フジテレビ『オリエント急行殺人事件』 WHODUNIT?
1月11日(日)21:00~23:54、12日(月・祝)21:04~23:47、2夜連続放送
【原作】 アガサ・クリスティー(英国1890/9/15~1976/1/12)・・・1934年刊
翻訳本・ハヤカワ-クリスティー文庫2011年4月刊
劇場映画版・・・英・米1974年11月公開、日1975年5月公開
DVDスペシャル・コレクターズ・エディション
【スタッフ】
脚本: 三谷幸喜
演出: 河野圭太
音楽: 住友紀人
オリエント急行殺人事件オリジナルサウンドトラック
制作協力: 共同テレビ
制作著作: フジテレビ
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【ロケ協力】
JR東日本企画、熊本県宇城市、三角西港珈琲屋・和蘭館(宇城市三角町三角浦1268-1三角西)、三角エキストラ友の会、ホテル日航熊本、出雲市、荒木コミュニティーセンター(島根県出雲市大社町北荒木389-2)、荒木地区自治協会、島根県の皆さん、しまね映画祭実行委員会、
ヒゲ倶楽部(横浜市中区山下町36バーニーズニューヨーク横浜店4F)、
博物館・明治村(愛知県犬山市内山1)、犬山LSチーム、ワープステーション江戸、埼玉県営・彩の森入間公園、西武造園、割烹旅館・西郊(杉並区荻窪3-38-9)、三野村、かぐらスキー場(新潟県南魚沼郡湯沢町三俣742)、SONIA、つくばみらい市エキストラの会、他。
【撮影協力】
コンティニュー、CINERENT Japan、日本テックトラスト、エクセリ・グリフィス、COMPASS、
盛岡広域FC、松江FC協議会、他。
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【キャスト】 <ネタバレご注意>
野村萬斎 … 名探偵・勝呂武尊(すぐろたける) (エルキュール・ポアロ)
フランス語エルキュール=ギリシャ語ヘラクレスは武闘派。日本なら差し詰め日本武尊(ヤマトタケル)。
笹野高史 … 外科医・須田 <コンスタンチン博士>
西田敏行 … 特急東洋の車掌・三木武一(ぶいち) <ピエール・ミシェル>
三木小百合は娘だった
高橋克実 … 鉄道省の重役・莫(ばく) <ブック>
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<剛力家の人々>
石丸幹二 … 剛力陸軍大佐 (アームストロング大佐) ⇒ 悲嘆に暮れて拳銃自殺
吉瀬美智子 … 剛力大佐夫人・剛力曽根子 (メアリ・アームストロング)、女優・淡島八千代の娘 ⇒ 第二子は死産し母体も絶命
小林星蘭(子役) … 剛力家の娘(7歳)・剛力聖子 (デイジー・アームストロング) ⇒ 誘拐され殺害
黒木華 … 剛力家のメイド(看護師)・三木小百合 ⇒ 嫌疑が掛けられ留置所で抗議の首吊り自殺
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<一等客室>
<5号室>
沢村一樹 … 乗客、参謀本部陸軍大佐・能登巌(いわお) (アーバスノット大佐)
大英帝国の海軍ならアーバスノット、大日本帝国の陸軍なら大山巌。
能登は剛力とは戦友・命の恩人だった。陪審員(現・裁判員)12人裁判の支持者
<6号室>
野村萬斎 … 名探偵・勝呂武尊(すぐろたける) (エルキュール・ポアロ)
初めは、二等客室2号室だった
<7号室>
佐藤浩市 … 乗客、横浜の貿易関係実業家・藤堂修(旧名・笠原健三) (サミュエル・ラチェット)
剛力聖子の誘拐殺人犯、奪った身代金で事業を興し大成功しただけでなく、極悪非道
<8号室>
富司純子 … 乗客、おしゃべりなマダム・羽鳥典子夫人 (ハリエット・ハバード夫人)
剛力曽根子と安藤浪子の母だった。女優・淡島八千代であり今回の首謀者だった
<9号室>
玉木宏 … 乗客、外務書記官・安藤龍之介伯爵 (ルドルフ・アンドレニ伯爵)
最愛の夫人に代わって・・・。
<10号室>
杏 … 乗客、安藤良子伯爵夫人 <エレナ・アンドレニ伯爵夫人>
剛力曽根子の妹・浪子(なみこ)だった
<11号室>
草笛光子 … 乗客、轟ナツ侯爵夫人 (ナタリア・ドラゴミロフ公爵夫人)
剛力曽根子の名付け親、ハンカチの持ち主だった
<12号室>
池松壮亮 … 乗客、万年筆の販売員?? ・羽佐間才助(はざま・さいすけ) <サイラス・"ディック"・ハードマン>
三木小百合の恋人だった警官⇒私立探偵
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<二等客室>
<1号室>
小林隆 … 乗客、107藤堂の執事・益田悦男 (エドワード・マスターマン)
剛力大佐の当番兵、剛力家の執事だった
藤本隆宏 … 乗客、博多の輸入車セールスマン・保土田民雄(ほとだ・たみお) <ジーノ・フォスカレリ>
剛力家のお抱え運転手だった、歯ぎしりが酷い
<2号室>
二宮和也 (嵐) … 乗客、藤堂商事の秘書・幕内平太(まくうち・へいた) (ヘクター・マックイーン)
この名前変換が圧巻!! マック幕 イーン内 ヘクター平太
剛力曽根子をマリア様として思慕、疑惑の検事(父)そして判事に憤りを感じていた
<3号室>
青木さやか … 乗客、轟侯爵夫人のメイド・昼出川澄子(ひるでがわ・すみこ) (ヒルデガード・シュミット)
剛力家の料理人だった
<4号室>
八木亜希子 … 乗客、下関の教会で奉仕活動に従事する呉田(くれた)その子 (グレタ・オルソン)
剛力聖子の乳母だった
松嶋菜々子 … 乗客、家庭教師・馬場舞子(まいこ) (メアリー・デベナム)
剛力家の家庭教師、今回の犯行シナリオを書いた。能登大佐とは不倫関係にある
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<その他>
相島一之(#1) … 小倉の軍人
坂手透浩(#1) …
稲健二、小林博、徳秀樹、村松和輝、山本直輝、飯田まさと、原田文明、いずみ尚(以上#1#2)
山寺宏一(#2) … カフェーカトリアンのマスター
深水元基(#2) … 藤堂の護衛
迫田孝也、和田三四郎、田邊和也、植村恵、比佐廉…能登大佐の妻、サカモトワカコ、石黒久也、岡田謙、木庭博光、中村哲也(以上#2)
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【あらすじ】
1933年(昭和8年)2月。下関港に一人の小柄な男がいた。勝呂武尊(野村萬斎)。
日本全国を震撼(しんかん)させた「いろは殺人事件」を解決し、一躍有名人となった名探偵である。
小倉の軍事施設で起きた殺人事件を解決した勝呂は、これから下関駅に向かい、特別急行「東洋」に乗ろうとしていた。
特急「東洋」は、下関と東京を結ぶ日本初の寝台付き列車。皇室関係者や政府の高官も利用する最新鋭の超豪華列車。
ところが2月だというのに、特急「東洋」の寝台は満席とは!?
