自分で髪切ったことある? ブログネタ:自分で髪切ったことある? 参加中
私はある派!
自分で髪切ったことある?
  • ある
  • ない

気になる投票結果は!?






シルバー世代の私の今は、髪は床屋で、毛染め(カラーリング)は妻にやってもらっている。
妻の方は美容室に行く前に、自分でカラーリングしている。スミマセン。


我が夫婦ともに若白髪から久しい。
そろそろ二人とも、染めるの止めてロマンスグレイで打って出ようか!?と掛け声は掛けるが、勇気が涌かない。
やっぱり、染めないで鏡を覗(のぞ)くと、グッと老けて見えるから。


夫の私は、実は、結婚してからリタイアするまでの約三十余年間に亘って、殆ど妻がカットし染めてくれていた。アリガトさん。
流石に、ここ五年間は、妻が面倒に感じて来ていたので、浅草駅前の「カットセブン」(700円)へ毎月行っている。
その結果を見て、妻が微調整のハサミを入れることもあるし、前髪位なら自分でやれる。


*


例によって序(ついで)に、小さい頃まで遡(さかのぼ)って"我が調髪の歴史"を思い出したい。


幼少~小学生~中学生の高度経済成長期まで(1950~62年)は、父にバリカンで刈ってもらうか、近所に一軒だけ在った床屋に行くかだった。
父のは、今にして思い出すと、素人にしては上手な方(何しろ手が器用な技術者)だったが、それでも玄人よりは痛かった。
でも、床屋は大きな鏡に自分が写るし、タクシーの運ちゃんじゃないけど、アレコレ話し掛けるので、特に思春期にはそんなことがイヤだった。


お陰様で、高校は長髪が許されていたので、基本、金沢市内の理髪店になった。
当時は、御三家の時代。てんでに俺は橋幸夫の潮来(いたこ)刈りだ、俺は舟木一夫カットだ、西郷だ、三田だと・・・。因みに私は舟木だった。
高校時代(1963~65年)では、時として、自分でレザーカットした級友たちが失敗して(私は姉や妹に手伝ってもらいつつ失敗はしていない)、ハゲたようになり、一カ月程、包帯を巻いていたのが居たのは、可笑しかった。担任に「ドーシタんだ!」とシツコク訊(き)かれ、自転車で転んだとか何とか・・・。
それから、私のケースでは、或る日、整髪料(当時はバイタリスが人気のヘアリキッド)が切れたのに気付き、私の髪は太くて多いので整髪料を付けないとバリバリに立ったままなので、窮余の策(きゅうよのさく、緊急避難)として、母の鏡台に在った大島椿油を付けて登校したところ、皆から「クセー!!」と笑い者になってしまった。
甘酸っぱき青春。。。


大学浪人~大学生(1966~69年)になると、ザ・ビートルズとグループサウンズが潮流となり、かつ反体制の表現として、ロングヘア全盛となったため、
偶に調整して髪を切るのも、自助努力だったり友だち同士だったり。
この頃には、女性も次第に解放感が表われ手伝ってくれることもあった。


この風潮も、就活の1970年には七三の整髪に戻り、社会人に至ったのであった・・・。