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フジテレビ金曜「赤と黒のゲキジョー」枠
1月16日(金)21:00~23:22
スペシャルドラマ『上流階級~富久丸百貨店外商部~』
☆ フィナーレはホロリとしました。
こういう男に馬力で対抗する役は、竹内結子さんに向いていますね。
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【原作】 高殿円
「上流階級 富久丸(ふくまる)百貨店外商部」
光文社
雑誌『小説宝石』2012年12月号~2013年7月号連載
単行本(ソフトカバー) 2013年11月刊
【スタッフ】
脚本: 黒岩勉
演出: 澤田鎌作
企画: 成河広明
プロデュース: 古屋建自
制作: フジテレビ/ドラマ制作センター
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【撮影協力】
DAIMARU神戸店(中央区明石町40)、ポートピアホテル、トラストグレイス御影(灘区土山町16-1)、デザイン・クリエイティブセンター神戸KII+O: 、神鋼病院、タイムス24、マエダ不動産、神戸FO、イタリア料理ジャンカルド(中央区神戸港地方口一里山ビーナスブリッジ)、ウェスティンホテル淡路、JR西日本LS、ザ・ガーデン・プレイス蘇州園(東灘区住吉山手4-7-28)、
水戸京成百貨店、丸広百貨店、TIFFANY&Co.、IDC大塚家具、ヴェレーナシティ行徳(千葉県市川市加藤新田202)、日本綜合地所、大森タイ料理メーサイ(品川区南大井6-25-10大森ハイツ)、エクセレント急便、アディクト オ シュクル(目黒区八雲1-10-6)、東京ベイサイドクラブ(品川区東品川2-2-8スフィアタワー天王洲)、起雲閣/ 玉姫・玉渓(熱海市昭和町4)、スパ・マリーナ熱海(熱海市渚町10-9)、熱海市観光推進室、パティスリークレヨン(世田谷区等々力2-17-11)、群馬ロイヤルホテル、EMILIO PUCCI、BVLGARI、Toshi Yoroizuka(港区赤坂9-7-2東京ミッドタウン・イースト)、東京ミッドタウン、新宿高野、In Field、ナムコ、愛宕山即清寺(青梅市柚木町1-4-1)、城西大学、HARRY WINSTON、五稜商事、トリコロール、他。
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【キャスト】
[富久丸百貨店 神戸元町店(ミセ) 外商部門]
鮫島静緒: 竹内結子・・・外商員。
[幼女期 新井美羽(子役)、少女期 伊藤梨沙子(子役)]
持ち前のバイタリティーとバイヤーとしての資質が認められ、ケーキ売り場のバイトから始まった契約社員、そして正社員となった。
やがて同じデパートに勤める神野と結婚。夫が東京勤務になり別々に暮らしていた或る日、鮫島は突然、外商部営業二課(個人顧客への外商)に異動を命じられる。
創業以来初の女外商員として、伝説の外商員・葉鳥の後継者候補となり、ライバルの男たちやワガママでも魅力ある顧客たちと渡り合う。
桝家(ますや)修平: 斎藤工・・・外商員。
静緒に事ある毎に絡んで来る年下ライバル。京都の資産家の三男で有名私大を卒業後、富久丸百貨店に入社した言わばエリート。
実家のコネをフルに利用しているのか、外商に異動後もノルマを軽々こなし、静緒たちライバルに大きく水を開けている。
そんな順風満帆の桝家だが、静緒は彼の秘密(ゲイ)を知ってしまう。
邑智崇(おおち・たかし): 竹中直人・・・静緒の上司、営業二課長。
静緒の上司で、外商を誇りに思う気持ちが人一倍強い男。男社会だった外商に入って来た唯一の女性・静緒のやり方に何かと難癖をつけ辛く当たる。
葉鳥士朗: 草刈正雄・・・伝説カリスマ外商員
紳士の中の紳士で、中卒でテーラーに丁稚奉公(でっちぼうこう)に入るも、その確かな仕事を見込まれて富久丸百貨店に転職。現在の地位を築いた生きる伝説的な存在だ。
顧客は国内外の超VIPばかりで、その後継者を育てるべく静緒たちが競わされている。静緒と或る因縁を抱えている重要な役どころで、物語の重要な鍵を握る存在でもある。
五十嵐健吾: 堀部圭亮・・・外商員
松村聡: 水橋研二・・・外商員
松元飛鳥・・・外商員
他
[外商部・葉鳥のお得意様]
倉橋和子: 浅野ゆう子(特別出演)・・・旧士族の家柄の名士夫人。
鶴顕子(つる・あきこ): 高畑淳子・・・芦屋在住の病院長夫人。
清家(せいけ)弥栄子: 森口瑤子・・・元華族の家柄で先々代からの大得意様。
島田五郎: 渡辺いっけい・・・度々トラブルを起こす面倒な顧客"北様"。
ソムジット・ポッタマボラクムチャイ(クンさん): 細原好雄・・・タイ人実業家。
ダオ: Rohayati・・・クンさんの妻。
ソムチャイ: S.Boonsiri・・・クンさんの息子。
祐介: 外川燎(りょう、子役)・・・クンさんの孫。
[食品部門]
時任真由美: 倍賞美津子・・・地下食品・ジュースバーでの超ベテランのパート、富久丸の生き字引で情報通、静緒の良き理解者。
遙香: 広山詞葉
[東京店]
神野久臣(かんの・ひさおみ): 田中哲司・・・静緒の夫、神戸元町店の紳士服カリスマバイヤー⇒東京店の関東企画推進部バイヤーに単身赴任。静緒に仕事を辞めて東京に来てくれることを願う。
[本部]
紅蔵栄一: 桂文枝(特別出演)・・・常務取締役・本部販売推進部長。
