ 《マリア・セート、後のアンリ・ヴァン・ド・ヴェルド夫人》1891年 アントワープ王立美術館 ★
62. ポール・シニャック 《髪を結う女、作品227》1892年 個人蔵
68. ポール・シニャック 《サン=トロペの松林》1892年 宮崎県立美術館
78. アシール・ロジェ 《アストル夫人の肖像》1892年 カルカッソンヌ美術館
74. マクシミリアン・リュス《カマレの埠頭、フィニステール県》1894年 ミシェル&ドナルド・ダムール美術館
77. テオ・ファン・レイセルベルヘ 《オーギュカト・デカン、画家の叔父》1894年 プティ・パレ美術館、ジュネーブ ★
81. アンリ=エドモン・クロス 《地中海のほとり》1895年 個人蔵
82. アンリ=エドモン・クロス 《山羊のいる風景》1895年 プティ・パレ美術館、ジュネーブ ★
83. テオ・ファン・レイセルベルヘ 《サン=ピエールの岬、サン=トロペ》1896年 ルクセンブルク大公国国立歴史・美術博物館(エミール・マイリッシュ・コレクション、赤十字からの貸出)
93.マクシミリアン・リュス 《シャルルロワの高炉》1896年 ポーラ美術館 ★
106.アンリ=マティス 《日傘の女性》 1905年 マティス美術館、ニース ★
109. アンドレ・ドラン 《コリウール港の小舟》1905年 大阪新美術館建設準備室
96. ポール・シニャック 《マルセイユ、釣舟》または《サン=ジャン要塞》1907年 アノンシアード美術館、サン=トロペ
99. ポール・シニャック 《ヴェネツィア》1908年 アサヒビール
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1/29(木)朝8~9時、この記事を書きながら、
NHK-BSプレミアム「世界一美しい瞬間(とき)~南米のパリ! ブエノスアイレス 情熱の街 紫に染まる」
1/22(木)9:00~9:49の再放送を観ていると------
2万本のハカランダ(ジャカランダ。シソ目ノウゼンカズラ科キリモドキ属、中南米原産)が
11月の春の訪れとともに咲き誇り、街が紫に染まっていたのだ!!
東京近郊の何処で見られるだろうかとチェックしたら、
熱海市では2012年から「お宮緑地」など街路樹としてジャカランダを植樹し、
リニューアル事業に着手していたことを知った。
久し振りに、満開の6月に訪れたいと思った。
熱海は過去、何度も行っているが、高台には「MOA美術館」(熱海市桃山町26-2)が在り、1992年頃に一度だけ訪れた。円形ホール、茶室・・・。
国宝の「紅白梅図屏風」(尾形光琳)・「色絵藤花文茶壺」(野々村仁清)、重文の曼荼羅図の数々など日本美術品。
熱海市観光協会 ジャカランダ
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