たまたま下関で再会した鉄道省の役人・莫(ばく)(高橋克実)の計らいにより、勝呂は無理やり一等寝室を確保してもらう。
朝10:40、下関を出発する特急「東洋」C58239。東京に着くのは翌日の朝である。
食堂車で勝呂は、実業家・藤堂(佐藤浩市)から身辺警護を頼まれる。
だが彼の横柄な態度に勝呂は申し出を拒絶した。
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深夜11:45、米原駅を出た後の関が原付近で、大雪~雪崩のために列車とその乗客・乗員たちは0:30頃から動きが取れなくなっていた。
その中で、藤堂が客室内で、12カ所もメッタ刺しされ他殺体となって発見される!!
絶命した後でも何度も刺しており、相当の恨みがあったと思われる。
しかも右利きと左利きが混在しており、複数犯行が浮上。
大きな謎は、護身用拳銃を持っていながら何故か抵抗していないこと。
藤堂の寝酒に睡眠薬、燃やされた紙 (汝 剛力聖子・・・と書かれた脅迫状か)、女物のハンカチ(Nのイニシャル刺繍)、パイプクリーナー、MARVIN懐中時計(夜1:15で針停止)などと、多すぎる手掛かり。
状況証拠から、犯人は寝台車の乗客の中にいると判断した勝呂は、線路が復旧するまでに事件を解決してみせると約束する。
*
勝呂は、犯人の動機は、5年前の1928年(昭和3年)夏に起こった、剛力家の令嬢が誘拐され身代金を奪われた上に殺害された悲劇に始まる、「復讐」であると推理する。
剛力大佐(石丸幹二)、その夫人・曽根子(吉瀬美智子)、メイドの小百合(黒木華)を襲った不幸。
首謀者として裏社会の笠原健三(通称・笠健)を、神奈川県警西山手署が逮捕したが証拠不十分で釈放され、藤堂修と改名し事業を興したと噂された。
その敵討ちを仕掛けたのは誰なのか。
*
勝呂は、莫と医師の須田(笹野高史)を助手代わりにし、車掌の三木(西田敏行)に加えて、寝台車の乗客12人を1人ずつ尋問して行く。その12人とは、身分も職業も全く違う人々。
5人を尋問したところで、時系列に整理。
藤堂を訪れた人間
11時頃、執事・益田(小林隆)
11時過ぎ、秘書・幕内(二宮和也)
11:25、呉田(八木亜希子)
11:45、米原駅停車
0:30、雪崩で立ち往生
0:37、魘(うな)された藤堂が車掌を呼ぶ
1:15、懐中時計が止まる
1:17、羽鳥夫人(富司純子)が車掌を呼ぶ
残りは8人。
轟侯爵夫人(草笛光子)、轟侯爵夫人のメイド・昼出川(青木さやか)、
外交官の安藤伯爵(玉木宏)、安藤伯爵夫人(杏)、能登陸軍大佐(沢村一樹)、
万年筆の販売員・羽佐間(池松壮亮)、博多の輸入自動車のセールスマン・保土田(藤本隆宏)、家庭教師の馬場(松嶋菜々子)。
WHODUNIT? (= WHO DONE IT? 誰がやったか)
この中に犯人は必ずいる。警察の助けは一切ない。科学捜査もなかった時代。
勝呂は、容疑者たちの証言だけを頼りに、次第に真相へと近づいて行く。
証言を得ても尚、正体不明の人物
赤いガウン(背中に龍)の女
車掌に変装した人間
長い尋問が終わる頃、灰色の脳細胞を駆使し、名探偵・勝呂は或る解に辿り着く。
それは、誰もが想像し得なかった驚くべき結論。
藤堂が絶命したのは1:15ではなく0:37なのか??
寧ろ1:15にアリバイがあった者が怪しい。
何と!! それは全員。相互にアリバイ証明し合っている。
次に、その中で剛力家の関係者は??
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第2夜は、三谷幸喜のオリジナル(改変)。
犯人たちの視点で、再び事件を振り返り犯行に至るまでの経緯を丹念に描く、再現ドラマ。
それは綿密な犯罪計画に裏打ちされた、驚愕の復讐物語だった。