重鎮でありながら、どこか軽妙でかつ食えない男。
文枝さん、ドラマ出演で硬くなっていましたね。
神保悟志: □□□□・・・人事部長(常務or専務取締役クラス)
[新規顧客]
美谷珠理: 松雪泰子・・・大阪の資産家の東京から移住して来た愛人
美谷啓太: 小美野来希(子役)
[その他]
井崎耀二: 太田雅洋・・・天才パティシエ、Youji Izakiオーナーシェフ・天才パティシエ。
桐生小太郎: 槙本擁・・・pâtisserie GOTENパティシエ。
他。
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【概要】
物語の舞台は神戸の老舗一流テパート「富久丸百貨店」。
ネット通販や専門店が続々出て来た今でも、やっぱりデパートは誰もがワクワクするワンダーランドのまま。色々な夢を私たちに与えてくれる、ハッピーな場所。
キラキラした"夢の宝石箱"と形容された巨大な宝石箱"百貨店"。
このドラマもそんな夢と希望の国が舞台なのだが、少しフツーじゃない。主人公が突然、辞令を受けて異動して来たのは、なんと「外商部」。
そこは、従業員の7割が女性という完全な女社会のデパートの中で、ずっと男性のみが担当して来た例外中の例外の部署。完全な男社会。しかし、外商は百貨店の売上の3割以上を占める、事実上の屋台骨だった。だからこそ外商部の男たちはプライドも高く、主人公にも辛く当たる。
一方、売り場こそがデパートの華だと信じていた主人公もなんとか外商部でノルマを達成しようと頑張っている。しかも、一人の後輩男子がなにかと主人公に絡んで来ては衝突する。
更に、何より今まで見たことも無かった、顧客である上流階級の人々の魑魅魍魎(ちみもうりょう)。
そして、退職寸前の伝説カリスマ外商員の男に隠された謎。
多くの人がその存在を知ってはいるものの、その実際はほとんど知られていないデパーの“外商”の世界。店舗が華やかな表舞台だとすれば、デパートの屋台骨なのが外商部。デパート内での対抗意識もすさまじく、ノルマを賭けたまさに生き馬の目を抜く戦いが繰り広げられる。
突然の異動の真意は何か。叩き上げの主人公は、周囲がすべて男性という完全な男社会という、慣れない外商の世界で生き残れるのか。
どこか華やかで、だけど、現代の日本を映し出す、今までにない新しい職業ドラマをお届けする。
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【あらすじ】
舞台は神戸の老舗「富久丸百貨店」。
鮫島静緒は、これまで洋菓子部門でキャリアを積み重ねてきた30代半ばの苦労人だ。
洋菓子部門以外にも手掛けたフロアリニューアルでも成果を出して来た。
そして契約社員から叩き上げ、晴れて正社員になった。
同じデパートグループに勤め、現在東京に離れて住む夫も彼女の活躍を理解している。
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ところが、突然の人事異動で、お客様からのあらゆる要望に応える男性ばかりの外商部に唯一の女性として配属される。
実はカリスマ外商員・葉鳥の退職を控え、それまでに彼の顧客との信頼関係で築いた太いパイプを繋げるべく、様々なメンバーが集められたのだった。
これまでとは違う外商の世界に戸惑いつつ、交渉成立を目指してお客様のところに足を運ぶ。
宝飾品や化粧品、結婚式の引き出物から家のリフォームまで、お客様のあらゆるご要望に応えるのが外商員。
静緒のそれまで相手をして来たお客様とは180度も異なる別世界。
更に、一見すると鼻持ちならないと思われる“上流階級”の人々にも、家族がいて挫折があり悲しみがありそして華やかさと夢があった。
戸惑いながらも、洋菓子部門のバイヤーや店舗開発セクションで培った人脈と持ち前のやる気で奮闘する静緒。
だが、年内に月1,500万円のノルマ達成のため、毎日、お客様の高いご要望に四苦八苦する。
物静かな旧士族の家柄の名士夫人・倉橋和子、口うるさい病院長夫人・鶴顕子、元華族の清家弥栄子、タイ人実業家のソムジット・ポッタマボラクルジャイ[渾名クン(海老成り金)]など、個性豊かな様々お客様たち。
早々に、鶴顕子に嫌われる。
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そんな中、静緒は、新規顧客の開拓に挑戦。
中堅上流家庭にクリスマス・ルミナリエ(電飾)を提案する。
ケーキ売り場の仲間からのセレブ情報で、
東京から引っ越して来た、資産家の愛人女性・美谷珠理を新しい顧客として獲得するが、彼女の子どもに対してトラブル(食材アレルギー)を引き起こしてしまう。
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<ネタバレご注意>
失意の静緒に、或る知らせが飛び込む。タイ人実業家・クンさんが急死し、その葬儀実施に当たり、とんでもない希望が出されたのだった。
ルミナリエ
ライザーベルト
即清寺のロケ
葉鳥は、18年前、バースデイケーキとクリスマスケーキの大きな手配ミス
それを救ったくれたのはケーキ屋のバイト嬢だった
恩返しに外商員推薦
鶴顕子に孫のバースデイケーキ
静穂と神野の別離は時間の問題
桝家は葉鳥にホの字だった
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