TBSスペシャルドラマ 『このミステリーがすごい!~ベストセラー作家からの挑戦状~』


12/29(月)21:00~23:09


<TBS × 宝島社>が年末の一夜に贈る、とっておきの上質な時… この冬、最高に贅沢なスペシャルミステリー!
“このミステリーがすごい!”大賞受賞の作家4人=海堂尊・中山七里・乾緑郎・安生正が書き下ろした、短編小説集 「このミステリーがすごい ! 4つの謎」 

「このミステリーがすごい! 2015年版」宝島社・単行本2014/12/10刊



に収録された4話をオムニバス形式でドラマ化。



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【全体構成】 高山暢比古
【企画・プロデュース】 高橋正尚
【製作・著作】 TBS



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【ミステリー案内人】

構成: おかざきさとこ、酒井義文
演出: 有川崇


大森キリカ: 樹木希林・・・ベテラン編集者

小森マタ : 又吉直樹(ピース)・・・ミステリー作家


「希林さんのアドリブが面白すぎる」
「リハーサルで提案してその通りにやっているから、それはアドリブにはならないの」
「希林さんとの共演は緊張するんですよ」
「そんなことないでしょ。私の方がセリフは長いんですよ……。作家は“うーん”とか“え!”とか言っていればいんですけど、編集者はベラベラしゃべるから大変なんですよ。又吉さん、緊張しているようには見えない……」

 






撮影協力:

Victoria Wardrope店(千代田区神田小川町3-6)、リアルワールド(渋谷区猿楽町10-1)、湘南藤沢FC、東京工科大学、石原産業住宅、柏木MURA、コニカビジョン、佐野FC、佐野市文化会館、佐野市水道局、飛島建設、Thunder Bolt、飛行船、NPOたかはぎLS、AP&PP高萩事業所、日本大学藝術学部映画学科、他。





■ 『ダイヤモンドダスト』



【スタッフ】


原作: 安生正の『ダイヤモンドダスト』

脚本: 髙橋麻紀

監督: 古澤健・・・『今日、恋を始めます』『ルームメイト』『クローバー』ほか

プロデューサー: 神戸明

制作協力: 東宝映画



【キャスト】


[スポーツ用品店Victoria]

奥脇巧: AKIRA (EXILE)・・・社員・課長候補


明神和也: 山本耕史・・・社員、山登りが趣味


片桐吾郎: 神保悟志・・・幹部社員

坂下睦美: 高橋ユウ・・・本社スタッフ、巧の恋人

安西信一: 原田新平・・・本社スタッフ


佐伯春奈: 濱田万葉、佐伯未来: 須田理央(子役)・・・避難して来た母娘

税所(さいしょ)伊久磨
池田宜大・・・アナウンサー(声)
村田智宏・・・気象予報士(声)



【あらすじ】




大寒波が襲来し大雪に見舞われた首都・東京。
その夜、スポーツ用品店Victoria本社で働く二人の男、奥脇巧(AKIRA)と明神和也(山本耕史)は、翌日に迫った新店舗・新宿南口店の開店準備に追われ、残業を余儀なくされていた。
夜が更けるにつれ暴風雪はますます強くなるばかり。

都市インフラが機能停止に陥るパニックの中、準備中のLUMINE EST内新店舗で停電に遭い、作業を中断せざるを得なくなった2人は、奥脇の決断で新店舗から歩いて本社に戻ることにする。
奥脇は恋人の誕生日をホテルで祝いたい一心だった。

大都会の真ん中にいるにも拘わらず強烈な暴風雪が吹き荒れ、まるで雪山の中を歩くような感覚に襲われる奥脇と明神。
地下道に一旦、緊急避難。

明神が手を差し伸べた行きずりの母娘が加わった4人で、再び会社へ向かう。
容赦なく襲い掛かる暴風雪の猛威の恐怖。
2人はやがて互いの秘密や欲望が剥(む)き出しになって行く。

最後に衝撃のラストが待ち受ける!
奥脇が凍死。酒とタバコが体温をより下げた。


 暴風雪シーンがお粗末だった。





■ 『残されたセンリツ』



【スタッフ】


原作: 中山七里の『残されたセンリツ』

脚本: 渡邉真子、髙橋麻紀

監督: 金子修介・・・『デスノート』『あずみ2』『ガメラ大怪獣空中決戦』ほか

プロデューサー: 臼井正明

制作協力: シネムーブ



撮影協力: 栃木県佐野市(田沼町など)



【キャスト】


多岐川真由: 川口春奈・・・玲とは不仲の娘・ピアニスト
[少女期: 舩山由叶(ふなやま・ゆな、子役)]

多岐川玲: とよた真帆・・・天才ピアニスト、恩師との不倫の末に真由を産んだ


美能忠邦: 長谷川初範・・・玲の恋人・リサイタル主催者、産業廃棄物リサイクル会社社長

安住鷹久: 佐藤二朗・・・玲の元恋人・マネージャー


河原崎雄二: イッセー尾形・・・刑事

佐藤: 高崎翔太・・・刑事
兒玉宣勝・・・検視官



【あらすじ】


天才女流ピアニストとして名を馳せる多岐川玲(とよた真帆)が3年ぶりにリサイタルを開いた。
会場は栃木県北関東市民ホール。
生涯で最高の演奏と言わしめる玲の超絶技巧なリスト演奏は聴衆を魅了し、リサイタルは賞賛の嵐で幕を閉じる。
そして客席の誰かに向かって、何か呟く唇。




ところが、絶賛の拍手が鳴り止まない会場を後にした直後、玲は控え室で謎の死を遂げる。
玲の傍らに転がっていたのは青酸カリが混入されたコーヒーの入ったボトルが一つ……。
鑑定で、シアン化カリウムの他に不純物としてマンニトール・アルキッド-3が検出された。

