1/8(木)、京橋散歩

以前、警察博物館(中央区京橋3-5-1)へ展示会を見学した際、

風格ある店舗を見掛けた「美々卯 京橋店」(京橋3-6-4)で、うどんランチセットを食べた。

 

店内に「春の七草」が展示されていた。昨日朝、粥(かゆ)は頂きました。

 

チェーン店はファストフード的な店舗が多いので、発祥まで知らなかったのだが、大阪・堺の料亭と知った。


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ブリジストン美術館(京橋1-10-1)の前を通ると、抽象表現主義の「ウィレム・デ・クーニング展」(1/12まで)のディスプレイあり。

 



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我々の今日は、「生誕130年 川瀬巴水展 ~郷愁の日本風景~展」を鑑賞。

 

1/2(金)~1/12(月・祝)

日本橋タカシマヤ 8Fホール(日本橋2-4-1)。

事後にクーポンがあったことを知る。 川瀬巴水展 WEBクーポン100円割引

内容が充実していて満足。これだと10(土)~12(月・祝)はよく見ることができるだろうか?


版画家・川瀬巴水(はすい、1883/5/18~1957/11/7)の回顧展。


旅に出てはスケッチをし、東京に戻っては版画を作る暮らしを続けた 巴水の旅程は日本全国に及んだ。 生涯に残した木版画は600点を超え、「昭和の広重」とも称えられている。
巴水が選んだのは、かつて日本の何処にでもあった風景である。


巴水の名を世に知らしめたのは、関東大震災(1923/9/1)の後に東京を描いたシリーズであり、被災した巴水自身が拘(こだわ)ったのは、震災前と変わらぬ情緒ある東京だった。そこには、失われ行く風景への独自の思いが込められていた。


ところが87年半後、再び未曾有の東日本大震災(2011/3/11)被災を切っ掛けとして、今また、郷愁を誘うその風景に注目が集まっている。今や何処にも存在しない、しかし懐かしい風景ばかりなのである。「日本再発見」の旅を楽しもう。



【特に印象に残った作品】


17若狭久出の浜1920
 
19金沢浅野川1920
 
33春のあたご山1921
 
50金沢下本多町1921
 
60尾之道千光寺の坂1922
 
63島原九十九島1922
 
66木曾の寝覚1925
  N/A
77秋田八郎潟1927
 
81芝増上寺1925
 
87洗足池1928
 
95馬込の月1930
 
100手賀沼1930
 
109鶴岡八幡宮1931
 
126日本橋(夜明)1940
 
135石の巻の暮雪1935
 
138大坂宗右衛門町の夕1933
 
148上州法師温泉1933
 
149房州鴨川1934
 
151越ケ谷の雪1935
 N/A
170西伊豆木負1937
 
187埼玉田宮村1941
 
213裏磐梯青沼の朝1949
  N/A
218時雨のあと(京都南禅寺)1951
 
227平泉金色堂1957