現場に出入りできたのは、長年連れ添ったマネージャーで元恋人の安住鷹久(佐藤二朗)とリサイタルの主催者で現在の恋人である美能忠邦(長谷川初範)、
そして玲と同じくピアニストで、玲とは不仲だった娘の多岐川真由(川口春奈)の3人だった。
真由は少女期、玲に放置され児童虐待で通報されていたのだ。

捜査を担当する刑事の河原崎雄二(イッセー尾形)は、彼独特の含蓄ある人間観察によって、玲と3人の間に隠された意外な愛憎劇に辿り着く……。

 

ラストに残されたのは、“戦慄”の真実と、悲しく響き渡る“旋律”だった――。

玲は井戸水を常用し水銀中毒に侵されていた。





■ 『カシオペアのエンドロール』



【スタッフ】


原作: 海堂尊の『カシオペアのエンドロール』

脚本: 永田優子

監督: 大谷健太郎・・・『NANA』『約三十の嘘』『黒執事』

プロデューサー: 都築歩

制作協力: ラフ・アット



【キャスト】


望月ゆかり: 藤原紀香・・・人気女優、道明寺の恋人


樫村愛菜: 川島海荷・・・若手女優

河村里美: 落合萌・・・オーディション合格者


吉川かなえ: いしのようこ・・・プロデューサー

加茂泉: 矢吹春奈・・・アシスタントプロデューサー

道明寺: 田中要次・・・映画監督


加納: 吉田栄作・・・警視正、チョー甘党

玉村: 浜野謙太・・・刑事



【あらすじ】


札幌から上野に向かう豪華特急列車カシオペアのスウィートルームで起きた密室殺人事件。
殺されたのは乗車していた人気シリーズ映画『』貴婦人刑事(デカ)の撮影隊で、その中で唯一の男性である映画監督の道明寺(田中要次)だった。

撮影隊で貸し切りになっていたスウィートルームに出入りできるのは、道明寺と共に乗車していた4人の女たち……。
女盛りをちょっと過ぎたプロデューサーの吉川かなえ(いしのようこ)、
無駄に色気満々のアシスタントプロデューサー・加茂泉(矢吹春奈)、
今回のオーディションで大抜擢された新進気鋭の若手女優・樫村愛菜(川島海荷)、
そして国民的人気を誇る人気シリーズ映画の主演女優・望月ゆかり(藤原紀香)だった。

それぞれ一癖も二癖もある容疑者の女たちを相手に、
偶然、出張で同乗していた2人の刑事、スウィーツ好きの変人警視正・加納(吉田栄作)と部下の玉村(浜野謙太)が捜査に乗り出す……。

 


道明寺が買った香水のレシートが現場に落ちていた。
Chouette 8,400x3コ、Dione 16,200x1コ

「痛ましいけど投げとけ」(勿体ないけど捨てとけ)

愛美と里美の関係


 叶姉妹の妹に負けず劣らず豊胸を強調する紀香様。





■ 『黒いパンテル』



【スタッフ】


原作: 乾緑郎の『黒いパンテル』

脚本・監督: 星護・・・『笑の大学』『僕と妻の1778の物語』ほか

プロデューサー: 柳川由起子

制作協力: 共同テレビジョン



【キャスト】


須藤: 勝村政信・・・建設会社の現場監督
[30年前の須藤: 兼原良太郎・・・若き戦隊モノのヒーロー俳優]


須藤栄子: 高橋ひとみ・・・良太郎の元妻
[30年前の栄子: 柳ゆり菜・・・若き戦隊モノのヒロイン女優]


須藤千明: 小池里奈・・・良太郎と栄子の娘


戸倉: 山本裕典・・・千明の恋人、古物商


二ノ宮:  城田優・・・戦隊モノの敵(ドラクル男爵)役の俳優


陣内将・・・建設会社社員
田辺: 小野了・・・建設会社ベテラン作業員
小島祐輔・・・金髪の建設作業員


田中信彦
高井正憲、神原智己・・・アナウンサー



【あらすじ】





中年半ばの須藤(勝村政信)は今でこそ建設会社に勤めるしがない現場監督だが、
30年前の20代、実は戦隊モノのヒーローとしてテレビで人気を博した駆け出しの役者だった。
須藤は当時共演者でヒロイン女優だった栄子(高橋ひとみ)と結婚し、現在は二十歳になる一人娘・千明(小池里菜)がいる。

或る日、須藤は栄子から須藤が役者当時に身に着け、仕舞い込んでいたヒーロー・ブラックパンテルの衣装とマスクを見せられ、30年前の出来事を思い出す。

それは須藤が出演する戦隊モノの撮影現場で起きた悲惨な事故だった。
当事、須藤が主人公の戦隊モノは佳境を迎え、最終回の撮影を行っていた。
ところが、そのロケ現場の廃工場(有明・京葉合板)で爆発・火災事故が起こり、須藤は先輩俳優で共演の敵役・ドラクル男爵を演じていた二ノ宮(城田優)を見殺しにしてしまったという苦い経験を味わったのだ。
久しぶりに衣装を見て自責の念が再燃する須藤。

その頃、小惑星が地球に最接近中。
また、あの廃工場跡が解体されるとの報道。

そんな中、須藤の元に娘の千明を誘拐したとのメールが届き、誘拐犯は須藤になんとブラックパンテルの姿で救出に来るよう指示して来る!
須藤は千明の恋人・戸倉(山本裕典)と救出に向かうが……。
悲哀に満ちた中年サラリーマンは、果たして娘を無事救出することができるのか!?


 勝村さんの表情だけはいかった。